フィリピンパブのママと店内でセックスしていたらケツ持ちの人身売買ブローカーの男に殺されそうになった話。

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フィリピンパブのママと店内でセックスしていたらケツ持ちの人身売買ブローカーの男に殺されそうになった話。

エロいい話

「チャイエス店外日記」

なかぞの 0 7,454 2023/03/30
フィリピン人ホステスのバックに付いている怪しい裏人脈や、人身売買ブローカーの話は、これまでにも何度か紹介してきました。

今回は、そんなフィリピン人ホステスといい関係になった私を待っていた最悪の結末、ちょっと怖い思いをしたエピソードについて語ってみます。

新店オープン

私がかつて勤めていた酒屋は、大阪市内のたくさんの飲食店に商品を納品していました。その中には韓国クラブやフィリピンパブが何軒かあり、そういった店に私はプライベートでもときどき遊びに行っていました。

当時、私はあるフィリピンパブの女の子をすごく気に入っていて、安月給の身でありながら月に何度も遊びに行くことがありました。その女の子の名前を、ここでは仮にサリナとしておきます。

サリナは見た目はあまりフィリピン人ぽくなく、韓国系の顔立ちをしていました。例えるなら、韓国のアイドルグループKARAのギュリみたいな感じの美人でした。スタイルも良く、店でボディコンドレスを着ていると、すごくエロい体つきをしているのが見て取れました。私は彼女といい関係になりたくて、同伴出勤にも付き合うなど、けっこうお金を使っていたと思います。

そのサリナが、働いていたフィリピンパブから独立して自分で店をオープンすることになったのです。フィリピンパブではなく、カウンターだけのショットバーを始めるのだと聞かされました。

「あなたの店でお酒買うから、マスター(酒屋の店主)によろしく言ってて?」

サリナにそう言われ、私はちょっと舞い上がってしまいました。配達に行くたびに彼女に会えると思い、まるで自分が彼女とふたりで店を始めるかのような気分になってしまったのでした。

ケツ持ちの男

彼女が新店をオープンすると聞いたときから予想はしていましたが、やはり開店資金などを工面した人物はべつにいました。彼女がそれまで働いていたフィリピンパブのバックに付いていたのと同じ人物でした。

いわゆる〝ケツ持ち〟というやつで、店に対して何かと世話をする(資金援助やトラブルの解決など)代わりに、売り上げの一部を「みかじめ料」として得たり、店のママやホステスをセフレなり愛人なりというかたちで囲ったりするわけです。

そのケツ持ちの男というのは元ヤクザで、人身売買ブローカーをしていました。フィリピンから女性を連れてきて(女性の家族から金で身柄を買う)、自分の息のかかったフィリピンパブなどで働かせるのです。

その男とは納品の際に何度も会ったことがありましたが、見た目からして怖そうでした。歳は50代なかばくらいでしょうか、スキンヘッドで凶悪そうな顔つきをしていました。言葉遣いは非常に荒く、つねに周りの人間を威嚇するような目つきをしていました。一体どんな人生を送ってきたら、こんな凶悪そうな顔になるのかと思ったほどです。

態度も横柄なんてものじゃなかったです。納品のために店に入って行っただけでにらみつけてきましたし、支払いの際にも金を投げて寄越してきました。

ママやホステスに暴力をふるっている現場を目撃したこともありました。罵声を浴びせられ蹴とばされている女の子や、ビール瓶で何度も頭を小突かれ泣いている女の子もいました。

そんな歩く暴力みたいな男とはかかわりたくありませんでしたが、アジア系外国人の店の周辺には決まってそういう人物がいましたから、酒屋の配達の仕事をしているかぎりは避けて通ることができなかったのです。

私自身も、その人身売買ブローカーの男に罵声を浴びせられたことがありました。新店オープンから数日後、サリナの店に納品に行ったとき、男からお祝いの花を片付けてくれと言われたのです。花は20本くらい飾ってあったと思います。

「邪魔やから全部持って帰ってくれ!」

そう言われたのですが、うちは酒屋ですから、そんなに大量の花を捨てる場所などありません。持って帰ったら店主に怒られると思いました。

「ビルの下のごみ捨て場に出しておいたら回収してくれますけど…」

私はビビりながら恐る恐る言いました。

「なんやとっ、ぼけっ!トラックに積んで持って帰ったらええだけやろがっ!それぐらいできるやろがいっ!さっさと持って帰れ、あほっ!」

男は大声で怒鳴り散らしました。

私は恐怖でその場から動けなくなり、呆然としていました。

「は、はい…わかりました」

なんとか声を絞り出し、がくがく震える足で店から出ようとしたとき、サリナが助け舟を出してくれたのでした。

「あなた、いいよ、置いといて。ワタシがやるから」

そう言って私の背中にそっと手を当て、早く店から出るよう促しました。

「あなた、ごめんね。あの人うるさいから。気にしないで」

サリナはそう言い、ニコッと笑いました。私はとりあえずホッとして、まだ少し震える足でエレベーターに乗り込んだのでした。

彼女といい関係に

人身売買ブローカーの男の存在は恐怖以外のなにものでもありませんでしたが、私はやはりサリナのことが好きだったので、その後も彼女の店にはよく足を運び、同伴することもありました。

いちどアフターにも付き合ったことがあり、そのときにホテルにも行きました。彼女は酒が入るとちょっと開放的になりすぎるところがあって、私が冗談半分で誘ったにもかかわらず、何のためらいもなくホテルへ行くことをオーケーしてくれたのでした。

フィリピン人女性とセックスをするのは、そのときが初めてでした。日本人女性とはちがい、ベッドの上でもかなりテンションが高かったです。あそこから溢れ出てくる愛液の量も多く、彼女が四つん這いになってお尻を突き出すと、透明のものがとろーっと滴り落ちてきて、電マを押し当ててやると、「ぎゃー、ぎゃーっ!」というものすごい奇声を上げて昇天してしまいました。

フェラチオをしてもらったのですが、そのすさまじい圧力に私は恐怖を覚えました。吸引力の強い掃除機か何かで吸われているみたいで、イチモツがちぎれてしまうのではないかと思った私は、彼女に負けず劣らず「ぎゃー、ぎゃーっ」と奇声を上げてしまいました。

正常位で挿入すると、私が腰を動かすタイミングに合わせて自ら腰を打ち付けてきました。だんだん気持ちよくなってきた彼女は、私の勃起したイチモツが折れてしまいそうなくらい何度も腰を浮かし、体をのけ反らすと、またしても奇声を上げて昇天してしまいました。

私のほうはイチモツが折れそうで痛みを覚え、あまり快感を得られず、最後は自分で手コキしてフィニッシュしました。


それからしばらく経って、いつものように彼女の店に納品に行くと、ドアに鍵がかかっていて、ノックしても応答がありませんでした。

サリナに電話をかけると、「いま向かってるから、もうちょっと待ってて」と言いました。なんとなく普段とちがう話し方で、言葉がおぼつかない感じでした。

店の前で10分ほど待っていると、彼女がやってきました。えらくニコニコしていて、顔を合わすなりハイテンションで話しかけてきました。

「友達とパーティーやってた。朝からずっと飲んでた」

彼女はあきらかにほろ酔い加減で、私のほうへベタベタとすり寄ってきました。彼女の顔はいつでもキスできそうな距離にありました。

納品するビールを冷蔵庫に入れている最中にも、彼女は私に近づいてきて尻を撫でたりしてきました。いつになく開放的になっている様子のサリナを見て、私が下心を丸出しにしてしまったのは言うまでもありません。

ケツ持ちの男に殺される!

納品を終えた私は、納品書を渡す際にさりげなく彼女の手に触れてみました。彼女はニヤッと笑みを浮かべると、予想通り私の手を握り返してきました。その流れのまま彼女のほうから顔を近づけてきてので、迷わずキスをしました。

ディープキスをしながら、サリナは自分の下半身を私の下半身にぐりぐりとこすりつけてきました。私が尻を愛撫すると、彼女はミニのタイトスカートをまくり上げ、片方の脚を上げて股間を私の勃起した部分に押し当ててきました。

もう我慢できなくなった私は彼女のTシャツをまくり上げてブラジャーも剥ぎ取り、露わになった豊満な乳房を思いっきり揉みしだいてやりました。乳首に舌を這わすと、彼女は上半身をのけ反らせて喘ぎ声を上げ始めました。

ガッチガチにフル勃起したイチモツからはすでに我慢汁が溢れ出してきていて、早く挿入したくてたまらない気分になっていました。私は彼女のスカートを下半身が完全に露出するまでまくり上げ、Tバックの下着を引き下ろすと、愛液でぐちょぐちょに濡れている割れ目に指を這わせました。

彼女はひときわ大きな喘ぎ声を上げながら、自ら片方の脚を持ち上げ、濡れ濡れのマ〇コを見せつけてきました。もうこれ以上我慢できないところまで来ていた私は、ズボンとパンツを下ろし、彼女のマ〇コに挿入しようとしました。

そのとき、カウンターの上に置いてあった彼女のスマホがけたたましく鳴り出したのでした。私は驚くと同時にイラッとし、思わず舌打ちしてしまいました。

彼女のほうもイライラした様子でカウンターの上のスマホに手を伸ばしましたが、着信画面を見て急に溜め息をつきました。

「あの人から。ごめん、ちょっと待ってて」

電話に出る彼女。「あの人」と言った瞬間、それが誰なのか私は察してしまいました。嫌な予感がしました。

「あー、いまダメ。これから店に向かうところ…」

どことなく焦っている様子の彼女。するとそのとき、スマホから相手の男の声が漏れ聞こえてきたのでした。

「なんであかんねん!おまえ、店に男連れ込んどるんとちゃうんか?ええっ?そやろがっ、正直に言うてみい!」

「ちがうよ!まだ家にいる。今から店に行くからもうちょっと待ってて!ダメダメ!ワタシ時間かかるから、あなたゆっくり来て!」

なんとなく状況を理解した私は、あわててズボンとパンツを穿こうとしましたが、焦っている上に手が震えてうまく穿けませんでした。我慢汁で濡れそぼったイチモツは完全に萎えてしまっていて、通常の半分くらいの大きさまでしぼんでいました。

「あの人、いまエレベーターでこっちに来てる。どうしよう…」

電話を切った彼女がそう言いました。

一巻の終わりだと思いました。人身売買ブローカーの男に殺されると思いました。彼女もいっしょに殺されるかもしれない。なぶり殺しにされたうえ、ヤクザが経営する産廃処理施設の硫酸プールに放り込まれて跡形もなく溶けてしまうのかもしれない…。バラバラ殺人を犯して山林に遺体を遺棄するのは素人のやり方。ヤクザは証拠を残さずにやる…。

私は目の前が真っ暗になり、その場に呆然と立ちすくんでいました。
サリナが横で電話をかけ始め、タガログ語と思われる私の聞き取れない言葉で早口で話していました。

そのとき、店のドアをノックする音がして、男の怒鳴り声が聞こえてきました。

「おーい、中におらんのかい!おったら開けろや!」

私は恐怖のあまり膝が震え、小便を漏らしそうになりました。金玉は通常の三分の一くらいまで縮み上がっていたと思います。

「あなた、もう大丈夫。妹が来るから」

サリナが言いました。

彼女の妹(実の妹なのかどうかはわかりません)が今からここへ来て、人身売買ブローカーの男を連れ出してくれるというのです。男は彼女の妹のことをたいそう気に入っているらしく、妹の言うことならなんでも聞くのだと、サリナは言いました。


しばらくすると、男の怒鳴り声やドアを叩く音は聞こえなくなり、まもなくサリナのスマホに電話がかかってきました。タガログ語で二言三言しゃべったあと、「もう大丈夫よ」と私に言いました。

ほっと胸をなでおろした私。サリナとさっきの続きをしてみたい気持ちはありましたが、やはり今日はやめておくべきだと思いました。ここでのんきにセックスなんかしていたら、いつまたあの男が戻ってくるかわかりませんから…。


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この記事を書いた人

なかぞの

大阪府生まれ。22歳で文芸同人誌に参加。文学・アート系雑誌での新人賞入選をきっかけに作家業をスタート。塾講師、酒屋の配達員、デリヘルの事務スタッフなど様々な職を転々としたのち、現在はフリーライターとして活動中。足を踏み入れるとスリルを味わえそうな怪しい街並み、怪しいビルの風俗店を探し歩いている。

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