「NK流」という本番フーゾクとともに風俗街自体が消滅した西川口の今は?

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「NK流」という本番フーゾクとともに風俗街自体が消滅した西川口の今は?

中川デイブ 0 3,057 2019/06/06
かつて西川口(埼玉県)という土地は、関東では名の知れたソープ街でした。それが時代の変化とともに箱ヘル、イメクラ等の非ソープ風俗も雨後のタケノコのごとく乱立して“一大フーゾク・ゾーン”を形成していたんです。

西口フーゾク街はゴーストタウン化へ

オレが西川口風俗の衰退をレポートしたのは15年前でした。この時はすでに、あんなにも隆盛を極めた箱ヘルやイメクラの看板もなく駅西口全体がひっそりとした佇まいだったのを覚えています。
 
そうなった主な要因として挙げられるのは、2000年を前にした「当局の取り締まりと浄化運動推進の行政側の気運」だったのでしょう。昼間の町中で取材すると、匿名を条件に重い口を開いてくれた商店主さんら数人が、そのような事を教えてくれたのでした。
 
そもそも当時はフーゾク店の呼び込みや客引きが歩道上まで出てきていたので、地元住民からの苦情が常にありました。おちおち帰路につけないのですから、当然といえば当然です。
「恐いから」と遠回りしていた女性もいましたし、“子供たちの教育上好ましくない”という声も挙がっていました。
 
客引き禁止の条例を作っても“イタチごっこ”というのが現実でしたし…。しかし、「NK流」という言葉が生まれて、風俗情報誌や実話誌などで“ホンバンのできる店”が乱立していると紹介されたのが結果的に自分の首を絞める形になってしまったのでした。
このNK流というのは、言わずと知れた“本フーゾク”プレイの隠語で、本番プレイの総称みたいになっていました。一説によると200店はあったと言われています。
 
そして、やはりやり過ぎたのがいけなかった!折しも埼玉県ではインターハイや国体の開催が相次いで行われる予定があったので、ここぞとばかりに行政、当局、保健所らの一斉取り締まりにあって「それこそ、『あっという間に』フーゾクの灯りが消えてしまった」のでした。
 
その騒ぎがあったあとに冒頭で述べた取材で街を訪れたのですが、その時に風俗商売をしている残党に話しを聞けないかとウロウロしていたんです。すると、偶然にも路上で声をかけてきた男性がいました。
 
その男はケータイ(スマホじゃないよ)の写メを見せて、「この中のコなら、今から案内できるよ。看板出してないけど、そこのビルでやってるから」と路肩に移動して小声で話しかけてきたのです。
正体はアングラ営業店の客引きで、このような形で営業しているのでした。私は潜入が目的ではなかったので、「話しを聞かせてよ」と取材の旨を説明しましたが「そういうのは、やってないから。書いてもいいけど、(何があっても)知らないよ」と言って足早に去っていったのでした。
 
このニュアンスはシステムの事なのか、私の身を案じての忠告なのかは確認のしようがありませんでした。ただ言えるのは、そのやり取りのあとに、同じような路上の男たち数人が私の視界から消えた事だけです。

フーゾク店が消えた影響

こうした「アングラ営業」も長くは続かずに、こうしてもとからのソープ店を除けばほとんどのフーゾク店がなくなったわけです。
 
これで地元住民の方々も客引きに呼び止められずい、安心して家路につく事ができるようになったのです。
ところが、「健全ならそれでいいか」というと、そうは済まされません。お店がなくなればキャストの嬢や従業員だけではなくて、フーゾク店に関わってきた業種も不景気に見舞われたのです。
 
まずは近所のドラッグ・ストアの売り上げに影響が出ました。ティッシュやウェットティッシュ、シャンプー類、うがい薬(イソジンなんかの)が大量に消費されていたのですから納得ですね。それと、タオル、オシボリなどのリネン類のリース会社も。
 
加えて嬢は出勤したら原則、外出禁止なので出前を取っていたラーメン屋や弁当屋も大打撃だったみたいですよ。
客同士で飲みに行く居酒屋(入店前に勢いをつけたり、退店後に嬢の品定めを発表しあう場としても必要)もしばらくは閑古鳥が鳴いていました。
あと、意外だったのは花屋ですかね。こちらは、勤務を終えた嬢たちがホストなんかに行く時に買っていく花束が売れなくなるわけですから、こちらも大きな痛手です。
 
このようにフーゾク街が消滅した裏には、一見何の関係のないような商売にも影響を与えていた事が分かります。町の健全化にはもちろん賛成だけれども、そこで生活の糧を受けている人たちもいるわけです。この動きは、何だか社会の縮図を見るようで切なかったですね。
 
こうして、大きな爪痕を残して埼玉一といっても過言ではなかった風俗街が姿を消したのでした。

追記:現在の西川口は?

現在の西川口界隈はどうなっているのか、気になって歩いた事があります。すると、そこにはリトル・チャイナと呼んでもおかしくないほどの中華料理屋が軒を並べていて驚きました。
 
客層を見てみると、(私が訪れた2019年2月末日には)日本人と中国人が6:4くらいでしたかね。それも、四川料理だけではなく、広東や福建などの「中華屋さん」が多数あってバラエティーに富んでいました。比較的安価で本格的な味の中華料理屋の味を食べられるのが良かったです。中華料理ファンなら、1度は踏み入れたい場所ですよ。
常連らしい日本人客に聞くと「川口は中国の人が多いから、それで安くて旨い中華料理の店が多い」との事です。
 
調べてみると、川口市の人口約60万人のうちの3万3000人が中国人です。同市内の芝園団地は日本人の老人と中国人の入居者で成り立っているようなものだとか。そういった人たちのニーズで中華料理の店も増えていったのは容易に考えられます。
 
かつてのフーゾク街がリトル・チャイナタウンに変貌しているとは…。箱ヘル&NK流黄金時代を知る身としては隔世の感がありました。



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この記事を書いた人

中川デイブ

手書き時代から昭和、平成、令和と、様々な記事を書き散らかすのが好きな老ライター。「政治から風俗まで」が守備範囲だが、狭く浅いのが特徴。プライベートでは、デリよりもテレクラや「出会い系」を好む。57歳・現在独身。只今、終活中及び花嫁熱烈募集中。

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