【汁男優が見たAV現場】汁男優だって「刺し」と呼ばれる膣内発射もあるよ!
今回は汁男優が仕事を請け負うところから撮影が始まるまでの一連の流れについて、私の体験を元にご説明いたします。
はじまりは手配師からの依頼メール
システムエンジニアが本業の私は、一日中パソコンのディスプレイとにらめっこ。キーボードをカタカタ打っていると、携帯がヴィーンとバイブします。震える携帯をチラ見すると、手配師からのメールです。私は静かに立ちあがり、トイレの個室に入ります。
「えーと、今度の土曜日にぶっかけ5000円か。OKですよぉ」
私は慣れた手つきで素早くOKメールを送ります。後でいいや、と返信メールを後回しにすると、定員になって参加を締め切られてしまいます。そのため、メールの返信は素早くがセオリーです。返信メールを出した私は、ジャーッとトイレの水を流し、何食わぬ顔で席に戻ります。そして撮影前日、手配師から詳細メールが届きます。
「場所は新宿の…あぁ、あそこのスタジオね。10:00入りで、持ち物はタオルとお釣りと免許のコピー。OKでーす」
詳細メールを確認した私は、素早く手配師に了解メールを送ります。メールを受けたらすぐ返す。手配師はたくさんの汁男優とメールで受け答えしているので、とても忙しいのです。ルーズな対応をすると、手配師に嫌われてしまいます。メールは即レス、内容は端的に!
ちなみにタオルというのは、現場でシャワーを浴びたあとの身体拭き用です。お釣りというのは、現場では報酬は一万円で払われるため、こちらでお釣りを用意する必要があるのです。この辺りは汁男優にとっては常識なので、例えメールに書かれていなくても、それらを準備して持っていきます。
汁男優の常備品はコレだ!
汁男優は現場で必要になるものを、あらかじめ用意して常備しています。タオルとお釣りについては先ほど書きましたので、それ以外のものについてご説明します。
白ブリーフ、黒ボクサーパンツ
汁男優の格好としてスタンダードなのは、全裸、白ブリーフ、黒ボクサーパンツです。清潔感や、情けない感じを出したい時は白ブリーフで、ダークなイメージ、レイプものや凌辱もののときは黒ボクサーパンツの格好になります。
検査表(コピー)
性病検査の結果の表です。病気持ちではないことの証明です。汁がクリーンじゃないと女優さんのぶっかけられないのです。
身分証明証(コピー)
免許やパスポートなど、写真付きのものが必要になります。「カラーコピーで」と言われることが多いのですが、白黒だと誰だかわからなくなってしまうからだそうです。
領収証
報酬を受け取る際、受け取りの証明として発行する必要があります。もし忘れても他の汁男優が持っているので貰う事もできますが、現場に迷惑をかけない意味でもちゃんと持参する必要があります。
撮影当日のスタジオ入りまで
撮影当日。集合時間の30分前に最寄駅につく私。というのも、都内は電車が止まる事が多いので、はやめに着いておく必要があるのです。そしてスタジオの前まで行って場所を確認すると、近くのコンビニで立ち読みします。
遅刻は厳禁!でも早すぎる入りは迷惑に
なんでスタジオ入りしないの?はやく行きすぎると、まだ待機室の準備していなかったり、スタッフが現場入りしていないことがあるためです。遅刻は厳禁!ですが、はやく行きすぎるのも現場の迷惑になるのです。
集合時間の10分前になると、私はスタジオ入りします。すると入口に「エキストラは●階へ」と張り紙がされています。周囲のことを考えると「汁男優は」と書くことはできないので、エキストラとなっているわけです。
場所取りは重要!長い時間すごすので…
●階につくと、張り紙に矢印が書いてあり、待機室へ誘導されます。そして待機室に行くと、すでに何人かの汁男優が待機しています。みなさん、壁際のいい位置に陣取っています。場所取りは早い者勝ちなので、いい位置をキープしておくのはとても重要です。というのも、待機時間は1〜2時間とられるのがザラなので、いい位置にいないとキツいのです。壁によっかかれないような場所だと、座っているのもつらくなってきます。
みなさん、ほとんどしゃべることなく、黙々とすごしています。スタジオでは撮影しているかもしれないので、私語は基本厳禁です。おしゃべりするときは、囁くようにしています。そのため、寝ていたり、雑誌を買い込んで読んでいたり、携帯いじってたり、各々好きなことをしています。
私はというと、ほとんど寝ていました。というのも、システムエンジニアは帰宅が遅くなりがちなので、睡眠が足りないのです。しかも当時はmixiにハマりまくっていて、寝る時間を削ってやっていました。そのせいで睡眠時間が1時間なんてこともあったり…自業自得です。
とはいえ、完全に熟睡するわけではありません。電車で寝ているときみたいに、目を閉じてウトウトする程度です。というのも、いつ出番になるのかわからないのです。場合によってはスタッフがきて説明をはじめたりするので、これを聞き逃さないためにも、やはり熟睡はできません。
そうこうしているうちに、スタッフが「移動しまーす」とスタジオ移動を知らせにきました。ついに本番です!ああ、長かった…腰が痛いよ…
スタジオ移動
スタジオ入りのために汁男優を呼びにきたスタッフが「パンイチでお願いしますねー」と言いました。パンイチというのは、パンツ一丁の格好になることを言います。
「え?マジで?やっべぇ…」
「聞いて無いよぉ…」
数名の汁男優が動揺しています。そう、実は手配師のメールに「白ブリーフ持参」と書かれていなかったのです。
恐怖の連絡ミス!それはウチらのせいじゃないよぉ…
こういうことがあるんですよねぇ…スタッフが手配師に伝え忘れてたり、手配師がメールに書き忘れてたり、こういう連絡ミスが結構あるのです。そのため、汁男優は常にパンツを持っている必要があるのです。
事情を手配師に説明すると、スタッフが予備に用意していたパンツを貸してくれました。このように予備を準備してある現場ならいいのですが、場合によっては買いに行かされたり、最悪の場合、参加不可にされてしまうこともあります。長い時間待機しておいて参加できずに帰宅…お、恐ろしすぎます…
例え我々のミスではなくても、参加不可にされてしますことがあるのです。そんな悲しい事態にしないためにも、あらかじめ予防線をはって、必要になるかもしれないものは持参しておくのが暗黙の了解です。
まるで忍び!汁男優なれど忍びます
スタジオへ移動するとき、汁男優は物音をたてずに、静かに移動します。パンツ一丁の男達が、すばやく、物音をたてず、黙って移動します。その姿、まるで忍者です。床を踏むときにペタペタと鳴らない様に、気を付けて床に足をつけ、気を付けて足を離す…忍者というよりは泥棒?
そんなこんなでスタジオに到着。中に入る時も、そぉぉぉと入ります。すると、中では女優さんと男優さんが絡みのシーンを撮っていました。絡みというのは、性交、ぶっちゃけセックスしているということです。
スタッフは画用紙とマジックを用意して、我々に見せます。「そこで待機」と書かれた画用紙を見て、汁男優達はその場に立ち尽くし、静かに男棒をしごきだします。
いつ出番になるかはわかりませんが、はやめにチャージを開始しておきます。もしかすると、すぐに発射せねばならないかもしれないのです。いつでも発射OK!その状態をキープするのは、結構、いやかなり大変です。
こうして、汁男優は汁発射の出番を迎えるのです。正直言って、汁男優の仕事は汁を発射することよりも、待機して黙って移動してチャージする、その一連の流れの方が大変なのです。
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