遂に高級店に在籍しながらAV女優としての仕事を続けていたしらいし。
AVやっていた話は相当先へ延ばす事にしておいて(焦らしプレイ)、まずは高級店と掛け持ちしていたことから話そうと思う。
DCって何か知ってる?キャプテン〇ーベルとかのDCコミックスじゃないよ。
まずは高級デリ界のDCとはなにか?から説明させてもらおうじゃあないかッ!!
DC=コロンビア特別区でもありません
ちょっとふざけたところで、本題に移ろう。
DCとは「デートクラブ(Dateclub)」の略である。
「デートクラブ?交際クラブでなくて?」とまた混乱する人も多いだろう。確かに会員制を謳っていて、本当に紹介でないと入れないようなDCも存在する。
ただ一般の交際クラブとの大きな違いは、やはり「プレイが可能」というところだろうか。
交際クラブは女の子の任意で大人のお付き合いができるか決まるので、仮に好みの女の子を呼んでもホテルまで辿り着かない可能性がある。
しかしDCは高級デリヘル、つまり一般の風俗と何ら変わりないので呼べばプレイは100%可能なのである。
「それじゃ高級デリって言えや!〇ね!」と罵られそうなのでもっと詳しく言っちゃうと、DCではほぼ100%〇番が出来るのだ。
それでもHPには「〇番できまっせ!はいズコバコ!」とは堂々と記載出来ないので、自力で口コミとかを探さなきゃならないんだけど。
そして高級デリヘルの中でも最上級に値段が高かったりする。
これは全てのDCに限ったことでは無いけれど、「高級」と付いているところは値段設定が青天井。女の子によって値段が違ったりもする。
ただその代わり、有名AV女優やグラビアの卵、レースクイーン、ガチCA、読モなど肩書きのあるキャストが在籍しているのだ。
基本的にルックス・スタイルのレベルも高く、高身長でないと入店できないようなお店もある。
キャストレベルの高さに基づいて値段設定が大きく変動すると言ってもいい。
それでも一番安くたって、90分5~6万以上はするのだけど。
高級デリヘルよりもさらに敷居が高い、それが高級DCだ。
高級DCのありかた
とりあえず「現役AV女優」肩書きを持っていたので、面接には受かった。運が良かったらしい。
「DC」と言えど仕事内容・形態は今までのデリヘルあまり変わりが無かったので安心だった。
しかし大きく変わった点と言えば、「自宅待機」になったことだろうか。
先程も説明した通り、高級DCはとにかく利用料金が高い。
そのために格安ホテ・デリのようにばんばんお客様が来店するわけがない。
だからスタッフは既存会員に営業をかけ、とにかく女の子に仕事をあげられるよう予約を取りに行くのだ。
なので自宅待機し、予約があれば自宅から仕事へ向かうという形態の店だった。(まぁこれはあくまで一例なので、待機所を設けてるところも勿論あるけど。)
高級DCは基本的に新規のお客様が少なく、一度は利用したことのある「会員」をメインに接客していくのだ。
↑これは入店の際に説明されたピラミッドの図である。
この世に存在する店の数も、客の数も、全てこのピラミッドの通りだ。
「普通に客くんの?」と思われそうだが、これは店によるとしか言えない。
会員を沢山持っているところもあれば、新しく立ち上げた店はグループでない限り経営が厳しくなってくる。独立したスタッフが、すぐに店をたたんで辞めたという話もよく聞いた。
そのため既存の会員をとにかく大事にしなくてはならない。
お客様の好みを細かくヒアリングして、きちんとマッチする女の子を派遣する。これが高級DCのスタッフの務めだ。
こういった流れで私たちは仕事にありつく。
だから一般的な風俗店に比べると、回転率が悪い。下手すれば一本、最悪お茶ということも考えられる。
ただ一本あたりのバックが非常に大きいので、掛け持ちで働くしらいしにはちょうど良かったのだ。
チョ~ゆるい、ゆるすぎる
在籍したDCで最も驚いたのは、とにかく緩い事である。
今までもゆるゆるな店に務めたことはあるのだが、多分風俗嬢人生の中でいっっっっちばん緩かった。
スタッフ「シフト?いつでもいいよ」
スタッフ「うん、月1でも年に1回出勤でもいいよ」
スタッフ「あ、二時間だけの出勤とかでもいいから」
スタッフ「写メ日記?ないないそんなの!」
マジで年1出勤、そして一人だけ接客して帰る子もいると聞いた。ゆるゆるである。
まぁ服装とか持ち物についてはルールがあったけど、それ以外はご自由にどうぞって感じだった。
こんな適当(失礼)な店だからどうせ暇だろ!と最初は諦めていたのだけど、意外と会員数が多くてびっくりした。
出勤入れてない日も問い合わせがくるくる。
店長曰く「ギッチリ女の子を縛っても……」ということだった。のびのび働かせるのが一番だといつも言っていた気がする。
店長「水商売の女の子はかっちりかっちりしてるの嫌うからね!羽伸ばさせておくくらいがちょうどいいんだよ~」
なんだか自分のことを言われているようでちょっとドキっとした自分がいました。
次回、更にレベルの高いお客様たちに遭遇
店は激ゆるだけど、お客様の数は多かったDC店。
高級デリヘルよりもさらにレベルの高い遊び方をするお兄様たちのオンパレード。
あまりの衝撃にしらいしは失神しそうになる……。
高級DCの会員たちとは一体!?
どっちが接客されてるんだ!?次回へ続く――!!