最近では世界規模で増えてきているラブドールの愛好家。安い品物ではありませんのでメンテナンスには注意したいところです。
ホール部分も含めて常に清潔に保つのは大切ですが、シリコンやエストラマー素材でできていますので素材の劣化には注意が必要です。
ラブドールボディ部分の洗浄頻度は毎月一回程度が適度です
さてラブドールのメンテナンスですが基本的にはボディ部分とホール部分は分けて考える必要があります。
常に清潔に保ちたいと思う方は多いと思いますが、実はラブドールの手入れはやりすぎると素材の劣化が避けられなくなってしまうのが怖いところ。
ラブドールの素材はシリコンやTPEである場合がほとんどです。これをごしごしと洗ってしまうとせっかくの繊細な皮膚感覚が失われてしまう可能性があります。
このしっとりした「肌感覚」はラブドールにとっては生命線です。行き過ぎたメンテナンスをしてしまうとこの感覚が失われてしまい、ザラついてしまったり、あるいは粘着感が出てしまう可能性もあります。
工場出荷時のラブドールはまず洗浄から
やっと届いたラブドール、すぐに開梱して楽しみたいという気持ちはわかりますが工場出荷時のゴミなどを取り除くため使用前の洗浄作業は不可欠です。
丁寧に保管していてもどうしてもホコリがついてしまいますので、状況にかかわらず毎月1回程度は洗うようにしましょう。
またここで欠かせないのが「オイルを塗る」という作業です。ボディ部分がTPE素材で作られているラブドールの場合年に数回(3回か4回)のオイルによるメンテナンスが必要になってきます。
また必要に応じて摩耗の多い部分などにはワセリンやワセリンゼリーの使用がおススメです。少量で構いませんが
・膝
・鼠径部
など摩耗の多い部分にだけ使用してください。
ボディ部分のメンテナンスは丁寧な洗浄が必要です
基本的にラブドールのボディは毎月1回程度の洗浄で十分です。全身のメンテナンスですが衛生面から、そして素材の劣化を防ぐのが大きな目的となります。
したがって毎回使った後に「気になるから」ということだけで全身を拭いたりする必要は全くありません。ラブドールはその肌感覚を無くさないように無駄なお手入れはしないようにしましょう。
ボディ洗いに欠かせないお手入れ道具は何が必要?
基本的にお手入れ道具は家庭内にあるものでほとんどまかなうことができますが、あれば便利なものも含めて下記に一覧します。
・抗菌石鹸
・ベビーパウダー
・柔らかめのスポンジ
・切ったスポンジ
・ふわふわしたタオル(乾燥用)
・ピンセット
・丈夫なペーパータオル・ペーパータオル
特に特殊なものは必要ありませんが抗菌性の石鹸などは常に備えておく必要がありますね。
具体的なボディ洗いの方法
まとめて全身を洗ってしまうのが一番手っ取り早いお手入れ方法だと思います。さてここで注意したいのは「頭部は必ず取り外して洗う」ということです。
気をつけたいのは取り外しの際の接合部分に水分が入らないようにする!この一点だけです。
後は普通にシャワーに入るような流れで構いません。当然お風呂場での作業になると思いますが、力をかけないようにして抗菌石鹸で全身を洗いましょう。
着脱式のホールではない場合特に注意したいこと
私がいつもお勧めしてるのはホール部分が着脱式できるラブドールです。一体型の場合ホール部分はスポンジやピンセットなどを使って丁寧に洗浄する必要が出てきます。
水洗いが終われば後はバスタオルで軽く叩くように水分を拭き取るだけです。
そして水分がなくなったところで後は自然乾燥が終わるまで待ちましょう!ここで注意点ですが決してドライヤーなどの熱を使った乾燥はしないようにしてください。
そして最後の仕上げですがここで「ベビーパウダー」を使用します。ラブドールはその素材の性質上静電気が起こりやすくなっています。
そのまま放置してしまっては埃だらけになってしまいますので、最後の仕上げとしてのベビーパウダーは絶対に欠かせません。
膣や口、そしてアナルなどデリケート部分の掃除方法
最近のラブドールはほとんどの場合3穴が使用可能になっています。この部分のメンテナンスは必ずしも風呂場で行う必要はありません。
ボディ洗いが終わった後、横に寝かせて丁寧に掃除するようにしましょう。簡単な手順ですがここでは小さく切ったスポンジとピンセットを準備します。
窓小さく切ったスポンジをお湯と抗菌石鹸に浸してコーティングします。ピンセットで摘んだスポンジを占領する部分に挿入して優しく丁寧に移動して掃除しましょう。
お湯で洗い流した後今度は乾燥したスポンジで内部をクリーンアップします。最後の仕上げにペーパータオルを使って水分を完全に取り除くのがポイントになります。
仕上げはもちろんベビーパウダーを使ってしっとりした肌を保つようにケアしてあげれば完成です!
せっかく手に入れたラブドールですので出来る限り長く楽しめるよう、常日頃からお手入れは欠かさないようにしてください。