日本の伝統エロ芸能と言えば「女体盛り」
全裸の女性にお刺身を乗せて、愛液をつけて食す。
女体を器に見立てて、江戸時代からみんな楽しんでいた。
そんな風に海外の方には見えています。
欧米では「Body Sushi」としてパーティの余興で1部の方々より絶大な人気を誇ります。
Sex and the cityでも性に奔放なサマンサが恋人を喜ばせるため裸体にお寿司を乗せて、テーブルに寝っ転がっている姿が披露されています。
(恋人の帰宅が遅くなり、怒ってお寿司を投げつけるのですが…)
日本の江戸時代よりある伝統文化として扱われることのある女体盛りですが、実際のところ江戸時代には女体盛りは行われていないとする説が濃厚です。
江戸時代の遊女向けの性技指南書「おさめかまいじょう」に記載があることが原因のようですが、こんなやばい人いたよっていう記録があたかもみんながやっていたかのように語り継がれてしまっています
「くせもんあり。はんばより、酒、さしみを取り食らうに、ぼぼあけさせ、ぼぼ水にワサビ付け、さしみを食らう」
現代語にすると
「キモい客いたんだけどー。お酒飲みながら、刺身食べてる時、まんこ開いて、まん汁つけて、それにわさびつけてたんだけどー。やばくなーい。」
みたいなイメージです。
変わった方が来店されたよっていう報告ですね。
変わった人はいつの世にもいらっしゃるので、日本人全体で楽しでいたのとは少し違います
「おさめかまいじょう」は今でも使えるテクニックが満載で面白いので、現代語バージョンは必見です。江戸時代は、現代より性に奔放だったことがうかがえ、日本のすけべ魂はDNAレベルで刻み込まれていると実感できますよ。
海外の人から見たら、神秘的な国として、あり得ない都市伝説が平気で信じられていたりして、びっくり。
女体盛りは日本の伝統文化ではないし、家で寿司は握らないし、侍はもういない…などなど。
「HENTAI」はエロアニメを指す用語として、世界に羽ばたいでいるし、こそこそエロの最先端を進んでいます
社員旅行で女体盛りをする
アダルト業界に勤めていた時、社員旅行で箱根の温泉旅館に行きました。
そこで、上司から任命されたのが女体盛りを用意して欲しいとお達しが来ました。
最初は自分が女体盛りするのかな?って勘違い。
誰か見たいねんと社員総ツッコミ。
女体盛りはハードルが高いのかと思っていましたが、意外と簡単で電話一本で予約完了。
温泉旅館に派遣されるピンクコンパニオンさんはたくさんおり、派遣会社も複数あります。
社員旅行が3連休の日程だったため、ピンクコンパニオンさんが不足しており、2時間限定で延長できないことを了承し、予約完了。
ピンクコンパニオンさんの中でも女体盛りができる方は限られており、大人気でした。
みんな女体盛り頼むって、この国大丈夫かい?って不安になりましたが…
ピンクコンパニオン2人と女体盛りできるコンパニオンさん1人とお刺身付きで20万円くらいでした。
自分で女性に盛り付けるタイプと盛り付け済みの女性が来てくれるパターンがあります。
私は、自分の仕事が増えるのが嫌だったので、盛り付け済みの女性を手配しました。
アダルト業界のご一行様は女性の裸体に慣れすぎており、女体盛りの方が来てくれた時もふーんって感じでリアクション薄め。
初めて見た私だけが、テンション上がってわーいわーいとなっていました。
私の呼んだコンパニオンさん達は写真NGだったのが残念。
予算を抑えた女体盛りだったため、お刺身少なめ
きゅうりと大根のつまが半分を占めるヘルシー女体盛りでした。
女体盛りの女性はほとんど動かず、2時間固まっていて、これぞプロの技と感動しました。
悲しいのは、会社の人が誰1人として興味を示さず(あんたらが呼べって言ったのではないか…)女体盛りをしてくれている方以外に来てくれたピンクコンパニオンさんにも塩対応で、変な空気が流れていて、ピリッとしたエロい時間でした。
お刺身も食べることもなく、そのまま2時間経過。
せっかくピンクコンパニオンさんを呼んだから、野球拳とかしたらいいのにーっと下っ端かつ唯一の女子社員は思わずにいられません。
酔っ払っていたとはいえ、無関心は酷い。
みんな何をしていたかというと、謎の500円玉ジャンケンに興じていました。
ルールは簡単で、500円を参加費として出してジャンケンして、勝ったら総取り、あいこで参加費倍プッシュ(一回あいこの場合はお互い1000円)を出すゲームで大盛り上がり。
熱くなって何故か怒号が飛び交っていました。
せっかく女体盛りがあるのに、みんなジャンケンしているだなんて。
経費の無駄遣い。
仲のいい仲間と女体盛りを呼んだら、わいわい楽しいはずです。
女体盛りを手配するのは簡単なんですが、派遣NGの旅館もあるので、先にピンクコンパニオンありきで予定を組むのがおすすめ。
日本の伝統文化ではないなら、これから文化にして行けばいい。
女性軽視との意見も多く、なかなか声を大にしては言いにくいですが、男性の体に盛り付ける男体盛りも同時に提供してバリエーションを増やしたらいいかもしれません。
世界に羽ばたけ日本エロ文化。