M性感の店へ行くと、アナル責めや、ときにAF(アナルファック)が基本プレイとしておこなわれますが、私は正直苦手で、アナルはNGと必ず伝えるようにしています。アナルを責めるのも責められるのも、どっちも苦手なのです。
しかし過去に一度だけ、女性とのAFを体験したことがありました。後にも先にも、本当にそのとき一度だけです。
久しぶりのタトゥースタジオで
学生時代、友人とバンド活動をしていた私は、そのつながりで大阪のアメ村にあるタトゥースタジオに出入りしていました。そこの彫師夫婦や周辺の人たちと親しくなり、食事に行くなどの付き合いをするようになっていきました。
就職活動が忙しくなってからはバンド活動も休止し、タトゥースタジオにもほとんど顔を出していませんでした。
久しぶりに友人とふたりでタトゥースタジオを訪れたのは、私がとある役所へ入局することが決まり、下宿していた京都のアパートを引き払って大阪の公務員宿舎への引っ越しを終えた頃でした。
私たちがスタジオへ行くと、ちょうど顔見知りのアクセサリーショップ店員のユミさんが、友人の女性美容師を連れて遊びに来ていました。
ユミさんは私より5つ年上で、ファッション誌のストリートスナップの特集に何度も取り上げられたことがある、お洒落でカッコイイ雰囲気のお姉さんで、私にとっては憧れの女性でもあったのです。
彼女はいつもポールモールのタバコを吸っていて、そのときの雰囲気や仕草が恰好よくて、のちにその影響を受けて私もポールモールを吸うようになりました。
久しぶりに会った私たちは、バンド活動の話などで盛り上がりました(ユミさんとその美容師の女性もバンドをやっていました)。ユミさんはドラムを叩いていて、両腕にびっしりと彫られたタトゥーが印象的でした。美容師の女性はべつのバンドでボーカルをやっているそうでした。
その夜、私たちは4人でお好み焼きを食べに行きました。食事のあと、梅田までは4人いっしょでしたが、友人と美容師の女性が電車を乗り換え、私とユミさんふたりになりました。
「よかったらウチ来る?飲み直そうよ」
ユミさんに誘われ、私は即オーケーしました。就職が決まり、ちょっと開放的な気分になっていたのかもしれません。
ユミさんは梅田からひと駅の中津に住んでいました。昔ながらの文化住宅の2階に、彼女の部屋はありました。建物の外見からのイメージとは違い、部屋は広く、すべてが小綺麗にレイアウトされていました。室内はふたつに間仕切られ、ひとつはドラムの練習用に充てられていました。電子ドラムのセットと、レコーディング機材などが置かれてありました。
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コンビニで買ってきた缶ビールとおつまみを肴に、一時間ばかり音楽の話をしたあと、ユミさんのドラムセットや機材を触らせてもらいました。自分が持っているような安物のMTRではなく、デジタルの録音機材などが揃っていて、私は機械いじりに夢中になっていました。
私が慣れない手つきでドラムを叩き始めると、ユミさんが背後に回り、手を添えながらレクチャーしてくれました。彼女の長い髪が私の首筋に触れるたびにゾクッとしました。どうも彼女は必要以上に体を触れさせてくるようで、手はドラムを叩きながらも、私の股間は今にも暴走してしまいそうでした。
そんな私の心情を見抜いたのか、ユミさんは不意にクスッと笑うと、「今エッチなこと考えてたでしょ?」と言いました。私はドキッとして、ドラムを叩く手を止めました。
「エッチしよっか?」
彼女の言葉に、私は頷きはしなかったものの、照れくさそうに口もとをゆがめました。
その瞬間、スイッチが入ったように、彼女が私に覆いかぶさってきたのです。私はドラム用の椅子から転げ落ち、床に仰向けになってしまいました。ユミさんは私の顔を舐め回し、舌を入れて激しくキスをしてきました。
驚いた私はほとんど息を止めた状態のまま、彼女のキスを受け入れていました。ユミさんは私の服を脱がして上半身を裸にすると、胸やお腹を舐め回してきました。私の股間はすでにフル勃起状態で、今にも暴発してしまいそうなほどでした。
それを察知したのか、ユミさんは素早く私のズボンをずり下ろすと、こんどは彼女が服を脱ぎ始めました。ブラジャーだけになった上半身には、びっしりとタトゥーが入っていました。両腕のタトゥーは何度か見たことがありましたが、胸やお腹、背中側にもたくさん彫られていたのです。
ユミさんがジーンズも脱ぎ始めたので、私も自分のズボンを脱いでしまいました。
彼女は下半身にもタトゥーを彫っていました。左側の尻から足首にかけて、びっしりと絵が描かれてあり、私は呆然と眺めてしまいました。
こういう全身タトゥーの女性の裸を雑誌では見たことがありましたが、現実に目の当たりにすると、けっこうどぎついものがありました。この体に触れていいものなのかどうか戸惑ってしまいました。
人生初バイブ&初アナルファック!
「背中こすってくれるかな?」
バスルームで体を洗っているとき、彼女が言いました。
私が体洗い用のスポンジでこすると、「ザラザラしたほうでこすって」と言われました。
タトゥーの絵柄の上をこするのに少し抵抗があったので、あまり力を入れずにこすりました。
「もっと強く。痛いくらいでいいから、強くこすって」
彼女に言われ、私はスポンジのザラザラした面で必死にこすりました。肌が赤くなってきて、本当に大丈夫なのだろうかと心配になりましたが、彼女は満足している様子でした。
バスルームを出てベッドへ移動すると、ユミさんが私の上に馬乗りになってきて、また体中を舐め回してきました。Sっ気が強いのか、どうも自分から積極的に責めたいタイプのようでした。女性経験がまだまだ浅かった私は、どうしていいのかわからず、もうとにかく成り行きに任せようという気持ちになっていました。
彼女が股間を私の顔に押し付けてきました。
「舐めて」
言われるがまま秘部に舌を這わしたのですが、違和感を覚え、私はとっさに舐めるのを止めました。
「あ、気にしないで。ただのピアスだから」
そう言うと、彼女は自分の股間にぶら下がっている輪っかのピアスを指でぱちんと弾いて見せました。
私は怖くなり、何も言えなくなってしまいました。陰部にピアスをしている人がいるという話は聞いたことがありましたが、実際に目にして見るとけっこうショッキングで、私の股間はすっかりしぼんでしまいました。
「さあ、舐めて」
私が再び舐め始めると、彼女は気持ちよさそうな声を漏らしました。割れ目から愛液が溢れ出ていて、舌を動かすたびにグチュグチュと音を立てました。
「気持ちよかったよ。すごい上手だった」
そう言うと、ユミさんはベッドを離れ、タンスの中から何やら小さな箱のようなものを出してきました。
「これ使ってほしいんだけど、いいかな?」
彼女が取り出したのは、スケルトンタイプのバイブでした。
じつは、私はバイブを実際に見るのもこのときが初めてだったのです。
ユミさんはベッドに仰向けになると、足をM字に開き、指で自分の秘部をぱっくりと開いて見せました。
「入れて」
私は恐る恐る、そのぶっとい人工のイチモツを彼女の割れ目に挿入しました。
「あぁっ」
彼女が甲高い声を発し、一瞬体をのけ反らせました。
バイブのスイッチを入れ、ゆっくりピストンすると、彼女は立て続けに喘ぎ声を出し、体をくねらせていました。体を動かすたびに股間のピアスも動き、それがときどき天井の照明を反射してキラッと光りました。
私はもはやエロいことをしているという興奮はなく、何かの実験に参加しているような冷静な気持ちでした。自分はいったい何をやってるんだろうかと、えらく冷めた気分で彼女が乱れる姿を眺めていました。
満足した様子のユミさんは、体を起こすと、「勃たせてあげる」と言い、すっかりしぼんでしまった私のイチモツをくわえると、フェラチオを始めました。
元気を取り戻すと、コンドームをかぶせられ、彼女に導かれるようにして正常位で挿入しました。経験の浅い私はすぐにフィニッシュしてしまいそうになりました。
私がいったん動きを休めたタイミングで、彼女が言いました。
「アナルに入れてほしいんだけど…」
「ええっ!」
私があからさまに不快感を示したせいか、彼女の表情が曇るのがわかりました。
「お願い、少しだけでいいから」
彼女が手を合わせて言いました。よほどアナルに入れてほしかったのでしょう。
私はアナルに挿入するのだけはどうしても抵抗があったのですが、彼女にお願いされ、断れなくなってしまいました。ユミさんにこういう変態的な性癖があるのが残念でした。もっと普通のセックスをしたかったなあというのが、正直な気持ちでした。
コンドームを装着したペニスにたっぷりローションを塗ると、彼女は四つん這いの姿勢になり、お尻を突き出してきました。
私は膣内に入れるのと同じような感覚で挿入しようとしましたが、亀頭部分までしか入らず、うまくいきませんでした。気持ちが尻込みしていたせいもあったと思います。
「思いっきり、ぎゅっと押し込んでくれていいよ」
彼女に言われ、私はほとんど投げやりに、後先考えずに突っ込んでいきました。
ごぼごぼっという感じのあと、ぎゅっと根本を締め付けられ、私は一瞬恐怖感を覚えました。
腰を動かすこともできず、そのままじっとしていました。
「そのまま、ゆっくり動かして」
「なんか固くて動かないんですけど」
「大丈夫、思いっきり動かして」
私は彼女の腰に添えた手に力を入れると、思い切り腰を動かしました。
「うぅーん」
彼女が低いうめき声を出したので、大便を漏らすんじゃないかと思い、慌ててペニスを抜きました。
「抜いちゃだめー、はやく入れてー!」
彼女が叫び、私は再び力を込めて挿入しました。そして、必死に腰を動かしました。
「ああー!いいーっ!」
ユミさんは気持ちよさそうに喘ぎ、しばらくすると、お尻を突き出したまま胸を床に着けてぐったりしてしまいました。
私はだんだんアナルの挿入感にも慣れてきて、うまく腰を動かせるようになってきました。
締め付けが強く、膣内のような柔らかく包み込む感じはありませんでしたが、そのぶん刺激も強く、まもなくフィニッシュしてしまいました。
恐る恐るペニスを抜きました。とにかく大便が付着していないか、そればかりが気になっていました。何も付いてなさそうなのを確認し、ティッシュペーパーを5枚くらい使ってコンドームを外すと、ゴミ箱に捨て、急いで洗面所へ手を洗いに行きました。
戻って来ると、ユミさんはベッドの上であぐらをかき、手鏡を持って前髪や睫毛をチェックしていました。
「先にシャワー使ってくれていいよ」
「はい、じゃあ、お先に」
言われなくてもそうするわ、と心の中でつぶやきながら、私はバスルームへ向かいました。
温かいシャワーを体に浴びせると、ほっとして、思わず溜め息がこぼれました。
最初で最後の夜
あの日を最後に、ユミさんとは一度も会うことがなくなってしまいました。
私は役所に就職し、公務員宿舎での生活が始まりました。同じ部署の先輩から夜な夜な
中国エステに連れて行かれ、いつしかチャイエスフリークへの道を歩み始めるようになりました。
アメ村のタトゥースタジオも、いつのまにかなくなってしまい、あそこで出会った人たちとも会う機会がなくなってしまいました。学生時代の友人たちもみな就職していき、バンドは自然消滅しました。
ユミさんとは、できればもう一度会って、ライブを見に行ったり、酒を飲みながら音楽の話をしたいとは思いました。またあの夜みたいな関係になったら、今度はもう少し上手くやれるだろうかと考えてしまいました。
あれから21年が経ちましたが、結局、ユミさんとは再会していません。あれが、彼女との最初で最後の夜になってしまいました。そして、あれ以来一度も、アナルに挿入したこともありません。