「そりゃ高級店だし当たり前だろうよ!」と言われそうだけど、「なんちゃって高級店」みたいなところには「なんちゃって金持ち」が集まる。これマメ知識。
本当の高級店には「モノホン金持ち」がちゃんと現れるように出来ているのだ。
「なんちゃって高級店」について聞きたいって?
それはめんどくさいからまた今度……(お盆休みで気分がダラケモードなのだ)
冷房の下でだらけてますけど、めげずに書いていくもんね
本当はアイス喰ってこのまま昼寝でもしたいんだけど、書き始めちゃったので仕方なく書いていこうと思う。お盆、って感じだね!(?)
この時高級デリヘル嬢×AV女優×高級DC嬢というさいつよスペックを持ち合わせていたしらいし。
デリヘル二個とソープ掛け持ちしていた時くらい、生活にハリがあった。
しかしその時とは比べ物にならないくらい効率的に稼げていたのだ。
今までは格安デリヘル、格安ソープでとにかく本数をこなさなければならなかった。
高級店はバックが高い分、格安ほど本数をつかなくても稼げる。これは嬉しい。
(高級店宣材あるあるを〜今すぐ言いたい〜♪)
そして高級DCでは、高級デリに比べてもっともっとグレードの高いお客様で溢れていた。
毎週毎週リッ〇カールトンとかグランドハイアッ〇で、指名として呼んでくれる人、8時間のコースを入れてくれる人、「はいお小遣い」とチップで5万円渡してくる人などなど。
格安時代には到底出会えないようなリッチすぎる紳士には死ぬほど出会った。
この8時間コースで呼ぶ人とチップで5万円の人、実は同一人物なのだけど、随分と長い間指名を貰っていた。
8時間コースで呼んでくれて、プレイはほっとんどしない。ただ話してご飯を囲んで……という神様みたいなお客さんだった。
しかも8時間コースを終えて、帰ろうと車に飛び込んだ時にお店から電話が掛かってくる、
「しらいしちゃん、〇〇さんあと一時間だけ一緒にいたいそうだからお部屋戻ってあげて!」
つまり8時間+延長1時間だから9時間コースということである。
一体しらいしの何が気に入ったんだか本当に謎だったんだけど、口説いてくることもしつこくされることも、連絡先を聞かれることもなかった。
毎回どこかへ出張に行っていて、大量のお土産を貰っていたのを今でも覚えている、
とにかく8時間喋り倒すという風俗嬢としてはあるまじき行為をはたらいていたのだけど、お客さん的にはそれで良かったらしい。
毎度毎度そんなことをして、帰り際に「いつもありがとう」といって、5万円を包んだ封筒を渡してくれるのだ。
詳しい金額は言えないけど、このお客さんだけで一日ウン十万円稼いでいた。
預かる金額がもう尋常じゃなく、「ひいいっ、札束ァ!w」となって数えるたびにビビっていたのは内緒の話。
高級DCにはこんなお客様がゴロゴロいて、快適に働いていたのです。
逆に最低な話もしようか?
美談ばかりだとただの自慢になりそうなので、嫌な話もしておこうと思う。
高級店は本当に客層が良い。もちろん店によるから一概に全ての店が~とは言えないけど、「基本的」には紳士なお客様揃いだ。
しかしそんな中で、たま~に秩序をかき乱すようなとんでもないジジイが現れる。
大抵そういう化け物は夏か冬、つまりボーナス時期に出現しやすいのだけど。
「どうしたの?都会で迷子になっちゃったの?埼玉へお帰り!」と言いたくなるような、山からえっちらおっちら降りてきたレベルの田舎もんが時折来るのだ。
支払い総額が高いため、そういう人が利用するラブホは安い。
こっちとしてはドナドナされている車の中で「次、ラブホ〇〇ね」と言われた瞬間に「こいつ安い客だな」と咄嗟に判断をする。
入ってみて案の定、入室して案の定、である。
一回安い渋谷のラブホに呼ばれて「どう?ここ綺麗でしょ?」と自慢気に言われたこともある。
渋谷ラブホを全網羅したしらいしをナメるんじゃねぇ、と心の中で思いつつ「わ~☆」とか適当にリアクションしておいた。風俗嬢って女優だよね。ほんと。
別に諭吉を握りしめてきた人全員が悪いわけじゃない。
中には良い人だっている。「普段こういうところ来れないから……」とこっちが申し訳なくなるくらい気を遣ってくれたり、優しい人も沢山いた。
ただ金を握り締めてきた奴の中には「このくらい払ってんだからア〇ルをやらせろ」「生セッ〇ス!生セッ〇ス!」「写真・動画を撮らせろ」「亀甲縛りをしたい」といった結構過激な要求もあった。
(↑アナルのおもちゃらしいです↑)
金払えば何でもやっていいわけじゃないぞ、このサルが!と思いながらいなすのはまぁ大変である。
ちなみにア〇ルへの要求は「切れ痔持ちだから肛門科に通っている」という大嘘をこいたら、ドン引いた顔で黙ってました。ざまぁみやがれ!
しばらくデリヘルやめらんなぁ~い
「短期間で辞める」とあれだけ言っていたくせに、気付けばベテランの域に達していたしらいし。短時間でさくっと稼げちゃう、風俗って恐ろしい。
三足のわらじを履く生活はまだ続くのだが、更なるハッピーデイズがしらいしを待っているのだった!
次回、キャバクラで出るようなお酒に大興奮!しらいし、アホみたいに飲みまくるの巻き!