風俗嬢って、普段遭遇することのないようなお客様を相手にしたりし、いい社会経験にもなると言いたいのですが……。
しかし、そんなのんきなことばかりも言ってはられないです。
こんなお客様と遭遇してしまったばかりに「もう私は絶対に風俗嬢なんて嫌だ!」とヤめてしまうことになるのかもしれません。
いつもニコニコしていて、紳士で清潔なお客様ならいいのですが。
自宅へデリバリーすればゴミ屋敷
ある風俗嬢は、デリバリーヘルスで自宅へ訪問したところ、驚くべき事態が……。
一軒家のお家だったのですが、そのお家のお部屋がどこもゴミが累積し、ゴミ屋敷化しているのです。
「えー、この男性ひょっとしたら一回もゴミを捨てたことかないんじゃないの?」という感じですね。
ゴミのニオイもハンパではないですし。
男性からも臭いニオイがプンプンするし、身体はぶよぶよの禿げたおっさん。ひょっとしたらこのオッサンも何年も風呂に入っていないのではないか……?
このオヤジ、「お姉ちゃん、このベッドにおいで」と手招きしているではありませんか。
ゾゾゾ。
ベッドだけかろうじてスペースが作られているのですが、シーツもシミだらけでカピカピしているのです。髪の毛も抜けているし。
そして、ツツツツと何やら虫が通過しゴミの闇へと逃げて行ってしまったではありませんか。
ベッドの横には、食べ残しの赤いきつねが……。
そして、缶ビール。
缶ビールは、灰皿に使用され、その横にはコンドームの使用済みが……。
こんな光景でプレイするなんて死ぬほどに嫌と思うでしょう。
しかし、風俗嬢の方々はお仕事をしているので、厳しい状況にも立ち向かっていかなければなりません。
そもそもこの男性は、風俗嬢の女の子が嫌がっていたり、恐怖感をもっていることに対して、この上なく性的快感を得ているようなのでそうとうタチが悪いです。
こんな状況下に立ち向かい、それでも風俗嬢はお家に帰りシャワーを浴びれば、キレイになることができます。しかし、心に刻まれた記憶は永遠に消えることはありません。
お客様に本番行為を強要される
風俗で何よりも怖いと思っていること、そして頻繁に起こることは、お客様から本番行為を強要されることです。
そして、本番行為はNGですというものの、個室には風俗嬢とお客様のふたりだけです。お客様は納得するはずはありません。
他の女の子は全員ヤらせてくれたとか、力ずくで抑え込まれてしまったり、何も言わず勝手に挿入して来たり、
脅されたり……。本当に風俗嬢は、修羅場を体験しているという感じです。
女の子は女の子で、本当に嫌だったら、はっきりと言う姿勢が大事です。ついついリピーターになって欲しいからとか、お客様だからことわったら悪いとか、別にセックスの一回や二回程度……と思っていたら、お客様にはすぐに心を読まれてしまうでしょう。
ほとんどのお客様は、あいさつ程度で必ずそのようなことを言ってくれるので、ちゃんとことわれば大丈夫です。
本番行為をされてしまい、スタッフに報告をしたら、スタッフは自宅に乗り込んでガンガンと不当な額の違約金や慰謝料を請求し、仕返しをしてくれるかもしれません。
しかし、世の中決して筋書通りに行くものではありませんし、そのときお客様の方が全然強かったりします。
お客様は、女の子が想像しているよりも全然怖いお客様だったのです。
抵抗して殺されないでよかったと考えるべきでしょうか……。
自宅に訪問すれば複数人が……
はじめての自宅の訪問、ドキドキした気持ちでドアをノックすれば、中には二人の男性が待機しているではありませんか……。
風俗嬢たちはこのシチュエーションにどう対処すればいいのでしょうか。
ひょっとしたらレイプされてしまうかも……という恐怖心もわいてきてしまうことでしょう。
この場合、別にレイプという大惨事にいたる訳ではありませんでしたが、「一人のお客様は、ボクは見ているだけで大丈夫だから」と。
女の子は、いざとなれば二人分の料金を支払いしてくれればOKかなと瞬間は考えたようですが、ひとりの男性は、言っていたとおり黙って見ているだけです。
そしてもう一人の男性は、意欲的に女の子を攻めていきます。
こちらも別に本番行為を要求してくる訳ではありませんし、このような流れであれば、問題なしかなという感じもします。
しかし、一方の男性はただ見ているだけといいますが、風俗嬢と相棒がプレイしている光景をオカズにしてオナニーをはじめてしまったではありませんか。
レイプされた訳ではありませんし、この程度なら問題なしとも言いたいですが、そうでもなさそうです。
風俗には、女の子を見ながらオナニーをするというシステムのものもありますし、やっぱりもうひとりの男性にも料金は支払いしてもらうべきではないでしょうか。
怖いような怖くないような風俗嬢のある体験です。
実際に男性が対象物を見てオナニーすることは異常ではなくノーマルな体験です。しかし、何か全体構図がおかしくないでしょうか。