軍事産業と麻薬ビジネスは紙一重｜西園寺みやび／キュア＆マジック

軍事産業と麻薬ビジネスは紙一重

2024/05/09 (木) 23:00:22

武器ビジネスは、麻薬ビジネスに似た性質があって、

一度、手を出すと辞められなくなる。

いとも簡単に、大金が動くビジネスだからね。

基本的に、命が関わるビジネスは儲かるものだ。

人の命の源である食品産業は、添加物を盛って、病人を増やし、

病人が増えると、病気を治す医者や製薬会社が儲かり、

病人が多い世の中では、保険会社が儲かる。

さらに、治安が悪い国では、

「護身用に、銃でもいかが？」と武器を売る。

そして、それが飛ぶように売れるんだ。

その結果、まるで麻薬中毒者の如く、

武器取引なしには、生きられない人がたくさん生まれて、

後にも引けない状態になっている。

大量の失業者を生まないために、

なんやかんやで、武器の存在を正当化してるのが、

アメリカの銃社会なのよ。

人間社会は、絶対に他人は自分の命を奪わないという約束を共有することで、平和な社会を維持している。

だから、平和な社会に武器はいらないのだ。

昔のアメリカは、自分から戦争を仕掛けることで、軍需を拡大してきたが、

最近は、自国民の血を流さずに、戦争で金を稼ごうとしているようだ。

ロシア・ウクライナ戦争は、稼ぐチャンス。

自分は戦いたくないけど、とりあえず、

ウクライナを支援するという体で、

大量の武器を売りつければ、金になる上に、

ウクライナの味方をする良い奴ってイメージを植え付けることもできる。

戦争なんて、そんなものさ。

多くの人が戦争をしたくないと願っても、

武器取引で笑う奴がいる以上、どこかで戦争は起き続ける。

本当に嫌な世界だ。

つづく。