ある意味では性の極みとも言えるハプニングバー(以下、ハプバー)を皆さんはご存じですか?
性に関心の深い人が集まる飲食店ということで営業していますが、うまいこといくとお店側が用意してくれた別室で男女のハプニングが起きてしまうという特殊な場です。
女性は無料~格安で利用でき、男性は1~2万円という高額料金がかかります。
ただし男女のペアで行くと、男性単身でいくよりも2人料金の方が安くなるという不思議料金システムです。
理由はお分かりですよね。
男女の料金を同じにしてしまうと男ばかりが集まってしまうからです。
しかし、男性は高額な料金さえ支払えば単体でも確実にハプニングが起こるとは限りません。
よくわからない質の低いお酒だけを呑んで1万円払って帰るというのもザラにあり得る話です。
今回は私が単身で突撃して撃沈した話から、セフレを連れて成功した話までを書いていきます。
勇気を出して単身突撃!
私が最初に行ったのは渋谷のハプバーでした。
渋谷というだけでわかる人はだいたいわかったと思います。
最近お店の名前が変わった老舗店ですね。
お店自体は非常にわかりやすく大きな看板も出ているので、渋谷によく遊びに行く人は見たことがある人も多いでしょうね。
特殊空間というだけあり入るまで非常にドキドキするのですが、入ってしまえばパっと見は普通の薄暗い会員制バーです。
しかし、よくよく見るとやはり異質です。
ち〇こをしごきながら女の子と普通の会話をする人、帽子代わりにおっさんのトランクスをかぶりながら笑うおねえさん。
などなどおかしな光景が目の前に広がります。
全てが非日常の現場に圧倒されてしまいましたがなんとか何人かと打ち解け、突如始まったツイスターゲームにも参加しました。
ツイスターゲームでは女の子と密着できるのですが、私の目的はもちろんそんなものではなくハプニングです。
一体どうやったらハプニングを起こせるのか...
そうこうしているうちに何人かの男女はハプニングルームに入れ替わり立ち代わり出入りしています。
気が付けば私はハプニングを起こせないでいるおっさんたちとカウンターで酒を飲むという苦行を味わっていました。
午前3時過ぎ。
2万円近く支払い退店し、ファミレスで始発を待ちます。
マンガ喫茶にしなかったのはオナニーしてしまいそうだったから。
そんなところでオナったら口惜しさと欲求不満で泣いてしまいそうですからね。
セフレを連れてハプバーへ!
苦い初体験から数週間後、直前までかなりしぶられましたが、なんとか性にオープンなセフレを連れてペアで再度ハプバーに突撃しました。
2回目は品川の某ハプバーです。
別にどこでもよかったんですが、同じお店だとまた失敗してしまいそうな気がしたので。
品川のハプバーはイケイケな渋谷のお店と違って隠れ家的な落ち着いたお店でした。
近くまで行ってからお店に電話し、ビルに入っているお店の部屋番号を教えてもらうと入れるという感じですね。
店内もアットホームな雰囲気が漂う感じで狭い空間でした。
そして、セフレを連れてくるだけで周りの対応が全然違うことに驚きます。
みんなどんどんフレンドリーに話しかけてきてくれるのでコミュ障でもある程度いけそうな感じがしました。
新規のペアは貴重らしく、私たちを中心に店内の会話は盛り上がります。
私の隣には童貞を殺すニットを着たお姉さんが座り、なぜか私にも童貞を殺すニットを着せてきます。
どうやらそういうイベント日だったようなんですけど着ているのはそのお姉さんと私だけでした。
そこから念願のハプニング発動のきっかけとなった会話の内容は私とセフレがいつからセフレ関係にあるかということです。
そのセフレとは関係が細く長く、5年ほど経っていました。
そんな話をしていると、私の童貞を殺すニットの隙間から手が侵入してきて息子が捕獲されました。
『関係が長いってことはエッチがうまいってことでしょ?興味あるなー』
ってことで入店からわずか30分足らずでハプニングが確定しました。
前は3時間粘って何もなかったのに。
別室でおねえさんとセックスしたあと、ホールに戻ると私のセフレがどっかのイケメンとできあがっていました。
どうやら私たちが終わるまで部屋の空き待ちをしていたようです。
で、バトンタッチというわけにはいかず
『あ、部屋使うの?せっかくだから4人でしよ』
どっかのイケメンはおねえさんのセフレでした。
つまりセフレペア×2の4Pということです。
正直私は賢者になっていたのでキツかったんですがなんとか頑張りました。
ハプバー行くならセフレは絶対です
こんな感じで私のハプニング初体験は幕を閉じたわけです。
ここまで読んでいただいてお分かりでしょうけど、ハプバーは男単身でいくところではありません。
とんでもないイケメンかコミュ力お化けならいけるのかもしれませんが、それでもある程度常連にならないと厳しいものがあるかもしれません。
逆に言えばセフレさえ連れていけばそれがブスでもデブでもノリさえよければ受け入れてもらえるようです。
ハプバーは外見重視というよりもいかにみんなで楽しく性のお遊びができるかというところが重要視されるお店です。
ひとつ、残念なところがハプバーでいくら仲良くなったとしても連絡先の交換はNGということです。
スマホの持ち込みすら許されていません。
常連どうしならもしかしたらそういうこともあるかもしれないのですが、基本的にはその場で集まったメンバーでその場で楽しむというスタイルです。
あまりの異空間に尻込みしてしまいますが、慣れてしまうとすごく楽しい空間です。
そんな都合のよいセフレなんていないって人は、出会い系でハプバーに同行してくれる女の子をみつけましょう。これも定番のやり方です。