入院生活って楽しくない、
体調が悪かったり、怪我をしたり治療が必要だから入院しているので当然ですが…。
AVで人気のシチュエーションの病院もの。
エロいナース、エロいドクターは存在しているのでしょうか。
たまに医師が、手術前後に胸を舐め回す事件なども報道されていますよね。
麻酔で眠っている間に何をされてもわからない…。
そんな時に何か治療外の自分の欲求を満たすための行動をするなんて、絶対許せません。
リアルの世界はAVとは違います。
お互いの同意は必須です。
通常の入院病棟とは一味も二味も違う閉鎖病棟。
心に病を抱えてしまった人が集まります。
外界と完全された空間では、不思議なことが起こります。
私が入院した時に経験した、病棟内の性事情についてお話していきましょう。
入院患者の男女比は7:3くらい
私の入院していた病棟は若年層専門だったため、10代、20代の患者さんばかりでした。
思春期真っ盛りの世代も多い。
向精神薬は、性欲、食欲を抑える副作用があるものもあり、私が処方されていたものは、かなりダウナー系だった気がします。
(自身もぐちゃぐちゃの精神状態だった模様。)
男女比は7:3で女子は少なかったです。
基本的には、病棟内はうろうろできるので、他の患者さんと交流できます。
ですが、男女で近づきすぎると職員さんに引き離されてしまいます。
警告を無視すると、拘束されてしまうので気をつけましょう。
病棟内は監視カメラだらけ。
どこかで、こっそり交流するのも難しいです。
刺激的なものは一切持ち込み禁止なので、なかなか異性の裸体をみる機会はありません。
興味があっても、想像することが精一杯。
自然発生する同性愛
若い男女が集まるのに、交流できない。
性の目覚めの時期に、隔離された空間で過ごさないといけない。
性的欲求に伴うストレスも溜まります。
異性交流が禁止されると発生するのが同性愛的性的処理。
ドライな同性愛(肉体関係のみの場合が多い)が必然的に起こります。
男子校、女子校の寮などでも発生しますよね。
こういうAV作品も数多く発表されていますが、このシチュエーションはリアルにも起こります。
男×男=手コキ、フェラのみ
女×女=手マン、クンニのみ
のような挿入なしのプレイがメジャー。
お風呂とトイレにはプライバシー保護のため、監視カメラがありません。
そのため、行為はお風呂かトイレで行われます。
ぱっと見エロいっていうより、作業のように見えました。
声をめっちゃ出しても、叫んでも、奇声をあげている人は他にもたくさんいるので、大丈夫です。
公然の秘密として、同意を持って楽しくやってそうな場合は、誰も何も口出しをすることはありませんでした。
閉鎖空間で同性愛に目覚めるってこういうことなんだなと思いました。
後発的に環境にて、受け入れることができた場合は、性の世界が広がるのかもしれません。
病棟内では特別視されることもなく、ある意味LGBTQに寛容な空間でした。
なぜ同性がよくて、異性がダメなのかは考える余地がありそうですが…。
病院としても、妊娠する可能性がないので、黙認していたのかも知れません。
閉鎖病棟あるあるです。
どうしても異性がいいし、我慢もできない。
完璧に見える監視カメラにも死角があります。
本棚の隙間や、テレビの裏など…。
男女ともにオナニーを見せつけることは可能。
露出癖のある患者さんは、よくオナニーをしていました。
もちろんすぐにバレます。
どんなに厳しくしても、惹かれ合う人もおり、決死の覚悟でキスをする異性ペアもいます。
キス以上をしようとしてもすぐに引き離されてしまうので、もっとムラムラしそう。
基本的に、入院している患者さんは、正常な判断をすることが難しいので、ルールを守れない場合は、部屋に閉じ込められ、それでも聞かない場合は、拘束具による拘束が行われます。
患者さんを暴れる前に捕まえないといけないので、看護師さんやスタッフは体力のある男性が多かったです。
エロナースは不在。
対医療スタッフとの性的交流は皆無。
(もしかしたら自身に発生していないだけで、裏では行われていたのかもしれませんが…私は知りません。)
お風呂の見張り役はおばちゃんの看護師さんでした。
優しそうに見えて一番怖かった。
場慣れしていて、取り押さえるのがめっちゃ早くて、誰も勝てない。
通常の精神を維持しながら、閉鎖病棟で勤務するのは大変そう。
夜勤もあるし、日々誰かが発狂して、言葉が通じなくて、暴れて、殴られるかもしれない職場なんて、絶対しんどい。
自殺防止のため、常に行動監視をするのも、並の精神力だと難しい。
ハードボイルドな職場に違いありません。
無駄な感情を持たないために、患者さんを数字で呼ぶのも理解できます。
ですが医療施設なので、回復していく人を見るのはやりがいありそう。
筆者はアメリカの閉鎖病棟にも入院したことがあるのですが、アメリカの病棟は拘束がないかわりに、薬で眠らされて部屋に閉じ込められていたので、どっちもどっち。
誰がどんな病を抱えて入院をしているのかはわからなかったのですが、短い人でも3ヶ月長い人だと10年など長期入院者が閉鎖病棟には多いです。
どの患者さんも見た目では、どこがおかしいのかさっぱりわかりません。
きっと繊細で、感受性が豊かな人たちだったのでしょう。
精神、肉体がぶっ壊れてしまう前に、こまめに運動して、よく寝て、ストレスを溜めないように、健康に過ごしたいものですね。
強い人ほど、壊れてしまった時になかなか回復できません。
適度な性欲があるのは健康の証。
風俗へ行けるのも、オナニーを楽しめるのも健康あってこそ。
皆様、心のケアも忘れずに♡