みなさま、こんにちは。
元気にハッスルプレイしていますか?
今回は少しうんちから離れて、AV業界裏トークを。
女優さんにどんなイメージをお持ちですか?
心身ともに絶好調で健康そうと思う方は少ないと思います。
裸一貫で勝負しているのでストレスも尋常じゃないはず。
ちょっとメンタル壊れかけてしまっている女優さんの立てこもり事件についてお話しします。
(個人名は許可をいただいていないので伏せておきます)
デビュー作で大暴れ。ロリ顔Hさん
デビュー作から、スタイリストを担当させていただいていた女優さんです。
今も現役で活躍されています。
デビュー当時、18歳で若くて、幼い。
自身のことを〜ちゃんねーとお話しするような可愛らしい子でした。
デビュー作は、ハードなものではなく、インタビューから始まり、オナニーして、男優さんとのセックスというライトな作品です。
リストカットの跡のある女優さんは多いのですが、彼女もその1人。
リストカットの跡はヘアメイクさんが、特殊メイクで隠してくれるので、撮影で見えることはありません。
跡を隠すのは1時間以上かけて丁寧に頑丈に行うのですが、濡れても落ちることはありません。
見せたくないタトゥー、特徴的なホクロも同様のメイクで消すことができます。
オナニーのシーンの撮影が終わったあと、女優さんがシャワーを浴びていたのですが、その時に事件が発生。
シャワー室にカッターを持ち込み、新たにリストカットをしてしまいました。
リストカットなどの自傷行為をしてしまう女優さんは多いので、現場のスタッフは冷静で動揺もしていませんでした。
私は、初めて遭遇したため救急車を呼んだ方がいいのか、家族を呼んだらいいのか1人でパニックモードになって、1人変なやつ扱い。
現場スタッフ的には「あーまたか、撮影押すな」くらいの感じです。
現場が増えると月に1回くらい発生することに気づき、私も何も思わなくなっていきました(慣れって怖い)
リストカットしスタッフに見せたあと、彼女はそのままお風呂場に閉じこもってしまいました。
立てこもり事件発生。
こうなると長期戦を覚悟しなくてはなりません。
最初の1時間くらいは「大丈夫ですか??」などと声掛けをするのですが、その後は下手に刺激しないように、現場スタッフでは何もせず、マネージャー、プロデューサーに電話して、現場に来てもらいます。
マネージャー、プロデューサーが来て女優さんと話して、撮影は続行可能か否か判断します。
2時間ほど経過して、冬場でお風呂場が寒かったのか、女優さんがひょっこりと出てきました。
女優さん本人が、撮影をしたいということだったので、まだ到着していない2人に連絡して、プロダクションがスタジオの延長料金を払うということに落ち着き、再度メイクに入り、男優さんはスケジュールが合わないため、代役を立てて撮影を続行。
その日は無事に撮影が終わりました。
ですがこの女優さんは後日の撮影でも同じことを3度ほどしてしまい、メーカーさんに敬遠されてしまうようになってしまい、しばらく会うことはありませんでした。
10代の女の子には、荷の重い仕事だったのかも知れません。
年齢で人をはかるのはあまり個人的には好きではありません。
優秀な人は若くても優秀ですしね!
20代に入った彼女はトラブルなども聞いていないので、やるしかないと吹っ切れたのかも知れません。
私の勤めていた会社では、無理矢理女優さんを連れて来て撮影をするということは一切行っていません。
単体女優さんでデビューするということは、本人の意思も尊重されているものと思います。
だけど土壇場で嫌になっても逃げることができない環境というのは考えるべきものなのかもしれません。
プロ意識で乗り越えろと言ってしまえば、それまでなのですが、、、
単体出演10本以上出演のベテラン女優Hさん
この女優さんは当時S-1所属のギャルっぽくて巨乳の女優さんです。
現在はAV業界を引退されて、違う道を歩まれています。
この方は有名で、コンピレーションDVDなども発売されています。
そんなプロ中のプロの彼女も立てこもり事件を発生させてしまいました。
女優さんの入りの時間は7:00。入ると同時にメイクルームに立てこもってしまいました。
ベテラン女優さんの籠城行為に現場はざわつき、1時間ほど声かけをした後、プロデューサー、マネージャーに連絡し、駆けつけてもらいました。
2人が到着しても、出てくる気配がなく、事務所の社長さんも呼んで騒がしい雰囲気。
全員の力をもってしても、出て来てもらうことができず、お昼の12:00を過ぎてしまいました。
撮影ができないと判断して、この日はバラシに。
能天気な私は久しぶりに早く終わり、美容院に行ったのを覚えています。
バラシになった際の費用の負担は、契約書に書いてあるのですが、主たる原因になった人が負担するのですが、大体は、女優さん、プロダクション、メーカーで分けて払うことが多いそうです。
その日は理由がわからず、なんだったのだろうと思っていましたが、後日に話を聞くことができ、妊娠が発覚に気が動転したそう。
海外旅行に行った際に、一晩のアバンチュールにて妊娠してしまい、相手とも連絡を取る術がなく、困り果てて、撮影どころではなかったとのことです。
妊娠するのは人生のビッグイベントのため、パニックになってしまうのも理解できます。
先に伝えることはできなかったのだろうかと気になりますが、きっと理由を伝えて行きたくないと言っても受け入れてもらえないのがわかっていたから、立てこもり事件をしたのだろうと、少し胸が苦しくなりました。
大きなお金が動くっていうことは全員責任重大。
トップ女優になっていくには心身ともに健康であることが1番大事かもしれません。
AV業界は特殊な環境でメンタルが変になってしまうのも共感できます。
業界の当たり前は外の社会では極めて非常識で、びっくりすることもあります。
日々使用後のパンティを洗う業務
心が風邪を引いたなあと思ったら、みんなも少し立ち止まって一呼吸してください♡
体の不調は見えやすいけど、心は見えにくいですからね♡
なんか真面目になっちゃいましたが、次回もお楽しみにーーー!!
股にTーーー♡