こんにちは、元エロ本編集者の蒼樹リュウスケです。
「エロに関係する病気」と聞いたとき、ほとんどの人が思い浮かべるのは「性病」「ED」といった病気でしょう。
しかしこの世には、意外と知られていない「エロい病気」が複数存在しています。
そのうちのひとつに「SEX依存症」がありますが、これなんかは2010年アメリカの某トッププロゴルファーや、1998年の元大統領のスキャンダルで、一気にメジャーになりましたね。
日本でも、某芸人さんの「多目的トイレ不倫」の際に「SEX依存症なのではないか」なんて話が世間をにぎわせたことを覚えている人もいるでしょう。
このように「エロい病気」は、まだまだ人には知られていないものが存在しています。
どんな「エロい病気」があるのか、ご紹介しましょう。
持続性性喚起症候群:日常生活の最中にいきなりイッちゃう病気!
まずご紹介するのが「持続性性喚起症候群」です。
これは、SEXやオナニーなど性的な行為をしている最中以外の状況で、いきなり性的に興奮してオマ○コが気持ち良くなってしまい、イッてしまうという病気です。
そう、あえて「オマ○コが」と書いたように、女性だけがこの「持続性性喚起症候群」を発症するのが不思議なところ。
女性のなかには「SEXでイケない」との悩みを持っている人もいますので、そういう女性にとってはうらやましい病気……なんて思ったら、大間違いです。
なにしろ、仕事中でも遊び中でも関係なく気持ち良くなってしまって、イッてしまうのですから。
そのため、別名「イクイク病」なんて呼ばれています。
しかも「持続性」と付いているように、この症状が短くて数時間、長ければ数日間もず~っと続いて、その間は何回もイッてしまうわけです。
そんな状況になったら、まともな日常生活が送れなくなってしまうのは、誰でも想像ができるでしょう。
さらにこの「持続性性喚起症候群」、治療法もはっきりしていないとのことですので、とてつもなく厄介な病気と言えますね。
持続勃起症:いつまで経ってもモッコリ勃ちっぱなし!
「持続勃起症」は、別名「プリアピズム」と呼ばれる症状で、具体的には「4時間以上勃起が継続している状態」に対する病名です。
こちらも「性的にムラムラしている」など性欲には関係なく起こる症状ですが、一方で「持続性性喚起症候群」と違うのは、快感も伴わない点があります。
つまりムラムラしてもいない、気持ち良くもない、でもチ○ポはビンビン、てわけですね。
温泉に入っているときなんかに「持続勃起症」になってしまったら、きっと大きな誤解をされてしまうことでしょう。
「まあでも、ずっと勃起しているだけなら、まだなんとかごまかせるし……」なんて考える方もいるかもしれませんが、それは甘い考えです。
実は勃起状態が4時間以上続くと、チ○ポが激痛に襲われ、さらに6時間以上経過するとチ○ポの組織が壊死してしまう危険があります!
「なんかいつまで経っても勃起がおさまらない……」なんて状態になったら、急いで医者に診てもらうべきですね。
ちなみに「さすがに持続勃起症がテーマのAVはないだろう」と思っていたら、見つかりました。
本当に日本のAV業界はなんでもネタにするな、と感心しますね。
セクソムニア:寝ている間にオナニーやセックスをしてしまう!?
「セクソムニア」は、寝ている間にオナニーやセックスなどの性行為をしてしまう、睡眠障害の一種です。
別に「エッチな夢を見ている」などの理由もなく、寝ている間に無自覚にエロいことをしてしまうのが、この「セクソムニア」の厄介なところ。
しかも起きたときには、自分がエロいことをしていた記憶も失われています。
誰かが近くにいてもオナニーをしてしまう、隣に誰かが寝ていたら知らない間に襲ってしまう……そう考えれば、この「セクソムニア」がどれほど恐ろしい病気か、理解できるでしょう。
だって、ただ単に寝ている間の無自覚の行動で、目覚めたら「性犯罪者」となっている可能性すらあるのですから。
しかも「セクソムニア」の厄介な点は、どういった原因で発症するのかがはっきりしていない部分にもあります。
「睡眠不足」「アルコール」などが原因、と言われていますが……。
周囲に迷惑をかけてしまう可能性が高い病気ですし、自分がセクソムニアであることにも気付きにくいため、非常に大変な病気と言えますね。
近いものだと「夢遊病」があります。
「なにか変だ」と思ったらとりあえず診察してもらうべき!
「エロい病気」と聞くと、なんとなく笑ってしまうような病気を想像する人が多いかもしれません。
しかし実際には、そんなのんきなことを言っていられないような病気、しかも原因も治療法もよくわからないような病気が、エロい病気には多いことが理解できたのではないでしょうか。
「なにか変だ」と思ったら、とりあえず病院へ。
健康のためにも守るべき行動ですが、エロに関する異常がある際にもすぐに病院へ行ったほうが、のちのち苦労せずに済みますよ。