【ドイツ混浴サウナレポート6】女子高生と全裸混浴できるミュンヘンのサウナ(Volksbad )
ドイツのプールはサウナ併設が常識
さて、今回からドイツのサウナネタについて書きます。これからの話は自分がこれまで入浴してきたドイツの温泉のお話です。
ドイツの温泉はサウナ・温水プール・普通のプール等が一体になった日本の健康ランドというか大規模スーパー銭湯みたいなものです。ドイツの街には大体この手の施設があります。大きな都市だと複数個あります。
で、だいたい2時間から3時間をを最低限とする入場料を支払って中に入ります。入場料は1日券もあってこれは1日いくら居ても追加料金はかかりません。
そして、その施設は水温の違う屋外プール(冬季閉鎖の場合もある)と屋内プール、そして温度の違うサウナ、そして水蒸気のサウナ(スチームサウナ)にシャワーというのが一般的な造りです。
日本のサウナとは決定的に違う点-混浴全裸
しかし、基本的に最も異なるのは次の点です。
・プール部分は水着着用
・サウナ部分は水着なし(ドイツ語でtextfrei<テキストフライ>)、つまり全裸で男女の区別がない。
時には水着を着用しなければならないエリアが全然なくて更衣室からすでに裸というプールや、女性専用時間や専用をエリアを設けたサウナも例外的にはありますが、大原則は
「混浴・全裸」
だと考えてください。
従ってサウナエリアにおいては一糸まとわぬ男女が交差するするという度肝を抜かれるような光景が目の前に広がります。サウナに入る前はバスローブやバスタオルを巻いている方(特に女性)も多いです。
しかし、一旦サウナの中に入ればバスローブを脱ぐかあるいは体を巻いているタオルを汗が落ちると思われる体の下に置いて肌がサウナの木に直接当たらないようにするのがマナーです。そうしないとおそらく周りの方から注意されます。
つまり温泉紹介のテレビであるような「軍艦巻」の方はいらっしゃいません。ここが日本のサウナと決定的に異なります
理由は実にドイツ的な合理性
このドイツのサウナが原則混浴で裸という理由は、次のような観点に基づくものです。
・夫婦や恋人同士で共に行動するのが普通だから、別れて行動するのは勘弁してほしい
・ヌーディスト村でもあったがドイツの場合は特に「裸」=「セックス」ではない。「裸」≠「セックス」である。従って裸で混浴が一般的という考え方
・汗あるいは水で濡れた水着を着けたままサウナやプールに入るのは、べたべたして気持ちがよくないし、またサウナを出た後もその水着を着ていたら体温低下でカゼを引いてしまうのでそれを防止
・タオルと巻いた軍艦巻きでサウナに入ると、汗でサウナの中の木が傷んでしまうのでそれを防ぐため。
さらに、普通のプールエリアのみならずサウナエリアにもサウナを出た後の冷水のプールやちょっと大き目の温水プールがあたりまえにあります。こことサウナの間を何十人の裸の人が行き来するというまぁミニヌーディスト村状態(笑)になります。
場所によってはプール部分すら裸
サウナ部分についてドイツでは混浴・全裸・軍艦巻きなしが原則だと書きました。しかしさらにその斜め上を行く部分があります。それは、特定の曜日や時間を限って
サウナ部分のみならず普通のプール部分でも全裸混浴が可能
という場所は珍しくありません。わかりやすく言えば
日本の市民プールで全裸水泳が可能
ということです。一時期のソフトオンデマンドにあった「全裸シリーズ」そのものです(笑)。
考えるだけで凄いですよね(笑)。もちろんプールの中はタオルを巻いて入るってことはできませんから、そのまますっぽんぽんで泳いでらっしゃいます。
だいたい限られた曜日・時間というのは週末午後6時くらいからというところが多くて、自分が経験した事例では、ケルンのプール&サウナで金曜日の6時になると館内や施設内に放送が流れて
「これから館内全館裸可能となります」
という放送が流れると水着を脱ぎだして裸のままプールに飛び込む方もいらっしゃいます。
もちろん「裸はイヤ」ということですぐさま更衣室へ戻って帰り支度をする方もいらっしゃいます。
その辺はフランスのヌーディスト村の話でも書きました通り個人主義が徹底しているので、まわりが裸でも自分の主義主張にあわなければ帰るというドイツ人,まわりに流される日本人とは違います(笑)。
それ以外でも更衣室が男女の区別がなく、自分がロッカーの鍵をあけて脱ぎ始めたら隣で女性が何のためらいもなく脱ぎはじめたということもありました。そういう意味ではぶっ飛んでいるのがドイツのサウナ&プールです^^;。
ゲイの「ハッテンバ」のケースも
逆に、男女混浴でないと怖い場合もあったりします。サウナによっては男性専用・女性専用の曜日や時間帯を設けているところもあります。この場合は要注意です。というのはそういう男性専用の場合は暗黙の了解で、
ゲイのハッテンバ
になっているケースがままあるのです。
私もドイツ語圏のオーストリア・ザルツブルグで男性専用のサウナエリアのサウナキャビンに入っていたところ、急に中東系の顔の濃い方が入ってきて私の隣に座ってきました。サウナキャビンの中は私とその男性。
その人がいきなり座っていた私の太ももに手を置いて
「あなたはゲイ?」
と聞くので、私は怖くなって
「俺はゲイじゃない!」
とキャビンを出て急いで出て行かざるをえない経験がありました。
ですから、逆に男性専用とか女性専用の方が本当に怖い思いをすることもあるという意味では気をつける必要があります。
ロリな方が卒倒しそうな場面も
これ以外にも、ドイツの女子高生と思しき3人組がサウナの中で体育座りをしているので、具が丸見えなのにもかかわらず話に夢中だったり
とか、
家族連れの小学校高学年ぐらいの女の子と女子中学生の姉妹が持ち込んだビーチボールで公園で遊ぶのとおなじように全裸でボール投げ合っていたり
(両親はプールに裸で浸かって何か話している)
とか、ロリな方々だったら何度でもオカズになるんじゃないか(笑)というような光景が普通に展開されています。
これがドイツのサウナ&プールの醍醐味です^^;。
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