【JapanCupid.com③】有名大学卒、超有名アパレルショップ勤務の中国人女性とデートしてみてわかったこと。

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【JapanCupid.com③】有名大学卒、超有名アパレルショップ勤務の中国人女性とデートしてみてわかったこと。

出会い系体験談

なかぞの 0 1,360 2019/07/26
外国人向け出会い系サイト『JapanCupid.com』には、日本人との出会いを求めるたくさんの外国人の男性、女性が集まってきています。

ほんの興味本位でサイトに登録してみた私でしたが、短い期間でたくさんの外国人女性からメッセージを受け取りました。

そんな中で、いちはやくLINEを交換することができ、デートまで実現した中国人女性とのエピソードをご紹介したいと思います。

日本人よりしっかりした日本語を使う中国人女性

その中国人女性は、私がそれまでにメッセージでやり取りした中で唯一の有料会員でした。

『JapanCupid.com』には日本人との出会いを求めている外国人が集まってきているわけですが、その割には有料会員になっている人が少ないと感じました。メッセージでやり取りする場合、双方あるいはどちから一方が有料会員でないと、メッセージを送ることはできても、受け取ったものを読むことはできません。

多くの外国人は無料会員ですから、どうしても日本人側がお金を払って有料会員になり、コミュニケーションを取るというパターンになりがちです。

ところが、私が知り合った中国人女性の「ホウさん(仮名)」は、めずらしく有料会員で、積極的に日本人との出会いを求めているのが、プロフィールの自己アピール欄の内容などからも伝わってきました。

ホウさんからメッセージを受け取ったときにまず驚いたのが、文章がすべて日本語で書かれていたことでした。しかも文法的にもしっかりしていて、日本人が書いたのではないかと思ったほどでした。日本人で文章を書くのが苦手な人よりも上手な文章だと思いました。

プロフィールの学歴は「大学卒」となっていて、自己紹介の欄には、中国で高校を出たあと2年間日本語学校に通い、そのあと日本の大学へ留学したということが書かれてありました。しかもその大学というのは、日本人ならほとんどの人が知っている有名大学でした。

これだけ達者な日本語が書けるのだから、きっとその通りなのだろうと思いました。

外国人が日本の大学に留学しようと思うと、JLPT(日本語能力試験)で最低でもN2(2級)
に合格、大学によってはN1(1級)に合格していることが必須条件となっている場合もあります。

私は以前、JLPTの過去問を解いてみたことがありますが、N2までは全問正解したものの、N1では2問も間違えてしまいました。日本人がTOEFLを難しいと感じるのと同じように、外国人がJLPTでN1に合格するのはかなり大変なことなのだろうと思いました。

『JapanCupid.com』に登録している外国人のプロフィールを見ていると、「大学卒」や「大学院卒」が非常に多いことに気づきます。とくにアジア系の人たちに高学歴をアピールしている人が多く、異性の相手にも高学歴を求める傾向が強いようです。

対して欧米の人たちのプロフィールを見ると、高学歴の人は少なく、相手にもそれほど学歴を求めていない印象を受けます。ただ、プロフィールはすべて自己申告ですから、確かなものとは言い切れません。

大学院卒で身長162㎝と書いていたタイ人女性と実際に会ってみたところ、150㎝くらいの小柄な人で、学歴についても、大学院卒というのは冗談で書いてみただけで、本当は中学しか出ていないのだと、悪びれる様子もなく笑い飛ばされたことがありました。

ホウさんと実際に会ったときの印象は、それまでの外国人のイメージを覆すものでした。
とくにそれまで私の中にあった中国人のイメージとはまるで違うものでした。大学時代に留学生の中国人女性が同じクラスにいたことはありましたが、親しい間柄になった経験はなく、私がよく知っている中国人女性というと、中国エステの女の子だけでした。

中国人エステ嬢の中にも日本語を上手に話す人や、日本人社会にすっかり溶け込んでいる人もいますが、ホウさんの場合はそれより一段階上のレベルに達していました。

彼女は当時28歳で、日本へ来て8年目だということでしたが、日本人だと言っても誰も疑わないほど流暢な日本語を話し、敬語の使い方も正確でした。接しているときの物腰や、ちょっとした仕草も日本人ぽく、私のほうが襟を正したほうがいいのではないかと思わされたほどでした。私は彼女の前で関西弁を使うのが何となく恥ずかしくなり、できるかぎり標準語で話そうと思うようになりました。

初めてのデートは「神戸ルミナリエ」

ホウさんとはサイト内のメッセージで数回やり取りをしたあと、LINEを交換しました。
その後は頻繁に連絡を取り合うようになり、彼女は自分で作った料理の写真を送ってくれたりもしました。中華料理だけでなく和食も作り、魚の煮つけはすごく上手にできていました。他にも肉じゃがを作ったり、自分で寿司を握ったりもするそうで、いつかチャンスがあればマグロの解体をやってみたいと言い、私を驚かせました。

ホウさんとの初めてのデートでは「神戸ルミナリエ」に行くことになりました。その当時、彼女は神戸市在住だったのですが、男の人とふたりでルミナリエを見に行ったことがないので、いちどいっしょに行ってほしいと頼まれたのでした。

12月上旬の、すごく寒い日でした。阪急電車の三宮駅に着くと、私はサイトに登録されたホウさんの写真をスマホで見ながら、待ち合わせ場所に行きました。
彼女のほうが先に私を見つけて声をかけてきました。

最初、それがホウさんだとは気づきませんでした。写真で見る彼女は黒髪で、メイクも服装も地味でしたが(言い方は悪いですが、中国の農村部から出てきた女の子といった雰囲気でした)、実際に会ってみると、すごく綺麗な女性だったのです。髪は明るい茶色で、メイクや服装はおとなしめではあるものの、センスのよい印象を受けました。よく見ると薄茶色の綺麗な瞳をしていて、あとで聞いたところ、カラーコンタクトを入れていたことがわかりました。

「家では眼鏡をかけてます。すごく目が悪いので」と恥ずかしそうに言う彼女。
「眼鏡をかけてるところも見てみたいなあ」と私が言うと、「恥ずかしいから嫌です。わたし、眼鏡がぜんぜん似合いません」と断られました。

初対面というのもあったのでしょうが、ホウさんは口数が少なく、私のほうから話しかけてばかりいました。ふたりで並んで歩いていても、彼女は常に私との間に一定の距離をとっていて、こちらからさりげなく身を寄せようとすると、すっと離れてしまうのでした。
中国人の女性は日本人よりも、異性との関係においてあまりオープンではないという話を聞いたことがあったので、彼女もそういうタイプなのかなと思いました。

エステ嬢の中国人とばかり付き合っていた私は少しばかり感覚が麻痺してしまっていた部分があり、あらためてホウさんのような人が普通なのだと思い直すことにしました。

三宮から元町のほうへ移動し、彼女が何度か行ったことがあるという焼き肉屋で食事をすることになりました。学生時代の友人たちと何度かその店に来たことがあるという彼女は、慣れた感じでメニューを見ながら、しっかりした日本語でオーダーしていました。

彼女のプロフィールに「アパレルメーカー勤務」と書いてあったので、そのことを聞いてみたところ、誰もが知っているあの「U」で始まるファッションブランドであることがわかりました。中国人客の多い神戸市内のショップで、通訳兼販売スタッフとして働いているのだと、彼女は話してくれました。また、以前は外国語学校の講師をしていて、日本人に中国語を教えていたのだと言いました。

食事中はそれなりに会話も弾み、楽しい時間を過ごしていました。
ところが途中、そんな楽しい時間が台無しになってしまう厄介なトラブルに巻き込まれてしまったのです。

このときばかりは本当に自分が嫌になりました。今までから中国人女性と過ごしていると、なぜかトラブルに巻き込まれることが多かったのです。私のお気に入りの中国人エステ嬢がストーカー被害に遭っていて、そのとばっちりを食ったこともあれば、行きつけの中国料理店で食事をしているときに、いきなりバットや鉄の棒を持った四人組が殴り込んできたり…。自分には疫病神でもついているのだろうか。根本的に中国人女性とは波長が合わないということだろうか。私は本気で悩みました。

私たちが向かい合って食事をしていると、隣のテーブルに二人組の外国人の男が座ってきました。二人ともかなり背が高く、黒髪で濃い顔をしていました。中東やアラブ系とも違い、チェチェンあたりの人種ではないかと思いました(私が勝手にそう思っただけです)。ふたりとも少し酔っているように見えました。

互いのテーブルの間にはすだれのようなものがかかっているだけで、完全には仕切られていませんでした。

私がトイレに行って戻ってくると、何やら店内が少しざわついていて、席を離れて立っているホウさんが、困った顔をして女性スタッフに何事か話していました。何があったのかと私が聞くと、隣に座っていた外国人の男が、彼女に対していやらしい言葉をかけてきて、腕を触ってきたというのです。スタッフが注意をしても男は聞く耳を持たなかったといいます。

怒りを覚えた私は、そのチェチェン人に向かってブルース・リーみたいに鋭く指を突きつけ、

「おいお前、ちょっとこっち来い!」と挑発しました。この時の私は、心の中では『ブルース・リーと101匹のドラゴン』の仲間入りをしていたのかもしれません。
すると手前に座っていたもうひとりのチェチェン人が立ち上がり、私を見下ろしながら何事か口走りました。奥に座っていた男はそれを見てヘラヘラ笑っていました。

私は無性に腹が立ち、手前にいる男を押しのけると、笑っている男のほうへ歩み寄って行きました。が、そこへ店長と思われる男性スタッフが割って入り、その場を収めようとしました。他の数人のスタッフも集まってきて、チェチェン人がいるテーブルを囲むかたちになりました。

その状況に腹を立てたのか、手前にいたチェチェン人が大声を上げて皿を床に叩きつけました。皿が割れる音が響き渡り、客の間から悲鳴が上がりました。
皿を叩きつけた男はさらに何事か喚きましたが、店長らしきスタッフが毅然と対応し、これ以上騒ぐと警察に通報すると強い口調で言いました。

奥に座っていたチェチェン人はこの状況を楽しんでいる様子で相変わらずヘラヘラ笑いながら、ときどきおおげさに肩をすくめていました。

スタッフが今すぐ店から出て行くよう、チェチェン人の男ふたりに言うと、手前の男は捨て台詞を吐き、しぶしぶ店から出て行きました。奥にいた男は相変わらずヘラヘラ笑っていましたが、ゆっくり腰を上げると、私の顔を見て大げさに肩をすくめ、店から出て行きました。

店側からは丁寧な謝罪の言葉をいただきましたが、店は何も悪くありません。

私はチェチェン人の男ふたりに対してなかなか怒りが治まりませんでしたが、同時に、なぜかトラブルに巻き込まれてしまう自分に対しても腹が立って仕方がありませんでした。
初めてのデートで、ホウさんのような真面目でおとなしい女性に嫌な思いをさせてしまい、本当に申し訳ない気持ちになりました。しかし、できるだけそれを顔に出さないようにし、気持ちを切り替えようと努力しました。

店を出たあと、ホウさんはさらに口数が少なくなってしまいました。私はできるだけ楽しい話題を選んで話し、彼女の気持ちを紛らわせようとしました。

ところが、神戸ルミナリエの会場へ向かう途中のちょっとした出来事をきっかけに、彼女は一気に元気を取り戻したのでした。
横断歩道を渡り切ったところで、彼女が「あっ!」と声を上げ、立ち止まって後ろを振り返りました。

「どうしたの?」
「北川景子!」
「え?」
「今すれ違った女の人、北川景子でした」
「ええっ?ほんとに?」
「はい、ぜったいそうです。わたし北川景子のファンですから、見間違えたりしないですよ」

彼女は大きく目を見開き、嬉しそうに言いました。
「北川景子は神戸出身だから、ありえるかもねえ」

私が言うと、彼女は「ぜったいそうですよぉ!あー、話しかければよかったぁ」と悔しそうに言い、満面の笑みを浮かべて私に笑いかけてきました。
彼女が元気になったのを見て、私はほっとしました。思わず溜め息がこぼれました。

ルミナリエではたくさん写真を撮りました。近くにいた人にお願いして、ふたりのツーショット写真も撮ってもらいました。ふたりの写真を撮りたいというのはホウさんのほうから言い出したことで、彼女もようやく打ち解けてきたようで、私は嬉しくなりました。

会場の中央には「カッサ・アルモニカ」という光の聖堂が建っていて、その中に鐘が吊るされています。その鐘に向かって硬貨を投げ当て、音を鳴らす、一種のお賽銭のようなものがあり、聖堂の前には長蛇の列ができていました。

「あれ、やってみる?」

私が聞くと、彼女は首を横に振り、「やらないです。お金を無駄遣いしたくありません」と言い、少し悲しそうな顔をしました。それには私も納得してしまいました。
会場を出て、しばらく神戸の街を散歩したあと、三宮駅の前で彼女と別れました。

彼女から悩みを打ち明けられ…

2回目のデートでは映画を見に行きました。そのとき大ヒットしていた邦画で、私もいちど見てみたいと思っていました。

夕方から会う予定だったのですが、前日になって急に、用事が出来たので午前中に変更してほしいと彼女から連絡が来ました。

こちらもそれでオーケーしたのですが、デートの前日、私は仕事が深夜まで続いてしまい、当日は寝不足の状態で彼女と会うことになってしまいました。

雨上がりで足もとが悪く、ヒールのあるブーツを履いていたホウさんは歩きにくそうにしていたので、私は腕を貸してあげました。彼女と体を寄せ合って歩いたのは、このときが初めてでした。

マクドナルドで少し早めの昼食をとってから、映画を見に行くことになりました。
食事をしているとき、ホウさんからある相談を持ちかけられました。

今の仕事がつらくて、近いうちに転職したいと思っているのだと言われました。人間関係で悩んでいるのかと思い、聞いてみると、それも少しあるようでしたが、それよりもホウさんが悩んでいたのは、日本ならではの接客マナーについていけないということでした。
「お客さんにはものすごく丁寧に接しなければいけません。お辞儀をするときは腰を90度に曲げないといけません」と言い、彼女は困ったような表情を見せました。

彼女が言いたいことは私にもよくわかりました。昨今のサービス業の接客マナーの徹底ぶりは過剰だと思います。そこまでしてもらわなくても、べつに気にしないのになあ…と私は思ってしまいます。30年近く前のスーパーやコンビニの接客は、今と比べるとかなり不愛想でしたが、あの頃のほうが世の中は活気に満ち溢れていました。

ホウさんは、できれば中国人が経営しているところや、外国人がたくさん働いている職場に転職したいと言いました。

また、アルバイトでは就労ビザが発行されないので、正社員か契約社員でないとだめなのだと言い、先週から自分でもハローワークへ行って職探しをしているが、なかなか見つからないのだと話してくれました。

そんな真面目な相談をされ、こちらとしても何もしないわけにはいかないと思い、知り合いや友人をあたってみるから少し待ってほしいと、私は彼女に伝えました。

映画の最中、私はずっとウトウトしていて、油断するとあっという間に寝落ちしてしまいそうな状態でした。コートを脱いだホウさんはひざ上丈のややタイトなスカートを穿いていて、私はその太腿をチラ見しながらなんとか眠気を紛らわしていました。

映画が終わり、近くのショッピングモールでしばらく彼女の買い物に付き合ったあと、その日は別れました。

〝後悔先に立たず〟とは正にこのこと!

1週間後、私はホウさんに連絡し、外国人向けに採用支援サービスをおこなっている大阪の会社を紹介しました。公務員時代の先輩に相談したところ、その会社のことを教えてもらえました。入国管理局への申請取次業務などをおこなう行政書士も常駐していて、ビザに関する相談にも乗ってくれるということでした。

それから2週間ほど経って、ホウさんから、新しい仕事が見つかったという連絡がありました。大阪にある中国系の企業で、そこの事務スタッフとして採用されることになったといい、すごく喜んでいました。

彼女の再就職のお祝いも兼ねて、ふたりで食事をすることになりました。
神戸の元町にある、彼女のおすすめの中国料理店へ行きました。私たち日本人がイメージする中華料理とは違い、中国東北地方の家庭料理がメインの店でした。

こじんまりとした静かな店で、店員も客もみな中国人ばかりでした。私たちはいちばん奥の離れたテーブルに座りました。
メニューもすべて中国語で書かれていて、私は写真を見て料理を選び、ホウさんがそれを中国語でオーダーしてくれました。

彼女はいつもお酒を飲まないので(私は『JapanCupid.com』を通じて、中国人、ドイツ人、タイ人とデートしましたが、どの女性もお酒は飲みませんでした)、私も遠慮してソフトドリンクを飲むようにしていました。

ひと通り食べ終え、もう一品追加で注文することにしました。この頃には店内はほぼ満席になっていました。
「すいませーん」
ホウさんが手を挙げて店員を呼びました。

その瞬間、周りにいた客たちの視線が一斉に私たちのほうへ向けられたのでした。
私ははっとしました。そういうことかと、すぐに気づきました。
先ほどまでホウさんは、店員と話すときには中国語を使っていました。ところが今、彼女は日本語で「すいませーん」と言ったのです。

周りはみな中国人ばかりです。同じ中国人だと思っていた若い女性が急に日本語を使ったことで、なんだ?という雰囲気になってしまったのではないかと思います。あるいはもっと批判的なもので、中国人のくせに日本語なんか使いやがって、みたいな感情もあったのかもしれません。彼女がどういう意図で日本語を使ったのかはわかりません。私に気を遣ったのか、ただ単に気分的なものだったのか…。

この土地には外国人街ともいえる旧居留地や、中華街があり、たくさんの外国人が生活しています。この中国料理店で食事をするということは、中国人コミュニティの中に足を踏み入れたということになるのかもしれません。この中では、私は余所者という扱いだったのかもしれません。

一瞬、周りの中国人客からボコボコにされるのではないかという不安がよぎりましたが、さすがにそんなことはなく、普通に過ごすことができました。

店を出ると、ホウさんは「さむーい」と言って、自分の手に息を吹きかけたあと、私の背中をさすってきました。彼女のほうから積極的に手を触れてくるのは初めてでした。

彼女の希望でゲームセンターへ行くと、UFOキャッチャーなどをして楽しみました。景品のけっこう大きめのぬいぐるみをゲットして、彼女はえらく嬉しそうにしていました。

そのあと、少し足を伸ばしてハーバーランドまで夜景を見に行きました。

風が冷たく、寒かったのですが、海辺にはけっこうたくさんのカップルが夜景を見に集まってきていました。欄干にもたれて身を寄せ合っているカップルや、ベンチに座って抱き合ったり、キスをしているカップルもちらほら見られました。

私たちも空いているベンチに座り、夜景を眺めていました。ホウさんはスマホで写真を撮っていました。風が吹くたびに、彼女の髪からほんのりと甘い、いい匂いがしていました。

両隣を見ると、どちらのカップルも抱き合ってキスをしていました。

ホウさんはきっとこういうのは嫌がるだろうなあと思いましたが、知り合ってもう2か月以上経っていましたし、彼女のほうもけっこう打ち解けている様子だったので、さりげなく、そっと彼女の手を握ってみました。

彼女は恥ずかしそうに笑みを浮かべただけで、嫌がる様子はありませんでした。

が、ここで私の悪いところが出てしまったのです。
彼女が受け入れてくれたことで気を良くした私は、調子に乗ってしまい、彼女の髪をそっと撫でたあと、唇を近づけてしまったのでした。

「何するんですか?やめてください!」
彼女は私から離れると、さっと立ち上がりました。
「そういうことは好きじゃありません」
そう言って、彼女は悲しそうな顔をしました。

「ごめんなさい」
私はすぐに謝りました。
「ほんの冗談のつもりで…」
「冗談であんなことするんですか?」
彼女は当惑した様子でしばらく立っていましたが、
「今日はもう遅いので、帰ります」と言うと、その場を離れました。

私は慌ててあとを追いました。
「待ってください。そこまで送りますから」
私の言葉を無視して、彼女は歩き続けました。
「ホウさんの家はどっちですか?近くまで送ります」
いささかパニックに陥っていた私は、またしても失敗をやらかしてしまいました。

「何を考えてるんですか?わたしの家には来ないでください」
彼女は私の言葉を誤解したようでした。
「いや、そういう意味で言ったんじゃないです」
私が弁解するように言うと、ようやく彼女は立ち止まりました。

「本当にごめんなさい」
私はもういちど謝りました。
彼女のほうも少し冷静さを取り戻すと、ふたりで駅のほうまで歩いて行きました。

「また連絡します」
別れ際、私はそう言いましたが、ホウさんは曖昧に頷いただけでした。

この日をさかいに、彼女と会うことはなくなりました。
こちらからメールを送ると、「あなたは何をしようとしましたか?あの日、何のために私と会ったのですか?」と返事が返ってきました。

そのあとはこちらが何を言っても、彼女は受け付けてくれませんでした。
1週間後にもういちどホウさんにメールを送り、また最初からやり直したいという気持ちを伝えましたが、彼女から返事が来ることはありませんでした。

女性との関係において、このときほど後悔したことはありません。

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管理人

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当コラムコーナーは、実話もフィクションも入り混じっています。読み物エンターテイメントとしてお楽しみいただく目的で掲載しており、記事の行為を推奨したり、犯罪を助長するものではありません。

この記事を書いた人

なかぞの

大阪府生まれ。22歳で文芸同人誌に参加。文学・アート系雑誌での新人賞入選をきっかけに作家業をスタート。塾講師、酒屋の配達員、デリヘルの事務スタッフなど様々な職を転々としたのち、現在はフリーライターとして活動中。足を踏み入れるとスリルを味わえそうな怪しい街並み、怪しいビルの風俗店を探し歩いている。

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