ダメ! お子様は見てはいけません!
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そうしないと、こわ~クマさんが… ゆめの中に出てきちゃうかも!
すぐに、このページをとじようねっ!
そもそも『森のくまさん』とは?
大人の皆様。平素より大変お世話になっております。
アダルトライターの『葵四ツ葉』と申します。
皆さんも小さい頃に一度は歌った事があるのではないでしょうか?
日本の大定番の童謡『森のくまさん』
アレっ? どんな歌詞だっけ…
なんか、クマと女の子の話しだったような…
そんな朧げな記憶の方も多いと思います。
ではまずはどんな曲だったのかを思い出し、その歌詞を見てみましょう。
日本の童謡『森のくまさん』の歌詞
ある日森の中 熊さんに出会った
花咲く 森の道 熊さんに出会った
熊さんの言う事にゃ
「お嬢さん お逃げなさい」
スタコラ サッササノ(×2)
ところが熊さんが後からついてくる
トコトコ トコトコと(×2)
「お嬢さん ちょっと落とし物
白い貝殻のちいさなイヤリング」
「あら熊さんありがとう
お礼に歌いましょう」
ララララララララ(×2)
作詞・作曲:アメリカ民謡、馬場祥弘
この歌詞には最大の謎が隠されています・・・
そうです。何故,熊は『お嬢さん、お逃げなさい』と…
一度逃がそうとしたのか・・・という点です
歌詞の中の矛盾点…『お逃げなさい」熊の目的は一体?
実は私、子供の頃、幼稚園ぐらいの頃でしょうか…
先生にこの事を質問した記憶があります。先生は困っていました。
今回はその謎を解明していきたいと思います!
色々調べていく内に様々な知られざる真実にたどり着きました…
The investigation has begun!
日本発祥じゃない?! 原曲が怖すぎる!
実はこの『森のくまさん』は日本で生まれた童謡ではないんです。
日本でこの曲が広く知られるようになったのは…
「1972年」の「みんなのうた」で紹介された時だと言われています
実はもともとは「親切なくまさん」というタイトルで
「1969年の7月」に作詞作曲者不詳という事で…
月刊誌『レクリエーション 第105号』の中で紹介されたのが日本初と言われています。
● アメリカ生まれ、アメリカ育ちの民謡だった
この曲の原曲になったのはアメリカのガールスカウトの間で歌われていた…
『The Other Day, I Met a Bear』
1960年代にアメリカで広まった民謡がベースになっています。
意味はそのまま「ある日、クマと出会った」というキーフレーズです。
早速その曲を聞いてみましょう!
特徴
ある日の道中に私は熊と出会った。
実に大きな熊である。
熊は私を見ていた。私も奴を見た。
奴は私を測った。私も奴を測ったのである。
奴は私に語りかけたのである。
『逃げなくていいのか。銃も持たぬ丸腰で』と
私は言った。
『それは名案である。早速逃げるとしよう』
私は走りだした。
だが奴はすぐ真後ろにいた。私は逃げた。
逃げた道の先には木があった…巨大な木だ。
なんと有り難い事か。あぁ、有り難い。
手の届きそうな一番低い枝まで「3メートル」程…
私は天に命運を委ね、高く飛んだのだ。そうだ飛び上がった。
私の体は宙を舞った…
しかし、何という事か。届かなかったようである。
皆よ、案ずるな。眉をひそめないで欲しい。
気を悪くしないでくれ…
私は倒れながらも枝を掴んだのだ。
あぁ、そうだとも。
・・・私の話しはこれで終わりである。
これ以上は何も無いのだ。
またいずれ、ヤツに出会う事がなければ…
そうだ。出くわさない限り…
ここで、この話は終わりなのである。
「森山周一郎」さんに読み上げて欲しいです。
『飛べない豚はただのブタだ』の声で読み上げたら臨場感が凄そうです。
完全に私が感じたように和訳したので…子供向けの空気は消えてますが…
実際に歌のイメージを払拭して状況を思うと
・・・この和訳もあながち間違いではないように思います。
これは全く冗談でも笑い話でもなく…
「福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件」を思い出しました。
亡くなってしまった大学生が最後の瞬間まで書き残した…手記
もしくはアニメ好きならば…「進撃の巨人」の「イルゼの手帳」が…
脳裏をよぎったという方も居るのではないでしょうか?
● 主人公の性別は不明。むしろ男性の可能性が高い。
『The Other Day, I Met a Bear』に登場する「I」は性別不明です。
さらに熊は敵対心をむき出しにしています。友好的ではありません。
歌詞の中に登場する
He says to me, "Why don't you run?"
"'Cause I can see, you have no gun."
この一文が『お嬢さん、お逃げなさい』の歌詞の部分であり…
意味合い的にも…
熊が一度「丸腰の主人公」に対して『逃げなくていいの?』
とアオリ散らかして見逃している。という部分が一致しています。
というか、この熊・・・サイコパスですよね
実は更なる「原曲」が存在する! 怪しげな恋の歌?
この『The Other Day, I Met a Bear』が…
日本人がよく知る『森のくまさん』の原曲ですが・・・
『The Other Day, I Met a Bear』にも更に原曲が存在します
『Sippin' Soda』
タイトルの意味は「ソーダをすする」なので…
『ソーダを飲みながら』と略すとスマートでしょうか。
この曲には「熊」は登場しません。メロディの原曲になった曲です。
つまり…『The Other Day, I Met a Bear』は『Sippin' Soda』の替え歌。
と、捉えると解りやすいかもしれません。
そしてこの2つの曲には大事な共通点があるのです
特徴
Sippin' soda, sippin' soda
A-sippin' soda through a straw
ソーダを飲んでいる
ストローを使ってソーダを飲んでいるんだ
The prettiest girl I ever saw
Was sippin' soda Through a straw
I asked her what she sat there for
Just sippin' soda through a straw
いっちゃん可愛い子が居てさ!
その子がストローを使って飲んでたワケ!
ソーダを飲んでたんだよ
I asked her what she sat there for
Just sippin' soda through a straw
だから俺は聞いたんだ
『なんで君はそこに座ってるんだい?
ストローでソーダを飲みながらさ』
She says to me Oh, can't you see
That this is all That I live for
I must admit that she looked sweet
When sippin' soda through a straw
そしたら彼女が俺に言ったんだ…
『わかんないかしら? 全てなの。これがね。
このために生きているのよ』
ストローでソーダを飲む彼女が優しそうに見えたんだ
それは否定できやしないよ。
Sippin' soda, sippin' soda
A-sippin' soda through a straw
ストローでソーダを飲んでるんだ。
あぁ、ストローで飲んでるんだぜ。
And when she smiled
I lost my heart
I looked around
Found another straw
彼女が笑った時さ…
俺。堕ちちまったよ。恋に。
…周りを見たらさ、ストローがもう1本有る事に気づいちまったんだ。
I wanted one thing more and more
To sip her soda through a straw
I held her hand
And she held mine
俺の望みは1つだ。もっと…もっとさ…
あの子のソーダが飲みてぇ…このストローで。
俺はさ、彼女の手を握ったんだ…
彼女は俺の手を握り返してくれた
We sipped and sipped
And sipped some more
This is the end, there is no more
Of sippin' soda through a straw
俺と彼女は飲んだ。
そして飲んだのさ。
話はこれでおしまいさッ。
無いよ。これ以上はなんも無いってば。
ストローでソーダを飲んだのさ……
私の和訳クセは強いんですけど間違っては無いと思います。
『The Other Day, I Met a Bear』との共通点…お気づきですか?
ポイントは大きく分けて2つです!
メロディ以外にも歌詞の構成に大きな謎を解くヒントがあります
● 余韻を感じさせる終わり方… 語り手と聞き手の存在
『The Other Day, I Met a Bear』の終わり方は…
・熊と出会わなければ…この話はココで終わりさ これ以上は何も無いよ
という「不穏」な手記のようにも取れる終わり方でした
それに比べて『Sippin' Soda』の終わり方は・・・
・話? これで終わりさ… 彼女とのその後? ナイナイッ(笑)
こんなニュアンスの「ご想像におまかせします」という終わり方です
話の続きが気になる…という余韻の残し方が共通しています。
いい所で物語が終わってしまうというのがポイントです
● 主人公と相手との会話形式
『The Other Day, I Met a Bear』
『Sippin' Soda』
『森のくまさん』
この3つに共通している「会話形式」というスタイル
曲としては「セリフ」が必ず登場するというのが多きなポイントです
『森のくまさん』の最大の特徴は原曲の時代から受け継がれていたのです
この歌詞は一体 何を意味しているのか…?
さぁ、それでは改めて『森のくまさん』について妄想していきます
「お嬢さん お逃げなさい」
という部分は『The Other Day, I Met a Bear』が参考になっていましたね。
でも肝心の歌詞の内容はよくわからないままです…
● 実はクマさんのセリフじゃない?! 消えた小鳥の謎…
この歌詞の部分が解らないのは当然なのかもしれません…
実は「1970年代」に紹介されていた2番の歌詞は…クマのセリフではなく
小鳥さんのセリフだったというのが有力な説
ほぼ事実として残っています
つまりクマに襲われる女の子に小鳥が「おにげなさい」といったのは…
お嬢さんっ! お逃げなさいッ!!!!!
これが正しい、有るべき形だったという事です…
ところで私 前から思ってました…
イラストだと『森のくまさん』って…
小さな女の子…ってイメージが多いじゃないですか?
赤ずきんちゃんみたいな感じで描かれてるんですけど…
「お嬢さん」って別に小さい子限定じゃないですよね
むしろ小さい子は「お嬢ちゃん」でもいいわけですし・・・
そもそも小さい子は「イヤリング」しますか? いいえしません!
● 『白い貝殻』に隠された悲しい真実…
『森のくまさん』の中で…くまさんが拾ってくれた物…
『親切なくまさん』という元々のタイトルが指し示すキーアイテム
『白い貝殻の小さなイヤリング』
白い貝殻=ホワイトシェル(白蝶貝)
この「ホワイトシェル」には意味があります
それは「自分磨き」「美」「癒し」「絆」というメッセージが有り…
古くから「貝殻」は「お金」として扱われてきた歴史があります
そのため「富」や「財産」の象徴として「プレゼント」のモチーフでした
ヨーロッパでは「貝の形」の物を恋人にプレゼントする事が多いです
貝の形をした「マドレーヌ」などが代表的です。
つまり「白い貝殻」とは…「男性と女性の絆」を表すモノ
おやおや・・・
このお嬢さん・・・恋人が居た可能性が高いですよね…
それに「小さなイヤリング」ですから…子供に扱いは難しい
やはりこの「お嬢さん」は・・・
子供ではなく、若く美しい女性だと思いませんか?
ボーイフレンドのいる、恋人思いのキレイな女性…
だとすると・・・急にこんな物語が浮かびませんか?
全てを知った今… 私が思う『森のくまさん』
『The Other Day, I Met a Bear』
『Sippin' Soda』
『森のくまさん』
この3つの曲のそれぞれからエッセンスを取り…
私が考える『森のくまさん』を作りました
● ポイント1 元々は男女の歌だった
● ポイント2 元々の熊は凶暴で親切な優しい熊ではなかった
● ポイント3 日本語の歌詞では語り手が第三者になっている
● ポイント4 お嬢さんには恋人が居た可能性が高い
● ポイント5 原曲の共通点「余韻」のある終わり方…
これがルーツを知った今…真剣に考えた末の『森のくまさん』です
● 『森のくまさん』 RELOADED
それは薄暗い森の中…
道に迷ってしまったひとりの若い女がいた。
道には花が咲いていた。
ぽつんと・・・さみしげに咲いていた花は風に吹かれていた。
その道の先で彼女はソレと出会ってしまったのだ。
彼女はまだソレの存在には気がついていない…
その時。傍らの小鳥が言った『お嬢さん、お逃げなさい!』
ピー、ピーと耳を劈く不快な音
その鳴き声に驚き振り返ると、そこにソレはいたのだ…
手を振り上げ、威嚇するケダモノ
その咆哮に驚き 彼女は走り出した・・・
暗い山道…飛び出した枝葉が彼女の柔肌を傷つける
まっしろな肌に痛々しい生傷が刻まれていく
草むらを蹴るテニスシューズの音
右も左も解らない深い深い森の中…
人が歩く為の道はとうに見失っていた。ここは獣道なのだ。
背後からは獣の荒い息遣いが絶えず聞こえていた
彼女が振り返るとすぐ真後ろにソレはいた…
懸命に走る。いくら逃げてもソレは追いかけてきた。
女が疲れて立ち止まると…
わざと捕まえようとはせず、煽るようにニタリと笑っている。
また走り出す。それを追いかける。
女はそれを永遠のように長く感じていたのである。
その時、ソレは女を見て…思っていた。
これまでに見たどの女よりも美しい。
あぁ、すすってみたい、味わってみたい… たまらない
俺のを君のにさしたい…
ボタボタとヨダレを枯れ葉の上に垂らしながら…
それは品定めをするように女を見つめていた。
体中を舐め回すように見つめられ女は寒気を感じた…
しばらく行った先に大きな木が生えているのが見えた
女は必死に枝にしがみつこうとした…
しかし届かない…木に登らなければ捕まってしまう…
ふたたび女は残りの全ての力を使って飛び上がった…
女の細腕が枝に絡みつく…木に体を強く打ち付け叫び声が上がった。
すると、耳につけていた「小さな白い貝殻のイヤリング」が…
ころころと…根本に落ちてしまった
それは大切な恋人からのプレゼントだった。
もう一度会いたい。愛する彼に逢いたい…
そう強く思い、涙をぬぐい、諦めかけていた気持ちを奮い立たせた。
やがて木の根元までやってきたソレは…
女の匂いが染み付いたイヤリングを拾いあげ・・・
ゆっくりと、静かに見上げたのである
ソレと女は目があった…
女は恐怖でどうにかなってしまいそうだった…
ソレが言った・・・
『お嬢さん 落とし物ですよ…』
その下卑た笑顔は己の勝利を確信しているかのようだった。
女は負けるものかと、震える声を必死に堪え…
『あら…熊さんありがとぅ お礼に…ぅ…歌いましょう』
泣き出しそうな自分を押し殺し精一杯去勢を張る女
しかし、女は解っていた…
そして今、これを読んでいる貴男も気がついている筈だ…
ソレは木に登れる
ここで、この物語はおしまいだ
続きなんてない。これで全てだ。
続きは…「FANZA」や「DLsite」にあるかもしれない。
女がどうなったのか…想像がつかない訳でも無いだろう。