第9話「大井町ピンサロB店」疑惑の指名本数急上昇!バンギャのエミちゃん事件

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第9話「大井町ピンサロB店」疑惑の指名本数急上昇!バンギャのエミちゃん事件

「風俗業界、転がってみました。」

ピンサロ

カサイユウ(ライター・元風俗嬢) 0 12,358 2015/08/11

※写真と本文は関係ありません by HM Revenue & Customs
https://www.flickr.com/photos/hmrcgovuk/9662246597/

<風俗業界、転がってみました。-元風俗嬢の泥臭い転身->

❑前回までの話し
https://www.tekoki-fuzoku-joho.com/column/49368


大井町ピンサロB店では派閥やいじめもなく日々平和に営業活動を営んでおりましたが、人が集まればトラブルだってつきもの。それが社会というもので、小さなピンサロと言えどそこは立派な社会です。
こんなことがありました。

バンギャのエミちゃん事件とは。

猫のような愛嬌のある顔立ちに、毎日巻き毛の金髪ツインテールにぱっつん前髪。太めの黒いアイライン。ストーン入りのボディピアスが無数に刺さっている耳たぶは、とても重そう。洋服はお姫様系と言われ若い女の子に大人気のLIZLISAを可愛く着こなす、エミちゃんという嬢がおりました。
外見は決してブスではなく、むしろ可愛い方に入る部類…のはずなのに、営業熱心ではない方なのか、はたまた接客に何か問題があったのか、本指名数はほぼゼロ。それでも可愛らしい容姿とよくしゃべる明るいキャラクターで周囲を和ませては日々淡々とマジメに出勤していたようです。

そんなエミちゃんにある日異変が起きました。それまでフリーや写真指名のお客様をさばくだけであったエミちゃんの本指名数が急に増え始めたのです。

日に一本だったものが三本に、三本が五本、七本八本と、それも長い期間をかけてというものではなくおよそ一週間ほどでの急上昇。気付けばすっかりB店トップクラスの人気嬢になっていました。それだけならば「おめでとう」の一言で済む話なのですが、通常の営業方法からはとても考えられないような尋常ではない増え方です。

指名本数急上昇。なんであいつが…?

尋常ではない勢いで本指名数を増やしていくエミちゃん。それを見ている周りの嬢たちは当然「何事かしら?」とざわつきます。翌週になってもその勢いは衰えず、すこし疲れた顔で待機所に戻ってきては次のお客様の接客に向かう。急に高飛車になってしまったというわけではありませんでしたが、突如売れっ子になってしまったエミちゃんと雑談をするタイミングも減っていました。

いつもと違う雰囲気に包まれた待機所で静かに傍観していた嬢たちのほとんどが同じことを感じていましたが、誰も何も言い出しません。言い出したところでこの変な雰囲気が良くなるとも思えなかったのでしょう。ですが、ある時ひとりの嬢がポロッと零してしまいました。

「エミちゃん、もしかしてお客さんと連絡先交換とかしてないかな…?それと引き換えに本指名もらえるようにお客さんと交渉してたとか…。」

疑念に包まれ、静かに頷く嬢たち。わたしたちが知っている限りの情報を頭の中で組み立てていくと、やはり行き着く結論はそこしかなかったのです。

ピンサロという社会の秩序。

五反田S店と同じくこちらの大井町B店についても、嬢とお客様との連絡先交換は絶対禁止というルールがありました。小さな世界の小さなルールですが、それがこの社会での絶対的なルールであり、秩序を保つものだったのです。連絡先交換の件ではなくても、みんなが大事に守っているルールがもしひとつでも破られたとなれば秩序が乱れてしまいます。

成熟した精神を持つ嬢たちはあからさまに態度に出すことはないにしても、エミちゃんに反感を持ち始める嬢も少なくはありません。本人は望まないにしても、どうしてもその嬢に対する見方が変わってしまうのは仕方のないこと。

とは言え、基本姿勢は事なかれ主義であるセックスワーカーたちは直接被害を被ったわけではありません。例えば何かの不正によって指名客を盗られたなどという事態であれば話は別ですが、そうでもない限りはわざわざ薮をつつくような行動を起こすことはありませんでした。

黒服さんの対応は?

エミちゃん本人との雑談から何かを探ってはいるようですが、特にこれと言って言質を取るというようなこともなかったようです。嬢たちの人間関係も荒れているというほどではないですし、現在問題が起きているということでもないので何か大きく対処するということもありません。お店全体で見れば売り上げもお客様のリピート率も上がっているわけですから、結果良いことづくしですよね。

B店は各ボックス席に仕切り板はあるものの、フロント前に立てば接客中の六席全てを見渡せるほどの狭い店舗。なおかつ黒服さんはたびたび通路をゆっくり歩き、お客様が不正を行っていないか見回ります。縦並びの三席に挟まれた中央の通路に立てば接客中の会話に聞き耳を立てられるほどの距離ですので、本番行為がないか、連絡先や金品など受け渡しはないか…などなど、何か怪しげな会話があればすぐに分かります。

とは言え、店内常駐の黒服さんは二人、多くても三人であり、忙しい日はお客様ご案内のためフロントを離れることもありました。おしぼり巻きやお会計などの雑務もこなさなければいけないため、黒服さんの目を盗んで不正をはたらくということも、可能と言えば可能です。

真相分からず、邪推だけ残る。

結局、何故エミちゃんの本指名数が急に増えたのかは誰にも分かりませんでした。事件勃発からおよそひと月ほどがたった頃でしょうか、彼女が突然お店を辞めてしまったからです。何らかのルール違反を犯していたかどうかも分からないまま、また確かめる手段もなく、そして特に大きな波乱も起こることはなく、まるで何事もなかったかのように平和な日々が戻ってきました。

エミちゃん事件について、わたしはこう思うのです。お店に所属しているとはいえ風俗嬢はフリーランサーのようなもので、営業方法や品質の全てが嬢本人の手腕にかかっています。もちろん所属店は風俗店ポータルサイトでの広告や自店ホームページでの出勤嬢告知、イベント開催などで嬢をサポートしてくださいますが、基本的には嬢の品質が良くなければ本指名は取れません。

悪い噂が立ってしまったとはいえ彼女は実際に自分の力でしっかりとお金を稼いでいました。もしかしたら悪い噂が立つことも承知の上で何らかの行動を起こし、お店の秩序が乱れることを見越した上、そのうち自ら退店するつもりであったのはないか…こんな方法で所属店を転々としているのではないだろうか…といった邪推さえ浮かび上がってきます。

それにもし実際にルール違反を犯していたとして、もしそれがお店にバレるようなことがあって、もしB店をクビになったとしても、星の数ほど存在する風俗店。エミちゃんほどの外見クオリティがあれば今日からでもどこかでお金を稼ぐことができます。もしくは、めでたく目標金額を貯めることができたのでさっくりと引退をしたのかも知れませんね。

決して所属店のルールを破ることを推奨しているわけではありませんし、誰にも咎められない方法でお金を稼ぎたいものではありますが、思い切った方法でお金を稼ぐというのもやり方のひとつなのであるなあ…と物思いにふけるわたしでありました。




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この記事を書いた人

カサイユウ(ライター・元風俗嬢)

二十代の大半を、東京の風俗業界で過ごした元風俗嬢。ナイトワーカーとしての半生をまとめた人気連載シリーズ。思慮深く、洞察に富んだ性格で風俗嬢ライフをさわやかに駆け抜ける。

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