あなたには、変わった性癖はありますか?
人には言えない秘密の性癖。
人に迷惑をかけてしまう性癖は妄想の中にとどめておかないといけませんが、常人には理解できない境地の性癖を持っている方も多数存在します。
人じゃないものに興奮を覚える方も多いのではないのでしょうか。
機械性愛〜メカノフィリア〜
自動車、オートバイなどの機械への性的嗜好。
バイクの排気口にちんこを突っ込んでみたり、車のシフトレバーをまんこに挿入してみたり、車の運転中にエンジン音に興奮してオナニーをしちゃったり。
本気で車を愛し、夫婦生活を送る方もいます。
世界びっくりニュースで目にした方も多いかもしれません。
メカノフィリアは幅広く乗り物だけではなく、機械に性的興奮を覚えます。
力強い、無機質な感覚が好きな人にはたまりません。
男女ともに、幼少期から目覚めることの多い性癖。
ただ単に、車でセックスするのが好きな人は、メカノフィリアではなさそうです。
人間に興味がなく、機械に恋して、欲情する方がこの性癖をお持ちですね。
バイブやファッキングマシーンなど、性器を模して作られた性玩具に興奮する方に関してはメカノフィリアには分類されていないようです。
ですが、メカノフィリアの入口として、振動音を聞いたら性衝動が沸き起こる方は、機械を愛する可能性があります。
感情のない無機物が恋人だと、余計なこと考えなくていいので、ストレスが減るかも。
機械は日常生活で、私たちを助けてくれますし、いざという時にも頼りになる。
恋に落ちる気持ちは理解できます。
列車性愛〜サイダロドロモフィリア〜
メカノフィリアにも似ているサイダロドロモフィリア。
ただの鉄道オタクではありません。
電車が恋人。電車とセックスしたい。電車以外の何もいらない。線路と1つになりたい。吊り輪をみたら舐めたくなる。
鉄道に関わる無機物に興奮してしまう人は、サイダロドロモフィリアの可能性が高いです。
痴漢行為に興奮する方は全くこの性癖とは関係ありません。
シンプルに電車に性的興奮をしてしまい、乗車中興奮が止まらない方を指します。
電車の音がたまらなくて、社内でうっかりオナニーをしてしまう強者もいるとかいないとか。
(してはダメですよ。絶対ダメ。)
日本は鉄道網が発達していることもあり、サイダロドロモフィリアの性癖を持っている方は、世界的にみても多いとされています。
撮り鉄、乗り鉄、音鉄たちの延長にある最終形態の愛の形なのかもしれません。
私はゆるーい乗り鉄なのですが、ガチの乗り鉄のお友達にがっつりサイダロドロモフィリアの方がいます。
電車のシートをオークションで購入し、家に設置し、セックスをしています。
どうやってセックスをしているのか、シートとどうするのか?など詳細については、恥ずかしいそうで、教えてもらえなかったのですが、セックスの方法について、今後取材必須です。
カンヌ国際映画祭でもメカノフィリア?
第74回2021年のカンヌ映画祭でパルムドールを受賞した
見る人を選ぶ、ぶっ飛びフランス映画です。
ざっくりあらすじを紹介すると、主人公が車とセックスをして妊娠して、いっぱい人殺すっていうお話。
機械性愛を取り入れ、主人公は何度も車と交わるのですが、深く考えると脳がぐにゃぐにゃになってしまうので、最初はながらみがおすすめです。
ですが、世界的な映画祭でも取り上げられたメカノフィリア。
今後理解が進んでいく予感がします。
この世には、様々な性癖があります。
全てを理解できるわけではないし、少数派であることに違いはありません。
他者を巻き込み、迷惑をかけてしまう性癖については、度々問題になります。
妄想は自由なので、どうか衝動を抑えて妄想の中で発散してほしい。
犯罪行為については、絶対してはいけないと思います。
ですが、気持ち悪いと自分と違う他者の存在の全てを否定するのではなく、へえーそうなんだくらいの距離感で接していきたいですね。
あなたが気づかなかった、自分の新しい性癖が目覚める日も近いかも。