こんにちは、元エロ本編集者の蒼樹リュウスケです。
いわゆる「下着フェチ」ではなくても、男性にとってパンティは非常に魅力的な存在。
考えてみれば「単なる布」でしかないのですが「女性のアソコを包む」、その事実だけで、パンティは単なる布ではなくなります。
ミニスカートを目にすれば「パンティ見えないかな」と期待し、タイトなスカートを履いている女性を見れば「パンティラインが透けてないかな」と目を凝らす……。
そんなパンティですから、大枚はたいて手に入れようとする男性がいたとしても、不思議ではないでしょう。
とくに「シミ付きパンティ」となれば、その価値は新品時代の数倍、数十倍に跳ね上がるのです。
つまりシミ付きパンティを大量生産して売りさばけば、まさに一攫千金、現代の錬金術と言えるわけですね。
シミ付きパンティは意外と簡単に再現できる!?
実はエロ本編集者時代に、この「シミ付きパンティ職人」に話を聞いたことがあります。
このシミ付きパンティ職人(以下、シミパン氏と呼称します)は、個人でシミ付きパンティを再現し、それをインターネットで販売する副業をおこなっていました。
本業は誰もが聞いたことがあるような大手会社員で、なぜこんな副業を?と疑問に思わずを得なかったのですが……。
「奥さんからもらえるお小遣いが少ない」のが理由で、シミパン氏はシミ付きパンティ販売に手を出したとのことでした。
「旦那がパンティを売っている」のがバレたほうが、よっぽど問題になりそうな気もしますが、お小遣いの値上げを要求できないほど奥さんが怖いようでしたね。
そんなわけで、シミパン氏は一人暮らしの友人の家を拠点とし、ふたりでシミ付きパンティ販売に手を出したのです。
ちなみにシミパン氏に教わった、シミ付きパンティの作り方がコチラ。
①パンティのクロッチ部分に、ニンジンやミカンなどの絞り汁を塗って乾かして色を付ける
②スルメと粉チーズなどを煮た液体を軽く染み込ませる
③卵白をこすりつけて乾燥させ、パリパリ感を出す
これでかなりリアルなシミ付きパンティが再現できる、とのこと。
実際に作業過程を見せてもらいましたが、たしかになかなか良い感じの仕上がりだったと記憶しています。
またシミパン氏は「お尻の穴のあたりに、味噌汁を綿棒で擦りつければウンスジが再現できる」とも語っていました。
そのときのシミパン氏の輝くような無邪気な笑顔が、今も脳裏に焼き付いています……。
この話はもう20年近く前の話ですから真似するのはオススメしません
ちなみにシミパン氏(とそのお友達)、さすがにシミ付きパンティばかり作っているわけにもいかないとのことで、それほどガッツリ儲けていたわけではありませんでした。
それでも「月に10万くらいにはなる」と言っていましたから、お小遣いとしてはじゅうぶんな額でしょう。
トラブルになったこともとくにない、とのことでしたし、作業的にもとくに大変ではないわけですから、なかなか理想的な副業だったのではないでしょうか。
しかしこの話を聞いたのは、もう20年近く前の話。
正直に言って、現在ではもうそこまでうまくいかないだろうな、と思っています。
その理由は、現在は「ライバルが多すぎる」ため。
SNSなどではシミ付きパンティをはじめ「下着を売ります」との書き込みが溢れていますし、探してみればかつて流行した「ブルセラショップ」的なお店のホームページも見つかります。
当時は「1枚5千円くらい」だった販売価格も、現在では「千円から2千円程度」と、だいぶ値下がりしている様子。
そもそもブルセラショップやシミパン氏たちのような商売が成り立っていたのは、おそらく「パンティは売りたいけれど、売る方法がわからない」女の子が多かったためでしょう。
SNSなどインターネットの発達で、誰もが簡単にパンティを売れる「一億総パンティ売り時代」となってしまった現在では、シミ付きパンティで稼ぐのは難しくなった、と言えますね。
シミ付きパンティは男のロマン?今も日本のどこかでシミパン職人が腕を振るっているかも……
現在ではシミ付きパンティを売る女の子が多すぎて、なかなかシミ付きパンティで一攫千金は難しくなってきた、と書きました。
しかし現在、SNSで活躍(?)しているパンティ売り女子たちが、本当に全員女の子である保証はありません。
なかにはかつてのシミパン氏のように、シミパン職人が毎日シミ付きパンティを製造して売りさばいている、なんて可能性もじゅうぶんにあります。
シミパン氏も、こう言っていました。
「別に副業がシミ付きパンティ売りじゃなくてもいいんだけどね。結局、自分も好きだからシミ付きパンティを作って売っちゃうんだよねぇ……」
シミ付きパンティには、男を狂わす魔性の魅力があるのかもしれませんね。
その事実を証明する、こんな商品をご紹介しましょう。
「女の子のおしっこのニオイを再現し、普通のパンティをあっと言う間にシミ付きパンティに早変わりさせてくれる」という、夢の(?)ような商品です。
「女の子のシミ付きパンティがほしいなら、自分で作ればいいじゃない」
この発想はありませんでした……。
「本物の女の子のシミ」でなくても良い、とにかく「パンティにシミが付いていることが重要」なわけですね。
「パンティが先か、シミが先か」、これはもう永遠に答えの出ない、哲学のようなものなのかもしれません。