以前、ツイッターでも作品を紹介させていただいた、AV女優の本庄鈴(ほんじょう すず)さん。この人を初めて見たとき、何かビビッと来るものがあり、それ以来、私は彼女のファンになってしまいました。
1万人の期待を集めてデビュー!
2018年、SODクリエイトからAV女優としてデビューした本庄鈴さん。
デビュー当時の彼女は清楚系の可愛らしいルックスで、どことなく女優の「のん(能年玲奈)」みたいなほんわかした雰囲気がありました。しかし作品リリースを重ねていくごとに、徐々にきりっとした大人の表情に変わっていき、いつしか現在のクールビューティーなイメージが、本庄鈴の代名詞と言われるようになっていきました。
平成の竹内紗里奈、令和の本庄鈴。
私がいちばん最初にビビッと来た作品は、『誰もが振り返る長身パンツスーツOLと禁断の社内性交』という社内恋愛ものでした。
じつはこのときの本庄鈴さんのイメージが、かつての竹内紗里奈さんと重なって見えたのです。
竹内紗里奈(旧芸名:村上里沙など)さんというと、気の強そうなSっぽい顔立ちで、クールビューティーなイメージで人気を博したAV女優です。すごく演技力のある女優さんで、2014年にAV界を引退してからは、映画女優として活動をスタートさせました。
その竹内紗里奈さんと、本庄鈴さんのイメージが、私の中でぴったり重なったのです。
クールなうえに妖艶さも持ち合わせていた竹内さんと比べると、本庄さんのほうは可愛らしい雰囲気がありますが、ふたりはすごく似ていると思いました。
竹内さんのほうが肉感のある体つきで背も高く、本庄さんはそれよりもう少し華奢な体型ですが、顔立ちはけっこう似ている気がします。ふたりともクールなイメージが似合う女優さんで、そこが一番の共通点かと思います。
〝平成の竹内紗里奈〟と〝令和の本庄鈴〟。
私はそんな風に呼んでいます。
素人っぽさが抜けないところが彼女の魅力
前出の竹内紗里奈さんは演技力の高さでファンを魅了してきましたが、本庄鈴さんはそれとは真逆で、演技ぽくないところが魅力の女優さんです。
竹内さんは、どんな場面でも演技することを貫いていたように思います。その演技力が非常に高いがゆえに、ひとつひとつの動きや表情がものすごくリアルに感じられました。
いっぽう本庄さんの場合は、2020年2月現在ですでに40本ほどの作品に出演していますが、いまだに素人感が抜けません。
セリフ回しは不自然な感じもなく、しっかり演技しているのがわかるのですが、絡みのシーンではほとんど自然体でやっている印象を受けます。演技ではなく、本気で感じているように見えるシーンが多々あります。
そのせいで体の動きや声の表情が乏しいと感じる視聴者もいるかもしれませんが、少なくとも私は、そんな素人っぽい彼女にすごく魅力を感じています。
そんな本庄さんの魅力をたっぷり味わえる作品が、『妻が旅行で不在中 義妹と夢中でハメまくった72時間30分』です。
男優さんはしっかり演技していますが、本庄さんのほうはけっこう素人感が出ていて、本物の恋人どうしの日常を見せられているようです。
FANZA動画のコメント欄を見ると、「画面が暗くて見えない」という意見がけっこうありましたが、私が実際に見たかぎりでは、それほど気にはなりませんでした。
たしかに邦画作品のような暗いトーンで撮影してはいますが、「暗くて見えない」ほどではありませんでした。
濃いめのメイクもバッチリ似合う!
本庄鈴がサキュバス(睡眠中の男性を襲い、誘惑して精液を奪う女性の姿をした悪魔)に扮した異色の作品、『本庄鈴が好きすぎてサキュバスを召喚してしまった僕』も面白いです。
設定上、本庄さんによる一方的な痴女プレイが展開されますが、彼女の渾身の演技が見られる数少ない作品のひとつでもあります。
絡みのシーンでも常に相手の男性を誘惑するセリフを口にしていて、他の作品に見られるような本気で感じている彼女ではありません(クライマックスで形勢が逆転して、彼女のほうが本気で感じてしまう場面が少しだけありますが)。
サキュバスに扮した彼女が、いつもより濃いめのメイクをしている点も、この作品の見どころのひとつです。薄化粧での初々しさも彼女の魅力ですが、濃いめのメイクをすると、また違った魅力が引き出され、この作品を見て、私はますます本庄鈴の虜になってしまいました。
新たな境地を開拓
本庄鈴の可能性をさらに広げるきっかけとなったのが、『無表情なカノジョの想い出』という学園ものです。
ドラマ仕立ての作品で、彼女のクールさと可愛らしさの両面がうまく生かされているうえ、演技の幅も広がり、本庄鈴が早くも新たな境地を切り開いたように思えました。
この作品を見た私は、すぐに自身のツイッター上でも紹介させていただきましたし、DVDも購入しました。ドラマとしても楽しめる内容になっており、おすすめの一品です。
『an・an』でモデルデビュー
2018年の1月にデビューし、瞬く間に人気AV女優の仲間入りをしてしまった本庄鈴さん。
同年8月には、女性ファッション誌『an・an』のグラビアページにモデルとしても登場し、注目を集めました。
じつはAV女優としてデビューする直前に、『週刊プレイボーイ』の袋とじにヌード写真が掲載され話題になったことがあったのですが、モデルとしての活動は『an・an』のグラビアが最初となっています。
これまでにイメージビデオ5本、写真集1冊を発表しており、AV女優としてだけでなく、モデルとしても今後の活躍が期待されています。
女優業にも進出
2019年に入ると女優業もスタートさせます。
セクシー女優6人が出演する舞台『無慈悲な光』が下北沢で上演され、人気を博しました。
人間でありながら人体実験の道具にされてしまう「マウス」と、実験にたずさわった科学者の葛藤を描いたストーリーで、エロ要素いっさい無しの舞台にセクシー女優ばかりが出演するということで話題になりました。
この2月には二度目の舞台出演(『くつ屋さんのおはなし』)も果たすと、さらにドラマにも初出演。ケンドーコバヤシ主演の『桃色探訪~伝説の風俗~』というドラマで風俗嬢の役を演じました。お笑いコンビ「かまいたち」のふたりも出演しています。
今後のさらなる成長が楽しみ
「FANZAアダルトアワード2019」において、デビュー作『本庄鈴 みなさまのおかげです。AV DEBUT』が作品賞(通販部門)を受賞。さらに「SOD AWARD 2019」では最優秀新人賞を受賞した本庄鈴さん。
2020年に入っても人気が衰える気配など微塵もなく、ますます飛躍していきそうな予感がします。
デビューからわずか2年で人気セクシー女優の仲間入りを果たし、AV作品のみならず、テレビやラジオ番組にも出演。モデル、女優としても活躍し、今後どのように成長していくのかすごく楽しみです。
ツイッターやインスタグラムでも情報を発信。イベントを開催してファンとの交流も行っています。大阪近郊でイベントがあれば、私もぜひ参加してみたいと思っています。
この2月に、早くも最新作がリリースされました。
この記事を書いている時点ではまだ動画配信のみで、DVDは発売されていません。
発売されたらぜひ購入したいと思っています。