配属ガチャとか言うパワーワードw｜西園寺みやび／キュア＆マジック

配属ガチャとか言うパワーワードw

2024/04/26 (金) 23:12:35

配属ガチャ。

それは、会社に就職しても、どこの部署に配属されるかわからない状態を形容した言葉だ。

普通の大学生は、よほどのことがない限り、

普通に就職活動をして、就職する。

大学生の就職活動は、就「職」というより、

就「社」活動に近い。

つまり、どんな職業に就くか分からないが、

とりあえず、入る会社を決めるのが、

一般的な大学生の就職活動なのである。

その後、会社で経験を積んで、何かしらの専門性を見つけることで、

初めて就「職」活動ができるようになる。

私は、高校生の頃から、今の就職のあり方に疑問を持っていた。

私の周りには「サラリーマン」や「OL」と呼ばれる職業の人がいない。

みんな保育士だの、介護士だの、弁護士だの、医者だの、何かしらの資格で働いている人たちばかりだった。

だから、サラリーマンと言われても、

どんなことをしている人か、全く想像できなかった。

それは多分、普通の人が「フリーランス」と呼ばれる職業の人たちに、疑問を持つような感覚かな。

サラリーマンの人たちが、私の仕事を理解できないように、

私もサラリーマンの仕事が理解できなかった。

で、実際、蓋を開けてみたら、配属ガチャみたいなことが普通に起きていて、

サラリーマンとして就職しても、

必ずしも、自分の描いたキャリア通りに行かないことを知った。

それって、とても恐ろしいことだと思うのよ。

要は、会社にキャリアプランを丸投げするってことでしょ？

40歳とかで会社が潰れたり、リストラされたりして、失業したけど、

他で潰しの効くスキルがなくて、

再就職できなかったら、どうするんだろう？

中高年だと、今更、最低賃金のバイトで、

鬼出勤して稼ぐ、みたいな働き方はできないでしょ？

その時に、家のローンとか組んでたら、マジで人生詰む。

とは言っても、100%丸投げってわけでもないと思うんだ。

文句があれば、人事部に文句を言えば良いだけの話でしょ？

人事部だって、嫌がらせをしたくて、

希望に応えていないわけではない。

何かしらの理由があって、配属先を決めてるはずだ。

だから、気に入らないなら、どういう過程で、

配属先を決めたのか、問い詰めれば良い。

きっと、それなりに納得できる答えが見つかるはずだ。

そもそも、すべての人が、望んだ仕事に就けるわけではない。

ほとんどの人は、望んでないけど、

生きていかなければならないから、働いている。

そんな仕事の中でも、やりがいとか、楽しいことを見つけて、

快適に仕事をする努力をするものなんだ。

でも、上司を問い詰めるって発想もないくせに、

自分の希望だけは一丁前だから、

配属ガチャハズレ→入社1日目で辞めようって発想になるんだろうな。

それどころか「辞めます」って言えるほどのコミュ力すらないから、

わざわざ、何万も払って、退職代行サービズ使うんだろうな。

だったら、最初から「職業」を決めて、

大学や専門学校で、資格をとって、

就職する方がいいんじゃないかって思ってたのよ。

でも、高校生でやりたいことが見つけられてる子は少ない。

とりあえず、やりたいことがないから、

大学に行けば見つかるだろうと思って、

進学するけど、やっぱり見つからないの。

多分、こういう子って、いい子すぎるのよ。

親の「良い大学を出て、いい会社に就職しなさい」が、DNAレベルで染み付いてる。

だからと言って、親の意思に背いて、

「やりたい」って言えるほど、自己肯定感が育ってないから、

やりたいことがあっても「やりたい」ということすらできない。

人間には現状維持バイアスってものがあって、

新しいことに興味が湧いても、

一歩踏み出すには、大きな勇気がいる。

どうしても、人間は、やりたいと思っても、

やらない言い訳をしたくなる生き物なんだ。

ジム通いなんて、いい例だよ。

行きたくないと思った時、

「今日は雨だから」「昨日、節制したから」とか、

それっぽい言い訳をして、辞めてしまう。

でも、そこで諦めてしまえば、試合終了なんだ。

実は、こういうのって、動き出すまでが大変なだけで、

一度、動いてしまうと、後は野となれ山となれ。

だから、やりたいと思ったら、行動することが大事なんだ。

そうすれば、きっと自分が納得できる生き方ができるはず。

じゃないと、やりたいことが何一つできないまま、年老いて、腐ってくよ。

それが、やりたいことのない若者の末路なんだろうな。