AVは誰にでもできるのか？元AV女優しらいしが語る

本当は今回、こんなお堅いネタの記事を書く気はなかった。
 
年末近いしボーナスもそろそろだしで「ボーナス握りしめて風俗行くジジイ必見！良嬢の見分け方！」とか「デブにはご用心！？パネマジを見破れ！」みたいなくだらない記事書こうとしてたわけ。
 
でもSNSで現役女優さんが「加藤紗●さんにAVとキャバクラという仕事を馬鹿にされた」なんてのを呟いていたのを見まして。この件について書こうと思ったのである。
 
まぁ女優さん達からしたらたまったもんじゃなくて、悲しくなるのも無理はないだろう。
 
多分加藤紗●サイドの意見としちゃ、脱げば誰でもできる、すぐ脱ぐなんてアホ！みたいな考えからきた発言だと思う。
 
では本当にAVは誰でもできるのか？
 
しらいし的なご回答としては「半分本当で半分ウソ」である。
 
 
別に加藤紗●から金貰ってるわけじゃないよ
こういうこと書くと「元AVのくせになーに言ってやがんだ！」とか「加藤紗●の味方すんのか」とか「お前も狩野とヤったんだろ！」って言われそうだけど。
 
でも誰でもできるはあながち間違ってもなくて、「脱ぐ覚悟さえあれば、多分一本くらいは仕事くるよ」というのがしらいし的なご意見である。
 
相当ブスとか相当デブとか相当汚らしいとかそんなんでもない限り。一応女として見られるなら仕事は振られるはずだ。
 
アダルトという世界は広くて、無数のメーカーがある。ついついプレステー●とかアイポ●とかエスワ●とか美少女メーカーに目が行きがちだけど、とんでもなくマニアックなものを取り扱っているところだってあるのだ。
 
例えばほら、規格外のデブばっか扱ってるメーカーとか。

やたら顔小さいのに死ぬほど巨体って女優多くない？
そしてこの絶妙な乳輪の色を出すのに若干時間がかかったとか、なんとか。
 
デブの顔に納豆かけてファックするという謎過ぎる作品だってこの世に存在するんだぞ。な、意味わからんだろう？？？？？
 
 
地味なら地味で「地味子AVデビュー！」
 
派手なら派手で「歌舞伎町のキャバ嬢AVデビュー！」
 
特に特徴がないなら「現役JDのお嬢様AVデビュー！」
 
ちょっとババアなら「旦那には内緒の奥さまAVデビュー！」
 
だいぶババアなら「奥様は五十路、秘められた性欲解放！素人人妻AVデビュー！」
 
太ってるなら「ぷるんぷるんボディ！GカップボディAVデビュー！」
 
だいぶデブなら「爆乳巨尻！ダイナマイトボディのスケベガールAVデビュー！」
（あくまでデブという意識を反らすために色々な単語を詰め込む）
 
 
と、いくらでも売り込み方はあるのだ。全部考えるのめちゃくちゃ疲れたけど。誰か褒めて。
 
まーそれでも多少の制限はあるけどね、中途半端なのが一番デビューに漕ぎつけるのが難しい。
 
熟女なら美魔女か、めっちゃおばあちゃんの方が仕事がある。なーんの特徴もない40代～50代が一番難しい。
 
フェチの世界って徹底的に極めていないと、変態の心には全く響かないから。
 
だからデブも70～90キロ台までよりも、規格外のデブ（120キロ以上とか）の方が需要ありあり。
 
ちょいぽちゃの身長フツーでFカップ、なんかいくらでもいるもん。埋もれちゃうしレア感なしのすけだから、仕事こないんだよね。

カワイイが多すぎる問題

そして誰でもできるが半分本当で～を説明するにあたって、女の子の「カワイイ」についての認識が変わったのも理由の一つ。
 
今って色んな顔の子がいるじゃん。
 
しらいし平成ジャンプ生まれだからアレだけど、昔のアイドルとか女優さんも一応わかる。
 
だから言えるんだけど、昔って本当に絶世の美女で溢れていなかった？本当にテレビ出る人も限られた人だけ！！！みたいな。敷居の高さはあったよね。
 
今も十分敷居の高さはあるんだろうけど、人々の可愛い、綺麗の基準が変わってきた。むしろ基準が広がったと言っても過言ではないだろう。
 
別にA●B系列なんて顔面そうでもない子いたり、スタイルちんちくりんなんて山ほどいるじゃないか。でも支持されているし、皆から注目を集めている。
 
今や整形バリバリだったとしても、全然支持されちゃう時代。天然美人も整形美人も、ロリもお姉さんも幅広くウケている。
 
色々な人が現れることによって、可愛いやキレイの基準が大幅に広がった。色んなカテゴリーの「可愛い」が出てきたと言ってもいいかもしれない。
 
だからそれはアダルト業界も同じ。受け入れられる層が広くなったからこそ、デビュー出来る子も増えた。
 
志願する子も増えて、業界も色んなタイプを取り揃えようとする。意外な子が売れたりするもんだから、地味系も派手系も、時にはタトゥーバリバリの女の子だって起用する。
 
AV女優のレベルは上がった！と言うけれど、昔だって綺麗な人はたくさんいたじゃないか。
 
だからある意味敷居が下がったのかもしれない。しらいしはそう思う。
 
こういうことをひっくるめると「誰だって出来るでしょ」と言われてしまうのも無理は無い気がする。
 
だって繁華街見回せば何人かに一人はAV女優、そんな時代なんだし。

だからって肩を持つわけでもなく

こうやって書くと「やっぱり加藤紗●の味方じゃねーか！死ね！」って叩かれそう。
 
別に味方でもないしなんでもないから、とりあえず落ち着いて欲しい。あとパンツは履いとけよ。
 
誰でもできるようになった、とは書いたけど、誰も「誰でも続く」とは一回も言ってねぇ。
 
とりあえずデビューはできても、その後の仕事が来るとは限らん。デビューだけでその後仕事来なくて消えた子、ごまんといるじゃん。
 
いわばAV業界は「アメリカの大学」みたいな感じになってしまった。
入るのは結構イージーだったとしても、その後が……的な。
 
綺麗に卒業していける子だって少なくて、だいたいはフェードとかそんなんよ。引退作さえ出ないで終わる子のオンパレードなんだから。
 
今や肩書きがあったって売れるかわからない。元アイドルの肩書きを引っ提げてデビューした子より、超地味子の素人系作品のがぶっちぎりで売れたりする。そんな時代だ。

しらいしは常に鼻ほじってたんで

本気で仕事と向き合っている子からしたら、やはり職業批判は許しがたいはず。
 
誰だって仕事にプライドを持つのは大切な事で、プライドがあるからこそ良いものが出来る。そういうものなんじゃないか。
 
しらいしは常々鼻ほじってたからプライドもクソもなかったんだけどね～わろ～ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
 
でも職業批判は酔っ払っていたとしても、あまり聞こえのいいもんではない。
 
だからその女優さん全然知らない人なんだけど、もしどこかでこれを読んでいたらあまり悲しまないで～とエールを送りたい。
 
やはりAVやら風俗やら、キャバ嬢やらって社会的に下に見られがちだから悲しい思いをすることも多いんだわ。
 
自分も現役の頃、決して胸を張って風俗です！AVです！って言えなかった。
 
体を売る商売が大々的に認められてしまう世の中になるのはある意味問題だし、そうなってしまったらギャラもまた下がってしまうしね。
 
だから難しい話ではあるけど、少しでも理解を示してくれる人が増えたら嬉しいな～としらいしは思っているヨ。
 
 
さて、次回は本当にパネマジ見分ける術を教えてやる。ボーナスとチンコ握りしめて、皆風俗へ行こう！

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