女子大生が浣腸プレイにハマって、人間をやめようかと思った話をする。
シリーズ『女子大生の、夜のあのねのね。』
「おうちに帰れない…」
これは友人Bの話である。彼女は深夜、途方に暮れていた。時計を見る。夜中二時…。まだ始発までは優に三時間以上あった。
片道一時間かけてとあるクラブへ来たはいいが、帰れなくなってしまった。泊めてくれるような知り合いもいない。友達はとっくに持ち帰られてしまっている。それに、酔いが変にさめてしまった今はただひらすらに気持ち悪いのだった。頭が痛くて、階段に座り込む。
クラブがあるような繁華街と言えど、田舎である。平日のこんな深夜はほとんど人通りがない。
困ったなぁ…。こんなところで三時間も潰せない…。
Bは座り込んだ。まるで家出少女の気分だ。すると、向こうの方から若そうな男性が一人で歩いてくるのが目に入った。ダテメガネのような黒縁メガネをかけている、雰囲気の優しそうな男性だった。
もう、これ、話かけるしかない…。お金もないし。
財布にある残金は2000円ほどだった。充電が切れているので、タクシーを呼ぶこともできない。
思い切って声をかけてみよう。Bは人生で初めての逆ナンを決意したのである。
「あの…すみません…。み、道がわからなくて…。駅ってどっちの方でしたっけ?」
「はい? 駅? …ですか」
しまった、失敗だった。と、思った。男性が怪訝な顔をしていたからだ。確かに、こんな深夜に駅に行ってもどうしようもない。せっかく勇気を出したのに…とテンションが下がりかけていたところで、男性がこう聞いてきた。
「家、帰れないんですか? もしかして」
「それもあるんですけど…タイプだなって思って。声かけちゃいました」
そう言うと、男性はニコリと笑った。その笑顔は何だか爽やかで、こちらが帰る手段がないというだけの理由で声をかけてしまったことを反省させるぐらいの嬉しそうな笑みだったのだ。
「家、来ます?」
逆ナン男性と過ごす三時間。
男性の家は意外と近くにあった。職業は飲食店。
一人暮らし独特の狭さのマンションで一息をつく。
「お酒とか、飲む?」
男性がビールを差し出してきた。こくり、と頷き缶ビールを開ける。もうさんざん飲んだので、ビールもあまり美味しくはなかった。男性は酒好きらしく、ほろ酔いで饒舌になりながらどんどんとビールを開けていく。
会話の途中で、彼が日払いのバイトであること、この家は知り合いからもらったもので毎日の生活になかなか苦労をしていることを聞いた。酒好きで、入ったお金の大半を飲みに行ったりして使ってしまうという。初対面でお金に困っている話をいきなり聞かされ、少し腰が引けたがこちらは泊めてもらっている身である。黙って話を聞いていた。
「しよっか」
男性はそう言うと、いきなり押し倒してきた。この流れだ。確実にそうなることは意識していた。
なんだかなぁ、と思いながら腰を振っている男性の向こうの天井を見る。至って普通の、あっという間のセックスだった。
かなり久しぶりの性行為だったらしい。向こうは終わった後も何度も抱きしめて、キスしてくる。優しい男性だった。最初から最後まで気を遣ってくれ、初対面でこんな出会い方にも関わらず精一杯いろいろ考えてくれていることがわかる。
充電がないことを伝えると、友達に連絡を取りなよ、と携帯を貸してくれた。SMSを入れる。たぶん向こうも誰かといるのだろうけど。
なんてことのない普通のセックスをしただけ、のハズだった。
超粘着質! 連絡にドン引き
だが違った。その場で別れてからは気付かなかったのだが、家につくと未読メッセージが10件もあることに気付く。開いてみると、さきほどの男性だった。この短時間の間に、である。
”今日はありがとう。なんかこんなの久しぶりでドキドキする…”
”こういう出会いもアリなのかなぁ?”
”今帰ってるのかな? 着いたら連絡ちょうだいね”
こんな感じの連投だ。まず、ビックリした。着信も二回、残されていた。
軽く引いてしまう。粘着質か…。運が悪かったかもしれない。とはいえ、こちらもこちらだ。あんな風に声をかけて、勘違いさせてしまったのかもしれない。ややこしいことになりたくはないけど…。そう悩んでいたとき、クラブに一緒に行った友人から電話が鳴った。
「ねぇー、今どこにいるのー? ちゃんと帰れたー?」
彼女からこんな風に連絡があるのは珍しい。よくつるんでいる地元の友達で、お互い気に入った人がいればどこかに抜けてしまうのも暗黙の了解になっている遊び仲間だった。そんな彼女からこんな連絡があるのはすごく珍しいことだ。
「帰れたけど…どうしたの?」
「一緒にいた男の人から連絡があったよ。ちゃんと帰れましたかね? って…」
あいつである。受話器越しに思わず顔を顰めてしまった。きっと携帯を借りたときの番号で連絡したのだろう。いくらなんでもしつこすぎる。舌うちしたい気分になった。友達になんでもないことを伝え、仕方なく返信を返すとまたすぐ返事が返ってくる。
”心配したよー。無事、ついたようでよかった”
こんな調子で、彼の連絡はとにかくしつこかった。逆切れするようなことはなかったが、返事がないと返事を催促するような連絡がたくさんくる。だんだんと携帯を開くことが苦痛になっていく。不在着信を何度か残した後は、LINEしてくるのも特徴だった。もう疲れた…。
”あのー。勘違いしないでもらえます? あなた、わたしの彼氏じゃないんで”
ある日こう返すと彼からは一言、ごめんと返信が来たきり連絡が途絶えた。
体からはじまる関係…。女性の中には男性の好意がほしくて体を許す女性もいるが、セックスの後で本気になってしまうと歯止めがきかないのはもしかしたら男性の方なのかもしれない。そう考えさせられた、そんな出来事だった。
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