売れたショタアニメAV『ぼくのぴこ』を不意に検索してしまった

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売れたショタアニメAV『ぼくのぴこ』を不意に検索してしまった

サブカルチャー

松村鋼太郎 0 5,829 2019/10/02

ぼくのぴこ シリーズぴこ1

『ぼくのぴこ』をみなさんご存知でしょうか?今から10数年前、まだストリーミングや動画投稿サイトが一般的ではない時代、空前のヒットを遂げて、売れたAVでありました。

 
このソフト、単なるエロアニメではなく「ショタもの」という特殊性癖だったのですが、非常に売れました。ひょっとするとみなさんの中にもショタとエロイことをしたい願望があるのかもしれません。

SODでもかなりのヒット作になった!

ふと、エロワードで今夜のおかず動画を検索していると、何か見たことがあるアニメが出てきました。この曲知っている・・、そう『ぼくのぴこ』だ!
 
『ぼくのぴこ』は世界初の「少年愛、ショタアニメ」として、あのSOD(ソフト・オン・デマンド)からは2006年9月に発売されたアダルトOVAです。購買層の「ツボ」にハマったらしく、
 
・ソフト・オン・デマンド2006年9月期売上第1位
・amazon.co.jpアダルトアニメランキング瞬間順位第1位
・amazon.co.jp2006年9月第2週目アダルト部門第1位

 
歴史的、とまではいきませんが、かなり売れています。SODというと、松村的には「マジックミラー号」や「手コキクリキック」なのですが、こういうものも発売していたんですね。アダルトアニメはピンクパイナップルとかそういうメーカーの独壇場だと思っていました。
 
ぼくのぴこ」はショタものアニメです。ショタ、つまり、少年くらいの男の子にエロイことをするという、ロリ&男&アニメが好きという三重の嗜好を持っている人に評価されるはずの、間口が狭いタイトルだったはずです。
 
もちろん3次元で実際にショタ(の年齢の子)を撮影したら大変なことになるわけで、アニメにしたのは必然でもありました。そして、当時、勢いで私も「ぼくのぴこ」を観てしまいました。

見た目は少女しかし下半身には・・・

「ぼくのぴこ」は、いわゆる「おねショタ」ものではなく、「おにショタ」ものです。おねショタならば、自分をショタに投影して、お姉さんとエロイことができるという妄想がはかどるのですが(実際に少年時にエロイ体験はできない人が多い)、「ぼくのぴこ」の主人公は大学生くらいの男性(タモツ)です。

ストーリーは簡潔に言うと、海で全裸で泳ぐ少女に出会ったタモツは、この少女(ぴこ)に惹かれてしまう。しかし、この少女は少女ではなく少年であった。しかし、人間としてぴこを好きになってしまったので、性別関係なくあれこれエロイことをしてしまう、ぴこもタモツの無力から逃れられず、自分からせがむようになる、みたいな感じだったと思います。ぴこの下半身は相応というか、巨根ではなかったと思います(代わりにタモツが超巨根)。

ぴこが少女ならよくあるエロアニメですが、少年であったことがこれまでにないエポックメーキングな作風にしています。

だから少年で勃てられる人でないと、この作品には抜きどころがないんです。しかも、主人公の男性は(2006年の作品なのに)白ブリーフを履いています。AVの汁男優みたいで、ひょっとすると、タモツ=汁男優、ぴこ=女優の構図にしたかったのかもしれません。

なぜ売れたのか!?

少女とエロイ展開になるエロアニメはありますし、おねショタものも一部に根強い人気があります。しかし、この作品や、ぴこが登場する一連の「ぴこシリーズ」はonly menです。

つまり、観る人は

・アニメの抵抗がない
・男性同性愛に抵抗がない
・登場人物が少年に抵抗がない

というかなり限られた性癖の人をターゲットにしているように思います。

正直、ぴこの声優は下手過ぎて驚きました。少年ボイスの声優とは力量は雲泥の差であり、かといって美少女ボイスでもありません。

AV女優を使ったのか、それとも女性スタッフなのか、喘ぎも大して上手ではなく、声で抜くことはできない感じでした。

結論から言うと、私はまったく抜けなかったのですが、ニッチな需要を拾いまくったのかもしれません。

ちなみに私はおねショタなら抜けました。高校生時代に勝ったパソコンゲームのムックについていた『青い性』のサンプル版で50回は抜いたと思います。

VRとかが技術的に可能になる前、しかも動画共有サイトがない時代にこれだけヒットしたのは、ひょっとするとショタ(男だけ)でもOKという男性が多いことの表れかもしれず、両刀使いは意外に多いのかもしれませんね。


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この記事を書いた人

松村鋼太郎

院卒のお堅い丸の内のサラリーマン。日本の裏経済にも精通しているが、そんな特技は一切活かさずエロネタ一辺倒。M気質で健全店でのエロスを追求したがるド変態野郎。

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