風俗嬢の経歴があると、変な感覚が付いてしまって困る。
困るといっても日常に影響があるわけでは無いんだけど。
例えば、7月。今の時期ってすでにボーナスが出ている人も多いだろう。
となると、「店がそろそろ混むよな~」とか、「繁忙期だ!」といつもより少し意気込んだり。
逆に8月は「お盆あるしどうせ暇だわ」とか。近頃の風俗って、お盆は特に繁盛しないのである。
もう業界を上がった今でもこんなことを思っては、「今の仕事に何ら関係ないな」とか思ったりする。
風俗ってやっぱり、独特の世界だよ。
さて、高級店へとレベルアップしました
敏腕スカウトマンくん(顔は関〇メンディー)のお陰で、高級デリヘルの扉を開けてもらえたしらいし。
前回も書いたけど、
面接はあっさりパスしたのである。
高級店といえど、ソープランドの高級店よりかは少し安い。詳しい値段やら価格帯は
この記事を見てもらうと分かりやすいんだけど、ソープでいうところの中級~あたりのお客様料金だっただろうか。
とにかく女の子の手取りが高いのである。大抵格安ホテヘルが60分10000円~12000円に対して、高級店は60分18000円~またはそれ以上だったりする。これは大きい。
さらにこの店は高級デリ界でも特に有名で、お客様と女の子の数も多かった。
一日の出勤人数50人以上、下手したら100人超えというマンモス校……ならぬマンモスデリヘルだ。
お客様からの電話もひっきりなしに掛かってくる。
今まで在籍した中で、一番店舗スタッフが多いように思える。ずーーーーーーっと電話が掛かってきていて、常に対応に追われていた。
散々今までのコラムでも書いてきたけど、女の子が多いように見せかける悪どい店舗はかなり多い。
もう退店済みの女の子の宣材写真を使いまわして、あたかもいっぱい在籍しているように見せかけるのだ。(
しらいしもやられた件)
でもこの店舗は、マジで沢山女の子がいる。
待機所は設けていたけど溢れ切っていたし、事務所の近くに住んでいれば自宅待機(自宅でお仕事が入るまで待ってもらう事)をキャストへお願いしていたくらいだ。
こんなにスタッフもキャストも溢れ返っていたのは初めてだったから、衝撃を受けた。
今まで自分がいかにこじんまりとした店ばかりに在籍していたかがよく分かる。
ぶっちゃけこの店、HPがギラギラしてて高級店ぽくないので入店前は怪しんでいた。
「ホントかよ」みたいな。
でも入ってみたら印象が違って、すいませんという気持ちになった。
バックはもちろんのこと、待機所も綺麗だったし、事務所もすごくオシャレだったのである。
やはり儲かってる店というのは、違う。
とても目の保養になります
待機所に女の子が溢れ返っていたので、必然的に色々な子を見かけることになる。
やはり高級店、皆可愛いのである。
細くてスタイル抜群な子、キャバクラにいそうな派手な子、メイドさんみたいなロリ系のアイドルぽい子など、系統は様々だった。
高級店でありながら、オールジャンルのキャストを揃えている店だった。
と、言うより、マンモスデリヘルだから自動的に色々なタイプが集まってくるんだろうけど。
ちゃんと家に帰って、ちゃんと寝ていそうな子しかいなかった。あたりめーだ!
だって大久保の魔界に居た時は、「あなた家ある?」「ここがお前の家なのか?」と言いたくなるようなヤカラばっかりだったんだな、これが。
可愛い女の子は目の保養になる。お客様もきっと、嬉しいことだろう。
風俗嬢の必須ツール?
高級店という素晴らしい環境に身を置くが、もちろんいいことばかりではない。
この店ではHP、とにかくインターネットの集客を強化しているために、我々キャストにも協力を要されることがあった。
顔を出せる子はHPに顔出しをしたり、ネットグラビアに出たり。
それが出来なくとも、「写メ日〇」(他サイトだから一応伏字)のノルマはある程度あった。
一日三件、必ず更新するように言われていたのだ。
写メ日〇と言えば女の子が「出勤しました♪お誘いお待ちしております~♪」等と写真を添えて投稿する、簡易的なブログみたいなもんだ。
だいたいエッチな写メと共に文章を載せている。
あんまりエロ過ぎるやつ(局部やヘアが見えちゃってるの、乳首が見えてるのなど)はサイトパトロールによって削除されちゃうのだけども。
まじでこの画像が出ます。
あとは顔を少しだけ出している女の子もよくいる。
口元スタンプ+谷間見せブラ姿の女の子はテッパン。
このツールを嫌がる女の子は多いのだけど、しらいしもその一人だった。
あんまり加工とかもうまくないし、エロ写メがどうもうまく撮れない。一日三件の更新がちょっと苦痛だった。
ただうまい子はうまいし、それで集客が増えるのも事実だ。
ただあんまり「いじめてほしいよぉ」「エッチがしたくて仕方がない♪」「おマン〇うずいてます……」とかガチでエロいことばっか書いてると、客層が悪化するという悪魔のツールでもあるのだけど。
書いてある内容を全て鵜呑みにした人々が殺到してしまうことにより、これは起こる。
色々な写メ日〇を読んでいると、本指名=仲良しさんと呼んでいたり、予約=お誘いだったり、プレゼントを貰ったら載せる、ドタキャンされたら「悲しかったです(>_<)ドタキャンはやめてください(>_<)」の注意喚起記事やら、一連の流れはだいたい皆一緒な事に気付く。
暇があったら読んでみて下さい。まじでだいたい一緒だから。
次回、いよいよハイソ(死語?)な世界へ
ついに高級店まで足を踏み入れたところで、肝心のお客様はどうなのか?
ポーンと60分に3~4万も支払うのだから、一般ピーポーとは一味違う。
次回はそんな、貴族たちとの思い出をお届けしよう。
格安店との客層の違いとは!?彼らのおカネの遣い方とは一体!?
しらいし初の高級店、魔界との違いに失神する――!?次回へ続く!
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