今回は、飲酒して風俗へ行くことの危険性とデメリットについて、私自身の体験談、風俗で働く女性たちから聞いた話などを交えて解説してみたいと思います。
これから風俗へ行ってみようと考えている風俗初心者の人たちの参考になれば幸いです。
泥酔客の入店は原則お断り!
風俗店の公式サイトを見るとわかりますが、注意事項のところに「薬物使用者・泥酔者、その他雰囲気を著しく乱される方」の入店をお断りする文言が記されています。
見てわかるくらい泥酔していたり、受付で応対したときに呂律が回っていないような客は、まず間違いなく入店を断られます。
入店できたとしても、プレイ中に女の子に暴言を吐いたり乱暴な行為をしたときは即刻プレイを中断され、以後出禁になる可能性が高いです。
場合によっては警察に通報されたり、損害賠償請求されたりすることもあるので、飲酒して風俗へ行く時はくれぐれも注意しましょう。
プレイの最中に居眠りしてしまう
ほろ酔い加減で来店した男性客が、プレイの最中に寝てしまうことはけっこうよくあることです。
いちばん多いのは、1回フィニッシュして賢者モードに入ったあとウトウトし始めて、そのまま寝入ってしまうパターンなのだとか。
「ほんの数秒前までおしゃべりしていたのに、急にガァー!っていびきをかき始めたからびっくりした」と、あるホテヘル嬢は話していました。
中にはプレイの真っ最中に寝落ちしてしまう男性もいるそうです。
「クンニをされてるときに、お客さんの頭が急にガクッと落ちて、そのまま動かなくなったときはゾッとした」
私がデリヘルで働いていたとき、在籍嬢がそんな話をしてくれたことがありました。そのときはさすがに彼女もパニックになったそうです。
ホテルのフロントに通報しようと慌てて電話のほうへ駆け寄ったとき、その客がとつぜん目を覚まし、きょとんとしていたという話です。
プレイの真っ最中に急に寝落ちされると女の子も驚きます。下手すると119番通報されて騒ぎになる事もあるので気をつけたいものです。
小便をしようとしたら大便が出た!?
酒を飲みすぎた時に、たまにこういうことになってしまう男性はいます。
小用のために便器の前に立った瞬間、誤ってべつのスイッチが入ってしまい、大便を漏らしてしまったという、ちょっと恥ずかしい誤作動です。
駅の券売機のボタンを押したら、切符が出てきたと同時にお尻からウンコも出てきた、なんていう嘘みたいな本当の話もありました。
以前、とある中国エステの女の子がこんなことを言っていました。
「トイレからお客さんの叫び声が聞こえてきてママが驚いて見に行ったら、立ってする便器の前でウンチを漏らしてた」
プレイ後に店舗内のトイレに入った男性客が、小便をしようとして誤って大便を漏らしてしまったそうです。
その客は泥酔していたわけではなかったのですが、飲酒によって肛門括約筋が少し緩んでいたのかもしれません。
店内で大便を漏らすと店にも他の客にも迷惑がかかりますので、酒を飲んで風俗へ行くときは肛門をしっかり引き締めて漏れないようにしましょう。
セクキャバで暴発する客
これは意外とある失敗談の類です。
セクキャバは基本的に「抜き」サービスがないので、男性客が射精することはありません。
しかし、飲酒などで気が緩んでいたり、神経が過敏になっていたりすると、我慢できず暴発してしまう男性はいます。
恥ずかしながら私も、過去に一度だけ〝プチ暴発〟してしまったことがありました。店内でビールを飲みすぎたせいかもしれません。
店を出たところで違和感に気づき、駅のトイレで確認すると、少しだけ漏らしてしまっていました。
プレイルームを汚物まみれにした後輩の話
飲酒が過ぎて嘔吐してしまう例もあります。これは店に多大な迷惑がかかるので本当に気をつけないといけません。
私の塾講師時代の後輩が、飲酒したあとファッションヘルスへ行き、プレイルーム内で嘔吐した事件がありました。私と先輩講師、後輩の3人でその店に行ったのですが、あの時の惨状は今でもよく覚えています。
プレイ後、急に吐き気を催した後輩は、慌ててトイレに行こうとして部屋を飛び出したのですが、自分がいるのは2階で、トイレは1階にしかなかったことを思い出し、間に合わないと思いまた部屋へ引き返しました。
しかし、室内へ戻ったところでこらえることができなくなり、嘔吐。吐いたものが女の子の足にかかり、女の子もパニックに。
後輩は吐き続けながら室内のシャワールームへ駆け込もうとしたそうですが間に合わず、床一面にまき散らしてしまったのでした。
プレイルーム内は汚物まみれ、女の子の体も汚れ、後輩も着ていた服を汚してしまい、どうしようもない状況になってしまいました。
後輩と一緒に私と先輩も店長やスタッフの前で平謝り。店から損害賠償請求されるのではないかとビクビクしましたが、幸いそのような事態にはならず、出禁を喰らうこともなく済んだのでした。
その事件以降、私たちがその店に足を運ぶことがなくなったのは言うまでもありません。
風俗へ行ってホテルや店内のプレイルームで嘔吐してしまうと、本当に迷惑がかかります。大便も厄介ですが、まだ我慢のしようがあります。漏らす直前でこらえることはできます。
しかし嘔吐はいきなりやってきます。込み上げてきたときにはもう後の祭りです。飲酒して風俗へ行くとこういう危険性がありますから、くれぐれも気を付けてください。
最悪の場合、腹上死の可能性も!
「腹上死」とは性交中に急死することを言います。医学用語では「性交死」と言うそうです。セックスをしている最中に死亡する例は決して珍しくないと言われています。
日本国内での突然死は年間約75000人と言われており、そのうちの約0.6~1.7%が腹上死だそうです。死亡者数でいうと、年間450~1275人が腹上死している計算です。毎年これだけの人が腹上死しているとは驚きです。
死亡者数に幅があるのは、セックスの最中に亡くなる人だけでなく、セックスの数時間後、就寝中に突然死する人も腹上死の数に含めているからです。
直接の死因は心筋梗塞や脳出血が多いそうですが、腹上死した人の30%がセックスの前に飲酒していたことがわかっています。腹上死の年齢別の割合は、男性では30代が最も多く、次いで40代が多いというデータがあります。
ちなみに、女性の腹上死というものはほとんどないと言われています。これは心拍数や血圧の上昇度に関係しているそうです。
男性の場合、普段70前後の心拍数が、挿入時には120に、射精時には180にまで上昇します。血圧は、オーガズムに達した時に通常より80程度上昇すると言われています。普段の血圧が130の人だと、210くらいまで上昇するわけです。
いっぽう女性の場合、心拍数の上昇は男性とほとんど差はないものの、オーガズムに達した時の血圧の上昇度は男性の2分の1程度しかないのだとか。これが、女性に腹上死が少ない理由だと考えられています。
ただでさえセックスの最中は心拍数や血圧が上昇します。そこに酒が入ると、さらに上昇度は高まり、心臓や脳の血管に負荷がかかってしまいます。最悪の場合、腹上死を招いてしまうことがあるのです。
こういったかたちで亡くなる人の何割かは、風俗へ遊びに行って腹上死しています。腹上死した人の30%がセックスの前に飲酒しているわけですから、飲酒して風俗へ行くことがいかに危険か、おわかりいただけるかと思います。