【風俗講習】素股指導で事故発生!我慢できずにそのままセックスしちゃった話
とりあえず契約してくれそうなスカウト会社を確保
郷田社長の計らいで、契約を結んでくれそうな会社をいくつか確保してもらった。
「すみません、お手数おかけしてしまって」
『いいよいいよ!!ほんとは俺も小野君には協力してあげたいからね!』
ガハハ、と大きく品の無い笑い方をする郷田社長。
だが今はそんな笑い方さえも頼もしく見えてしまった。
私はすっかり冷めてしまったコーヒーを口に運び、少し気になっていたことを尋ねる
「郷田社長は高杉さんの後輩…にあたるんですよね?」
『そうそう!結構あの人には振り回されたよ!』
郷田社長の様な人間ですら振り回されるって、やはり昔からあの人の性格は健在なのだろう。
「高杉さんって昔はどんな人だったんですか?」
『うーん、そうだねぇ』
先ほどまで表情をあまり変えなかった彼は、何処か楽しそうに話し始めるのだった。
高杉の才能は昔から開花していたようだった
『あの人の行動力は凄かったよ、ほんとに!』
「僕もなんかあの人は目まぐるしく動いてるイメージあります」
『やっぱり今もそうなんだな(笑)ってことは小野君も振り回されてるんだ!』
「そう、ですね。あの人の考えることが突拍子無さ過ぎて、付いていくのに精一杯です」
『高杉さんは昔からそうだよ!でもそんな自分勝手が許されていたのは、それだけ成果残してたからだけど!』
「そんな色々功績を残してたんですか?」
郷田社長は胸ポケットから煙草を取り出して口に咥え、マッチで火を付ける。
『あ、小野君も吸っていいよ!』
「ありがとうございます。では失礼して」
一礼して私もタバコをふかす。気持ちが一気に落ち着く様な気がした。
『だってココつくったの高杉さんだし』
「えっ、ココってユグドラシルをですか!?」
『違う違う、このスカウト団体全体』
「えっ、えええ!?」
私は驚きのあまり動揺を隠せなかった。
この地域を牛耳る巨大なスカウト団体を作った創設者なんて、あまりに話が大き過ぎたからだ。
改めて感じた高杉の凄さと、浮かんだ疑問
『まぁ、高杉さんも当時ここまで大きくなるとは思ってなかったと思うけどね』
「それでも凄いですよ。郷田社長も創設のメンバーだったんですか?」
『いや、俺は立ち上げから1年くらいしてから入ったメンバー。そもそも創設者は高杉さんと現会長の二人だけ』
「かなり少ない人数で始めたんですね」
『そうそう、でも俺が入る頃には50人くらいの団体になってたんだけどね』
しかしここで私は一つの疑問が思い浮かぶ。
「高杉さんはどうしてこのグループに戻ってこないんでしょうか?創設者ならそれなりのポストがあると思うのに…」
「っていうか、そもそも何で辞めたのかも気になります…」
湧き上がる疑問を郷田社長に投げかける。
少し困った顔をしながら彼は口を開いた。
『高杉さんはね、捕まったんだよ』
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