メス猫は喧嘩しない｜西園寺みやび／キュア＆マジック

メス猫は喧嘩しない

2024/05/09 (木) 12:01:10

放射性物質を使った戦争は、命に対する冒涜行為だ。　

チェルノブイリや、福島で生まれた奇形の動物を見ると、

命をBakaにするのも、ほどほどにしろやって思う。

放射性物質は、DNAに傷をつける。

DNAとは、生物の設計図のようなものだ。

この設計図が傷つけられることによって、

異常な細胞が増えて、がんになったり、

生まれた子どもに、奇形が生じたりする。

その核を使って、生活しているのも事実だから、あまり強くは言えないんだけどね。

生活のためなら未だしも、武器のために、

放射性物質で、命を粗末にすることは、

決して許されてはならない。

動物の体って、奇跡の積み重ねだと思うくらい、精巧に作られているんだよ。

私に、命の大切さを語れるほどの知恵はないけど、

そのすべての作品が、慈しむべき尊い存在だと思っている。

だから、命を粗末にする行為は、本当に許せない。

でも、武器ビジネスに携わる人にも、生活がある。

本質的には、武器を売る人も、戦場で戦う兵士も、同じなのかもしれない。

それが悪いことであることは理解している。

でも、悪いことをしなければ、自分が生きていけないから、

誰かを殺して、自分が生き残る道を選んだ。

それもまた、立派な選択ではあるが、

そんな選択をしなければ、生きていけない世界であることが、ものすごく悲しい。

きっと、すべての人間が、いたずらに富を独占せず、

そこそこの生活で満足できる人ばかりなら、

戦争や搾取は起きないと思うんだ。

犬や猫は、餌と安全な住処さえあれば、

それ以上のものは、何も望まない。

だから、不要な殺生をしないし、

メスの奪い合い以外で、殺し合いをしない。

でも、人間は、餌と安全な住処だけでは満足できない。

だから、罪のない非戦闘員まで戦争に巻き込まれ、意味もなく殺されている。

一体、人間は、何度、戦争をすれば反省するのだろうか。

きっと誰かが富を独占しようとする限り、

戦争が終わることがないのだろう。

続く