女子大生が浣腸プレイにハマって、人間をやめようかと思った話をする。
https://www.flickr.com/photos/pustovit/14484745119/
ホストは大変な職業だと、キャバクラを経験したわたしはつくづく思う。店のある女の子とセックスをした男性客が、それをコッソリ店の女の子に話したりして噂が回るというような話はたいていどこの店でもよくある話である。それを女の子たちが真実ととらえるか客のデマととらえるかは別として…。男性客たちの噂話の早さにはいつも驚きが隠せず、油断ならないものだと身構えていたわたしだが、それでもホストよりはよっぽど楽なのだな…と、とあるサイトを覗いた時に思った。
“枕してもらった”と、写真まで晒す女性たち。
ホス狂いと言われホストにかなり入れ込んで通っている女性たちのホームページをPVのランキング形式で集めたサイトが昔あった。そこには、有名ホストとこんな会話をしたという報告程度のものから、店外デート・個人的なやり取りのスクショさらには“枕してもらった”とホストの寝顔まで晒す客たちがいるのだ…。
一人がハマったら使う金額が大きいホストだからこそ、“切る”(指名をやめること)ときにはそれなりの代償がつくことも多いらしい。そこまでやるのかと驚いてしまうし、セックスをしただなんてネットという公の場所で大々的にアピールするものではないと個人的には思うのだが…。
「彼が欲しかったんじゃなくて、彼の一番になりたかったの。」
このホスト客の担当ホストに対する執着を、わたしはずっと不思議な目で眺めていた。だが最近、その答えを友人がまさに的確な言葉で表してくれたのである。
「彼が欲しかったんじゃなくて、彼の一番になりたかったの。」
彼女はとあるホストにかなりお金を遣っており、大事にされている客だった。そしてそのホストは彼女のためなのか年齢なのか、水商売を引退することに決めたらしい。一緒に暮らそう、という彼の言葉に最初は嬉しかった彼女。しかし、その幸せな日々はすぐに破綻してしまったらしい。
つまり、彼女はホストである彼が好きだった。いろいろな女性から必要とされ、貢いでもらっている彼が好きだった。つまるところ、ホストクラブで行われているのは実は女性同士の闘いなのではないかとわたしには感じられた。“わたしは、あの子よりお金を遣っている”。それがステータスで快感なのではないだろうか。そう考えたとき、ホスト客たちの暴露話のエグさが理解できた気がした。
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