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激安風俗店の実態とは？～安かろう、悪かろうは本当なのか編～
ホテヘルを第二ステージと以前表現したが、遂にデリヘルまで進んだのでこれは第三ステージと呼ぶべきなんだろうか。
「しらいしさん、一体何ステージまであるんですか？」と聞かれそうだけど全てのステージ数は今のところ非公開である。
というかこのコラムを最終回まで読んでいればステージ数など容易に分かるため、まぁ気長に待って欲しい。
軽くヒントを与えるなら、多分ファミコンのマ〇オのワールド数くらいじゃないかな。
ファミコンやったことないから分からないけど！平成生まれだからさぁ！
鬼畜上司にしごかれて、社畜やめました
つまり分かりやすく言うと「昼職やめました」である。
しらいしの精神が限界を迎え、「もうある程度貯金もあるし、次の就職先が決まるまでのんびり暮らそう……」と退職。
退職日までいびり倒されたのが実に印象深いけど、もう二度と奴らと会うことは無い。会社を辞め、心が随分と軽くなっていた。
そしてこの頃には風俗一本というプロへと進化していた。（プロと言っても週２～３でしか働かないクズだったが）
前回身バレの危機をなんとか回避したが、やはりホテヘルを続けるには難しいと判断したため、デリヘルへ移籍。
ちなみに、なぜデリヘルだったのか？
「風俗 身バレ」で検索したら「デリヘル嬢は車移動だから、身バレも少ないよ☆」みたいな記事を読んだからである。
それをあっさりと鵜呑みにした若い（馬鹿ともいう）しらいしは速攻でデリヘル店の面接へGOしてDOした。
ここも格安デリへルだったため、あっさりと面接には通過。もう昼の仕事のシフトなど、しがらみもないため面接初日で働き始めた。
初めてのデリヘル勤務、それはもう緊張した。
今まではずっとラブホとの行き来だったけど、今度は自宅派遣もあるのだ。
そしてホテヘルとプレイ内容は全く同じだけど、デリヘルは車移動のため、行動範囲が一気に広がる。
行ったことのない地へ足を運ぶこともあり、環境がガラリと変わった。
デリへルというのはだいたい「〇〇（渋谷とか新宿とか）発」と記載があって、「発」の付近に派遣される場合は、お客様から徴収する交通費が安い。
しかし距離が遠くなればなるほど、交通費はグングン上がるのだ。
それでも遠方に派遣して欲しいという依頼は一定数あるし、中には茨城や高崎でのお仕事もあった。
そこらへんの地域となると、交通費だけで万越えだ。
ホテヘルとデリヘル、車に乗るだけで結構違うなぁと実感したのである。
これを機に初々しい気持ちに戻れたため、地雷をかますことはなかった。
結局しらいしは、売り飛ばされる子牛のままなのであった。
オカネが欲しい子羊ちゃん、キレる
勤務していたデリヘル店は、至ってフツーだった。
従業員もドライバーも何もかもフツーで、今までまぁ色々と大インパクトばかり与えられてきたため、このくらいでちょうど良かった。
稼ぎも悪くなかったし、なかなか居心地が良かったのだ。
だが一人、キャストで大インパクトを与えてくれる人物がいた。
私のような悲しい目をした（？）子牛もいれば、暴れ狂う子羊ちゃんもいるのである。
まぁこんな感じの見た目だったのである。なんかまつ毛がひじきみたいになっちゃったけど。
ツヤツヤの黒髪にツインテール、フリルとリボンたくさんのお姫様系ワンピース、バッサバサのゴ〇ブリみたいなつけまという「最近よくいる風俗っぽい子」（失礼）らしい見た目をしていた。
しらいしはたった週2～3しか出勤していなかったけど、姫は何が何でも待機にいるのである。
出勤日で彼女を見なかった日は皆無と言ってもいい。
常にピンクのワンピースにツインテールスタイルは徹底しているようで、間違ってもポニーテールとかはなかった。
見た目は完全に地下アイドルなんだけど、よくスタッフにキレていたのが印象的である。
どうやらお金に困っているようで「今日〇〇円稼がないと困るの！（怒）」と怒鳴り散らしていた。可愛い服装が台無しである。
このデリヘルは待機所が半個室なんだけど、完全に「姫の城」が出来ていて、どうやらこの場所に住んでいるような感じだった。
だって個室からなんか服とかバッグとかはみ出てるし。
お金を欲しがる事情は人それぞれだし、あまり深く探るものではないけれど、スタッフにキレている人は初めて見たので驚いた。
「風俗って色々な人がいるんだなぁ……お客も女の子も」と、風俗を始めてから改めて実感した出来事である。
ま、結局後にその子がホスト狂いなことが明らかになるんだけどさ。（ホストと電話している場面に遭遇してしまいました☆ゲヘペロ☆）
渋谷以外のラブホも網羅したよ
行動範囲が広がったため、色々なラブホへ出入りした。
今までは都心にひしめくラブホのみで働いていたからか、とても新鮮だった。
埼玉や千葉に行くだけで「でっっっっっか！」と驚くレベルの建物にも遭遇し、なんやかんやでデリヘルを楽しんでいたのである。
ただやはり、見てくれは良くても中に入ると「アッレ……」とテンションが落ちるほど古かったり。
完全に記憶を捻りだして書いたのだけど、典型的なラブホのドアってこんな感じじゃないだろうか。（画力なさすぎ問題）
だけど安すぎるところや、古いところは大抵インターフォンがない。
そういったところは仕方が無いからノックをするしかない。今時ノックって。
でもラブホって面白くて、インターフォンがあったとしても普通の「ピンポン♪」ではなく、ファ〇マの入店音が鳴るところもちょいちょいあった。
「あーあーあー分かる！」と思ったそこのお兄様たち、渋谷のラブホを相当利用しているな？？？？？？
ドナドナされるのも悪くない
オナクラ、ホテヘル、デリヘルと経験してきたが、この時点ではデリヘルが働き心地暫定一位だった。
自力で移動することはまずないし、あのお仕事バッグも持たなくていい。
それに車移動が良い気分転換になっていた。
ホテヘルだと仕事が連続して続くと、もうひっきりなしに同じラブホ街をグルグル徘徊することになる。
下手したら同じラブホに三回連続出入りすることもあったくらいだ。
そうすると「またここか……」と少し気が滅入ってくるのである。
マラソンと同じで、風景が変わると少し気分も変わるのに似た感じだ。（一緒にすんなってか？）
デリヘルで同じ場所に連続していく事は滅多にないため、その点も良かった。
女の子によってはこの移動時間を「ロスタイム」と考える人もいるから、あまり派遣型を好まない子も多いらしいけど、しらいしにとっては丁度いい。
ゆる～く働き、平凡で快適な生活を送っていた。
「なんか今回のコラム、今までと比べてパンチ少ねーな」と思った人よ。
本当にこの店舗は何もかもがフツーすぎて、特筆すべきことがあまりないのである。
まぁパンチ効いてるフリフリの姫はいたけれども。。。。。。。。。。
しかしそう安心していられたのも束の間。
しらいしはこの後、デリヘルとデリヘルの掛け持ちを始めてしまうのである。
平凡だった日々に、またネタみたいな出来事が起こるのであった。
しらいし、また店選びに失敗するのか！？いい加減にしろ！とりあえず次回へ続く――！
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