外国人との出会いに特化したマッチングサイトで、なぜか日本人女性と出会えてしまった話。

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外国人との出会いに特化したマッチングサイトで、なぜか日本人女性と出会えてしまった話。

出会い系体験談

なかぞの 0 2,069 2020/01/31
『JapanCupid.com』という、日本人との出会いを求める外国人が集うサイトがあることは、これまでに5本のコラムを書いてご紹介しました。
実際に何人かの外国人女性とデートをし、今でも連絡を取り合っている相手もいます。

今回は、外国人との出会いに特化したマッチングサイトで、なぜか日本人女性と出会えてしまった話をしてみたいと思います。

サクラと出会う会

『JapanCupid.com』を知る以前は、言わずと知れた某有名マッチングサイトを利用していたことがありました。
しかし、あまりの〝サクラ〟の多さに参ってしまいました。キャッシュバッカーと思われる女性たちにもてあそばれるだけで、実際に出会うことができませんでした。

最初の頃は、相手がサクラとも知らず真面目にメッセージのやり取りをしていましたが、それと気づいてからは、すっかりやる気がなくなってしまいました。
周りを見渡せばサクラばかりで、「桜を見る会」ならぬ「サクラと出会う会」に来てしまったような気持ちになりました。食事付の前夜祭でもあれば参加しますが、金を払ってサクラを見るだけなら参加しないほうがましだと思いました。

いちどだけ、サクラでもなく割り切り目的でもない、普通にパートナーを探している女性と会うことができたのですが、ものすごく態度の悪い人で、愕然としたことがありました。
初対面でいきなりタメ口で話しかけられたうえ、食事をした中華料理店(まあまあ高級な店)では、「こんなのがおいしいの?」「この店の中のにおいが何か苦手。もう出よう」と一方的に言われ、まだ半分くらいしか食べていないのに店を出ることになりました。
そのあと、「うちの子(ペットの犬)がウンチしてたらあかんから、そろそろ帰るね」と言って帰って行きました。

私はあきれかえってしまい、怒る気にもなりませんでした。こういう人を引き当ててしまった自分の運勢を呪いました。

そんなことがあってから、私は出会い系サイトを利用するのをやめました。
「サクラと出会う会」に行っても何ひとつ得することはありませんし、またおかしな女性と出会うのも嫌だと思いました。

そんなとき、ある中国人女性から教えてもらったのが、『JapanCupid.com』という、外国人との出会いに特化したサイトだったのです。

日本人女性からのアプローチ

『JapanCupid.com』を通じて知り合った中には、アマゾネスタイプの怖ーいロシア人や、約束を平気ですっぽかすドイツ人もいましたし、オナニーのおかずになりそうなエロい写真ばかり送りつけてくるウクライナ人もいましたが、そういう女性たちとは実際にデートまで発展することはありませんでした。

実際にデートできた女性たちは、みな感じのいい人ばかりでした。
言葉がうまく通じなくて苦労することはありましたが、概ね良好な関係を築くことができたと思っています。

1年ぶりくらいに『JapanCupid.com』にログインしたときのことです。
登録しているプロフィールを更新していなかったことに気づき、少し書き直すことにしました。体重も以前より増えたので修正しておきました。

その翌日、ひとりの女性からメッセージが届いたのです。
なぜか日本人からでした。私と同い年の女性で、プロフィール写真を見ると、けっこう好みのタイプでした。パッと見た感じ、GARNET CROWのボーカルの中村由利みたいなタイプの細身の美人でした。

しかし、なぜ日本人女性からアプローチがあったのか疑問でした。このサイトに登録している人はみな、外国人との出会いを求めているはずです。私のことを外国人と見間違えるはずはありませんし、プロフィールにも日本人と書いてあります。
しかも、その女性のプロフィールを見ると、「探している相手:白人男性」となっていたのです。

メッセージに返信するかどうか、私は迷いました。
メッセージボックスを開くためには有料会員になる必要があります。長らくサイトを利用していなかった私は、無料会員の状態でした。
有料会員になるためには、最低でも¥3000(1か月間の利用)を支払う必要があります。

ひと晩考えた末、私は有料会員になることに決めました。
その女性がなぜ私にメッセージを送ってきたのか気になりましたし、何より好みのルックスでしたから、つい下心が顔を覗かせてしまったのでした。

やはり日本人のほうがいい…

由香利さん(仮名)というその女性は、やはり私のことを日本人だとわかった上でメッセージを送ってきたようでした。
プロフィールを見て、お互いの希望がマッチする点が多かったのも理由のひとつだと、メッセージに書かれてありました。

最初はやはり外国人男性との出会いを希望していたそうですが、メッセージのやり取りをしたり、実際に会ってデートしてみると、どうしても文化の違いを感じてしまい、親密な関係になれないどころか、単なる友達として付き合うのも難しいと感じたといいます。

由香利さんは学生時代にカナダへ留学した経験があるそうですが、そのときは周りに日本人の友達が何人もいて、現地の男性ともグループで過ごしていたから楽しかっただけなのだということに気づいたと、のちに話してくれました。

彼女はサイトを退会しようと考えていたところ、たまたま登録内容を更新したばかりで上位表示されていた私のプロフィールを見て興味を持ち、メッセージを送ってきたということがわかりました。

「やはり付き合うなら日本人男性のほうがいいかなと、思い始めていたところでした…」
彼女からのメッセージには、そう書かれてありました。

遠距離交際、始まる。

その日から、由香利さんとのメッセージのやり取りが始まりました。最初のうちはサイト内だけで連絡を取り合っていましたが、しばらくすると、彼女のほうからLINEのIDを交換してほしいと言われました。

由香利さんは仙台市在住で、小さな旅行会社に勤めているそうでした。
仙台と聞いたとき、ちょっと遠いなあと思いました。頻繁に行き来できる距離ではありません。しかし、なにも外国にいるわけではありませんから、その気になれば新幹線か夜間高速バスに乗って会いに行くことはできます。

私たちはほぼ毎日、LINEで連絡を取り合いました。
お互いの気持ちをあるていど素直に話せるようになってくると、この人となら何となく波長が合いそうだなと、私のほうは思うようになりました。

彼女は兵庫県出身で、地元の大学を卒業後、就職したアパレル関係の会社の同僚と結婚したが、まもなく離婚。その後、友人の紹介で現在の旅行会社に再就職したのだといいます。
かくいう私もいちど離婚を経験していますから、その点でも彼女に共感するところがありました。

その年の暮れから実家に帰って正月を過ごすと彼女から聞かされ、その機会にふたりで会って食事をすることになりました。彼女は「神戸ルミナリエ」を見に行きたかったそうですが、さすがに師走の忙しい時期に休みを取ることもできず、少し残念がっていました。

初めてのデート

12月30日に、神戸市内で由香利さんと会うことになりました。
少し早めに待ち合わせ場所に着き、スマホの画面で彼女のプロフィール写真を確認しながら辺りをきょろきょろ見回していると、前から背の高い女性が歩いてきて、私に声をかけてきました。

「なかぞのさんですか?」
「は、はい…」
その女性が由香利さんだと気づくまでに数秒かかりました。

「由香利です、はじめまして」
「あ、ああ。なかぞのです。こちらこそ、はじめまして」
由香利さんは、プロフィール写真とはだいぶ印象が違いました。
もっと大人しそうな雰囲気の人だと思っていたのですが、実際に見る彼女は、思わずハッとするほど笑顔が明るい女性でした。

髪型もメイクも服装もお洒落で、写真で見るよりも若く見えました。すらっとした細身の体型にトレンチコートが似合っていました。
リアル中村由利だ、リアルGARNET CROWが来た!と思い、私は嬉しくなり、思わず頬がゆるんでしまいました。

おいしい中華料理が食べたいという彼女の希望で、南京町にある台湾料理の店へ行くことにしました。
年が離れた若い女性とは違い、同年代の女性と歩くと落ち着くのですが、由香利さんの場合、身なりや仕草が洗練されていて、なんだか自分がみすぼらしく思えてきました。彼女の顔を見て話すのが恥ずかしくなりました。

食事をしながら、お互いの仕事や趣味について話をしました。
彼女も読書が好きだと言っていたので、その話題を振ってみると、彼女が鞄の中から1冊の文庫本を取り出しました。
それを見て、私は「えーっ」と声を上げてしまいました。偶然にも、私がそのとき読んでいたのと同じ作家の作品だったのです。
それをきっかけに、お互いの距離がぐっと縮まった感じがしました。

その日は初対面でしたから、食事をしただけで帰りました。
新年の4日まで地元にいるという彼女。それまでにもういちど会えそうだったら連絡をくれることになりました。

焦らずゆっくりと

結局、4日までに由香利さんと再び会う機会はありませんでした。彼女にとっては2年ぶりの帰省だったようで、親戚や地元の友人と会うことになり、時間がとれないと言われました。

次に彼女と会ったのは3月の終わりごろでした。
できればバレンタインデーに食事でもしたかったのですが、そう都合よくスケジュールが合うわけもありません。遠距離交際の難しいところです。日帰りで食事をするには遠すぎます。交通費も馬鹿になりません。

当時、私は塾講師の仕事をしていて、中学生を担当していました。高校入試がすべて終わったあと、ほんの数日だけ仕事がなくなる時期があるのです。
その空白の数日間を利用して、私は彼女に会うために仙台へ行くことにしました。しかも、そのときちょうどタイミングよく、仙台市内である有名作家の講演がおこなわれることを知り、彼女とふたりで足を運ぶことにしたのでした。

講演のあと、少し早めの夕食をとると、その足で「仙台城跡(青葉城址)」を訪れました。伊達政宗の像が立っている有名なスポットです。歴史資料館もありました。
まだ少し雪が残っていて、大阪と比べるとかなり寒かったですが、高台から一望する夜景は素晴らしかったです。

そこはデートスポットとしても知られていて、たくさんのカップルが訪れていました。
ベンチに座り、夜景を見ながらいい感じになっている若いカップルがちらほら目につきました。

私たちも空いているベンチに座りましたが、一定の距離は保っていました。夜景を見ながら彼女の体を抱きしめてキスをする…というのが、多くの男性にとっては憧れのシチュエーションかもしれませんが、焦りは禁物です。性欲に突き動かされて下手に行動を起こしてしまうと痛い目に遭います。

かつて、すごくピュアな中国人女性とデートをしたとき、これと同じようなシチュエーションでつい調子に乗ってしまった私は、彼女を怒らせてしまい、この上なく後悔したことがありました。

同じ過ちを繰り返さないために、もうしばらく由香利さんとは一定の距離を保ったままでいようと思いました。

ベンチに座って世間話をしたあと、彼女を駅まで送って行きました。改札の前で別れる際、彼女が笑顔で手を振ってくれました。。
それを見たとき、彼女とはこの先も関係を続けていけそうな気がしました。
その夜、私は仙台市内のビジネスホテルで一泊し、翌日の午後に大阪へ帰りました。

成り行きに任せて

現在も変わらず、由香利さんとの関係は続いています。
以前よりも会う機会はだいぶ減りましたが、連絡は取り続けています。

今のところ、食事をしたり、映画を見に行ったりするくらいで、それ以上の親密な関係にはなっていません。知り合ってすでに3年が過ぎましたが、まだまだ「友達」の域を出ません。
このままずっと友達のままでいくのかなあと、最近は思い始めています。
やはりお互いが頻繁に会える場所に住んでいないことと、もしかすると年齢的なことも影響しているのかもしれません。

この年になって真剣に交際するとなると、どうしても「将来」のことを考えてしまいます。彼女のプロフィールの希望する条件の欄にも「結婚」とありましたから、おそらくそういうことを意識しているのだと思います。
ひょっとすると、私のほかに、すでに結婚を視野に入れて交際している男性がいるのかもしれません。それならそれでいいのですが…。
もう成り行きに任せようと、私は思っています。

まとめ

今回は、外国人に特化したマッチングサイトで日本人女性と出会えたという話を、現在進行形の実体験を通じてご紹介しました。
由香利さんから聞かされた話では、『JapanCupid.com』に登録している日本人女性が、みな真剣に外国人男性との出会いを求めているわけではないと思う、ということでした。

なんとなく外国人と付き合ってみたいなあ…くらいの気持ちで登録している女性も多く、付き合えるならべつに日本人でもいい、というわけです。
つまり、外国人との出会いに特化したサイトであっても、日本人と出会えるチャンスは少なからずあるということです。

他のマッチングサイトでは出会いがなかったという男性でも、もしかしたら『JapanCupid.com』のような外国人との出会いに特化したサイトで、素敵な日本人女性と出会えるかもしれません。

マニアックスの読者さんが入り浸る本物のサイト

管理人

先月もぶっちぎりで利用されたサイトはPCMAXでした

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PCMAX

2024年3月のマニアックスからの登録者数の実績順
1位
殿堂入り
PCMAX(R18)
実績は全国でダントツの最強サイト
マニアックスから8415人登録(女性は1172人)
2位
ワクワクメール(R18)
若い女性狙いならここがおすすめ
マニアックスから1608人登録
3位
UP
ハッピーメール(R18)
知名度・会員数日本一の総合サイト
マニアックスから1701人登録
4位
Jメール(R18)
年齢層が低くかわいい子と出会える。
地方に強い。マニアックスから696人登録
5位
ウラデジ(R18)
デジカフェのアダルト版ウラデジはまどろっこしい前置きは無用
マニアックスから124人登録
6位
華の会メール(R18)
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この記事を書いた人

なかぞの

大阪府生まれ。22歳で文芸同人誌に参加。文学・アート系雑誌での新人賞入選をきっかけに作家業をスタート。塾講師、酒屋の配達員、デリヘルの事務スタッフなど様々な職を転々としたのち、現在はフリーライターとして活動中。足を踏み入れるとスリルを味わえそうな怪しい街並み、怪しいビルの風俗店を探し歩いている。

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